黄葉のスイス

2010・9・27(月)〜10・12(月)


2010・10・6(水) サン・トゥルザンヌSaint-Ursanne遠望

   旅の計画と準備                 旅行費用と感想                    ハイキング♪♪

スケジュール

滞在地 日付 移動 訪問場所 ハイキング♪
Geneve 9/27
(月)
名古屋→
ヘルシンキ→
ジュネーブ
乗り継ぎとホテルの顛末!
St-Maurice 9/28
(火)
ジュネーブ→
サン・モーリス
〈ヴィラール〉
   ブルテイエ峠
@Villars→Barboleuse
9/29
(水)
〈レザン〉
   Berneuse展望台
〈サン・モーリス〉
   妖精の洞窟
Gstaad 9/30
(木)
サン・モーリス→
レ・ディアブルレ→
グシュタード
AIsenau⇔Lac Retaud
10/1
(金)
〈グシュタード〉
   ラウエネン湖
BRellerli→Schonried
Interlaken
West
Matten
10/2
(土)
グシュタード→
インターラーケン
〈ブリエンツ〉
   ロートホルン鉄道
CPlanalp→Brienz
10/3
(日)
シルトホルン展望台
10/4
(月)
〈グリンデルワルト〉 DBussalp→Bort
ETerrassenweg
10/5
(火)
バレンベルク野外博物館 FGiessbach→Iseltwald
Biel/Bienne 10/6
(水)
インターラーケン→
ビール/ビエンヌ
ポラントリュイ
サン・トゥルザンヌ
10/7
(木)
ラ・ヌーヴヴィル
サン・ピエール島
GLigerz→La Neuvevil
HElrach→Ile de St-Pierre
ILigerz→Twann
Epesses 10/8
(金)
ビール/ビエンヌ→
エペス
〈アヴァンシュ〉
   ローマ遺跡
JEpesses→Rivaz
10/9
(土)
ロマンモティエ
オルブ
Geneve 10/10
(日)
エペス→
ジュネーブ
サン・シュルピース
   ロマネスク教会
KSt-Sulpice→Lausannne
機内泊 10/11
(月)
ジュネーブ→
ヘルシンキ→
10/12
(火)
→名古屋

旅日記

9/27(月) ジュネーブは遠かった!

     名鉄は人身事故でダイヤが乱れていたが、一列車早いミュースカイに乗り、なんとか9:00前にセントレアに着いた。
     フィンエアーのカウンターではチェックインもすぐだった。名古屋→ヘルシンキ→ジュネーブの2フライトとも予約どおりの席だった。
     預けるカートは9.5kg。トレッキングシューズが入るとこれくらいになる。
     出国後のトラベレックスのレート(買い)は1CHF=90円となっていた。やはり現地での両替かキャッシングだ。

     ほとんど定刻11:00に離陸した。隣席が空いていてゆとりのフライトだった。
     だが、先日と同じく冷風が吹き抜けるのでフィールドジャケットとマスクで対応した。
     ビールを頼み、チキンに赤ワイン。
     フライトは順調で、15:15にヘルシンキ、ヴァンター空港に着いた。

     ところが、手荷物検査に大勢の人がいる。真面目に並んで15分はかかった。
     で、入国審査に進むと、なんと300人くらいの人が列をつくっている。ヤバいな・・・と思いつつ後についた。
     10分ほど並んだが、15:45くらいになってもまだ100人は前にいる。これは無理と判断し、最前列へ入れてもらった。
     他にも私より早いフライトの人が数人いた。
     やっと入国審査が終わり、走って走って搭乗ゲート22aへたどりついたのが、離陸20分前の15:50だ。
     ボーディングパスをチェックしてもらうと、バスが来るので待つように言われた。
     他にも私と同じく名古屋→ジュネーブのコネクションフライトを待つスイス人青年Aがいた。
     バスは数分で下に来た。で、2人で階段を下り、乗り込んだ。ところが、運転手はエンジンを切るではないか!?
     思わず運転席にかけよって、ジュネーブへの出発は大丈夫か、と聞いた。緩慢にうなずくだけだ。
     16:05になり再び運転手にかけよるが、対応は変わらず。英語が通じてないのかなあ。
     スイス人青年Aも、飛行機は僕たちを待っているから大丈夫だよ、と暢気なことを言っている。
     この時もっと強く運転手に迫るべきだったと、あとで反省。
     16:20ころにもう一人遅れてきた日本人青年Bも加わり、16:28くらいにバスが発車した。
     やれやれと思っていたら、バスは空港の端のあたりまで行ったが突然ストップし、運転手が無線でなにやら連絡。バスは引き返した!!!
     どうやら私たちが乗るはずのAY869はすでに出発したか、もしくはもう搭乗が無理な状態だったのだろう。

     離陸20分前に搭乗ゲートへ走りこんでいるのだから、じゃばらで接岸している飛行機ならば間に合っただろう。
     また連絡バスの運転手と搭乗ゲートの係員の話がうまくいってなかったのかも。
     定刻フライトでトランジット60分だとこういうこともあるのね。

     とにかく3人は出発ロビーにもどされ、トランジットカウンターへ行くことになった。
     22aに係りのおじさんの姿はなくて、近くのカウンターへ行った。数人が列を作っていた。
     同じフライトの日本人女子Cも加わった。
     フィンエアーの次のジュネーブ便は翌日だ。ホテルはどうしてくれるのかな?
     だがどうやら他のフライトを探してくれるらしい。ここでは発券できないから下のカウンターへいくように言われた。
     4人で2つ下のフィンエアーカウンターへ行きしばらく待った。
     ルフトハンザのミュンヘン経由が乗せるとのこと。LH3115とLH3694で、ジュネーブ着は22:40だって。あー!
     これではサン・モーリスへ列車で行くのは無理だ。(最終がたぶんジュネーブ空港を22:27なのだ)
     かといってタクシー代もそうとうな額だろう。それに荷物はどうなっているのか。
     22aにいた係員が、どうしたんだ?と様子を見にきた。こっちが聞きたいよっ!

