黄葉のスイスE 2010
10/2(土) 青空のブリエンツァー・ロートホルン 試練の下りハイク
今日はインターラーケンへの移動日。空はなんともいえない。ツヴァイジンメンに着いてから考えよう。
7:30朝食へ。パンにクロワッサン、ハム・チーズ、ヨーグルト、フルーツとたくさんいただく。
8:40チェックアウト。天気予報を聞くと雨は降らないとのこと。
グシュタード駅の自販機はカード不可だったので、窓口でインターラーケン・ヴェストへのチケットを買った。
自販機の方がチケットが小さいので好きなのだが。
9:05のツヴァイジンメン行に乗ると、だんだん雲が増え、リンダーベルク方向も思わしくない。
RinderbergからHorneggliへのハイキングがよさそうだったのだが、あきらめがかんじん。
インターラーケンへ直行しよう。9:37ツヴァイジンメン発に乗る。
だが、今日は何をしようか? 電車の中であれこれ勘考。(ゴールデンパスラインの時刻表小冊子が役立った)
東へ行くにつれ空はだんだん晴れてきた。ロートホルン鉄道に乗ることにしよう!
荷物はこの際ブリエンツまで持っていこう。ホテルへ行くと1hはロスだし、オストで預ける時間はない。
10:21シュピーツ着。乗り換え12分中にInterlaken West→Brienz往復のチケットをマシンで購入。
オスト乗換えでブリエンツに11:22着。
ホームにあるロッカー(大)へカートを入れる。5CHF。
道路を渡ってブリエンツァー・ロートホルン鉄道の窓口へ。半額で往復40CHF。
左側前から3番目に座った。
空はよく晴れてきて多少雲はあるものの、最高の登山日和だ。
おもちゃのような蒸気機関車に押し上げられ、11:45に発車した。
高度を上げるにつれ、ブリエンツ湖が美しい。
プランアルプを過ぎると山肌がすごく芸術的だ。
頂上近くは岩の世界で積雪もあり、色の変化がきれい。ほんとに迫力があって雄大な風景。
12:45にロートホルン着。
アイガーにメンヒにユングフラウ、その他の山々もよく見える。ブリエンツ湖方向も美しい。
右にアイガー、重なってメンヒ、そしてユングフラウ
反対側も絶景だった
レストランは混んでいたので遠慮した。
13:28で引き返し、14:02プランアルプで下車した。ここから歩くことにした。
まずはレストランで、ビールとソーセージ付スープ。スープは濃厚ポタージュで美味。ヴルストもボリュームあり。計17CHFは安いかも。
14:50ブリエンツに向けて歩き始めた。
1341m→566mなので覚悟はしていた。赤線無しのWanderwegだが、どうもおばさんの脚では難度のレベルがちがうようだ。
1h45のところ2hかかった。
歩き始めはゆとりだった・・・
すぐに傾斜のきつい石ころだらけの細い坂道がえんえんと続き、ほんとにメゲそうになった。
鉄道に沿って歩く部分もあった。
歩き始めて1h後に滝が現れ、橋をなんどか渡り、渓流沿いに下り続ける。膝がガクガクしする。
疲労困憊の滝から30分歩くと、ブリエンツの町が見えた!
ブリエンツにだいぶ近づいたころ、上がってくるお爺さんが一人、70歳以上の感じ、すごいね。
その後は犬連れのカップルが現れただけだ。
市街地が近くなると草むらに潜む黒猫や道路に横たわるミケなど、猫が多いところだね。
16:50ようやくブリエンツ駅に着いた。
トイレでTシャツを脱いだはよいが、ロッカーからカートを取り出した後で、Tシャツをなくしたことに気づいた。
17:00の電車でオストへもどり、乗り換えてヴェストへ。
カートを引いてマッテンへ向かう。以前にも滞在したことのある町だ。
ホテル・テルは星なしあるいは★なので、期待はしていなかった。
レストラン内にレセプションがあり、リフトはない。
バスタブ付シングルをくれたが、しばらくしてルームライトが点かないことに気づいた。
部屋を替えてもらい、こんどはダブルのシャワー付。バスタブは惜しいが、暗いよりシャワーのみがよし、と。
廊下にはレンジ、湯沸かし器、水、インスタントコーヒー、ティーバッグなどが置かれていて気が利くわ。
さっそくコーヒーを入れて休憩させてもらった。
ヴェストの駅まで歩き(15分くらい)、駅横の店でカレーチキンパンと野菜ジュースを購入。
ホテルでもらったInterlaken Visitor's Cardでバスは無料だった。ありがたいわ。
マッテンからヴェスト、オスト、ヴィルダーズヴィル、イセルワルトまでも無料。
これのおかげで遠慮なくバスを利用できた
インターラーケンで4泊したHotel Tell 共用コンプリメント