     数人分がいっしょになった電子チケットをもらい、第一ターミナルの搭乗ゲートへ移動した。
     18:55発のヘルシンキ→ミュンヘンのルフトハンザはなんと19:20に出発が変更されていた。
     ほんとにジュネーブまで行けるのかいな?
     日本人青年Bのケータイを借用し、サン・モーリスのホテルへ電話を入れた。今夜は行けなくて、明日になるのでよろしく。
     カフェでコーヒーとチョコケーキで一息ついた。なりゆきにまかせるしかない。

     19:10くらいに搭乗ゲートへもどり、カウンターでようやく2フライト分の搭乗券をもらった。
     19:30くらいに離陸したルフトハンザは雲の中を飛び、けっこう揺れた。


4人の不安を象徴するような暗雲と夕焼け

     軽食やビールなども出てサービスはよい。時差が1hあり、20:45にミュンヘン着。
     G15へ移動。
     乗り換えはすぐで21:05に搭乗開始。やれやれ。荷物が気になるわ。

     ミュンヘン→ジュネーブの機材はAugsburgナントカで2:2のシートだった。
     1h弱の短いフライトだったが、チーズサンドにチョコヌガー、ビールやワインも頻繁にサービスされていた。
     22:45にジュネーブに無事到着。

     さて、問題の荷物だ。ルフトハンザのターンテーブルには当然出てこなかった。
     事務所へ行ってEチケットに貼り付けた半券を見せて調べてもらう。
     幸運にも別室にちゃんと保管してあった。書類にサインして受け取る。この時点で23:15だ。

     ロビーに出てUSBのキャッシングマシーンで500CHFを借りた。
     スイス人青年Aが無料チケットを取ってきてくれ、歩いてすぐの空港駅へ行った。
     SBB23:27でジュネーブ・コルナヴァン駅へ行くつもりだった。
     念のために日本人女子Cのケータイを借りて、あてにしていたホテルに電話した。
     ところが、なんと今夜は満室だというではないか!
     深夜にホテルを探して中央駅近辺をさまようのもイヤだ。

     で、空港近辺でホテルをさがすことにして引き返し、タクシー乗場へ行った。
     空港近くのホテルへ行って、というと予約無しではダメ。到着ロビーで予約しろという。
     だが到着ロビーの案内カウンターはすべてもう閉鎖されていた。(22:00で終了)
     空港のロビーで野宿することも一瞬頭をよぎったが、初日から不眠というのもなあ・・・。
     再びタクシー乗場へ。タクシー3台くらいに断られた。
     5台目くらいに頼み込み、ウロ覚えのホテル・イビスへ行ってもらった。
     ジュネーブ空港近くのホテルはガイドブックに載っていないし、調べてもいなかった。
     10分くらい走ってイビスに着いた。30CHF。
     ホテル・イビスのレセプションではなにやら取り込み中。私の番になった。なんと、ここも満室だと。
     困った困った。絶体絶命だ。
     と、近くのホテルを紹介してくれるという。値段を聞くと電話してくれて165CHFだと。
     高いがこの際仕方がない。野宿よりマシだ。
     先に来ていた欧系青年も同じパターンらしくて、タクシーをワリカンで同乗することになった。

     タクシーは暗い住宅街を走り、10分ほどでホテル・エタップに着いた。やれやれ。32CHFで15CHF支払う。
     Etap Hotel Ptit-Lancyは165プラスTaxで167.3CHF。地図と無料の交通券ももらう。深夜24:16だ。
     部屋に入りドアの値段表を見ると、普段は95CHFで特別日は165となっていた。見本市でもあるのかも。
     部屋はフローリングで、ベッドはダブル、上にもう一人の2段ベッドだった。
     アメニティはせっけんだけだが、可動式のシャワーでまだ新しい感じだった。
     1:00過ぎに就寝。

     まともならば18:10にジュネーブに到着できたのが、22:40と4h30もの大遅れ。
     フィンエアーの連絡ミス?もさることながら、私個人の判断力ももひとつだった。
     思えば手荷物検査で前に出るべきだったし、入国審査ももっと早く先にしてもらうべきだった。
     ただ荷物を当日中に受け取れたのは不幸中の幸いだったが。

     ところで、エタップでチェックインを待っていると私の後ろに日本人女子Cが来たではないか!
     彼女はジュネーブ駅近くのホテルを予約していたはずなのに。
     聞くと、ホテルに行ったらすでに他の人を泊めてしまっていたとか。なんのための予約かしらん。
     
     初日のホテルは空港から電車で1h30かかるサン・モーリスではなくて、せめてジュネーブ駅近辺にしておくべきだった。
     それも日本払いで。


(9/28朝撮影)      ジュネーブ近郊で1泊したホテル・エタップ

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