黄葉のスイスK 2010
10/8(金) アヴァンシュ散策とラヴォー地区葡萄畑ハイキング
6:50起床。7:40朝食へ。
パンとコーヒー、ジュースだけの朝食はちょっと淋しい。
荷造りをし、トレッキングシューズを履いた。
チェックアウトしようとレセプションへ行くと鍵がかかっていた。1Fレストランへ返しに行ったら、ちょうどオーナーが出勤したところだった。
今朝も昨日と同じく空はどんより状態だ。
フニコラーレでMagglingenへ登り、眺望のよいハイキングを楽しもうと期待したのだが。(Twannbachschlucht)
これでは道に迷わないか不安、中止。
当初の予定どおりアヴァンシュAvenchesへ行こう。
ビール駅前はいつも怪しい人がたむろしている。都会だわ。
自販機を操作し、Avenches,Lausannne経由でEpessesまでのチケットを購入した。19CHF。
9:16発の電車に乗る。ビール湖は今朝もまた霞んでいた。
9:32にヌーシャテル到着。9:36発に飛び乗り、10:00ムルテン着。10:03発でアヴァンシュに10:10着。
アヴァンシュは想像どおりの小さい駅だ。
ロッカーはないとわかっていたが、窓口で聞くと5CHFで預かってくれた。有人駅でよかった。
同じ電車で高校生のグループが下車し、集合していた。
城らしい建物に向かって坂を上がる。なかなか立派な城だ。窓の模様がよい。
アヴァンシュの城
ルネサンス様式のファサードと中庭にある門
中庭では小学生が動き回っている。校舎が城の一角にあるようだ。
別館の新しい建物は展示施設のようだが、城自体は公開している気配がなさそうだ。
赤ちゃん連れの若い女性が話しかけてきて、アヴァンシュの見所を教えてくれた。親切!
さっそく教わったとおりに行動した。
円形闘技場へ
円形闘技場はとても規模が大きくてうまくカメラに収まらない。
修復してあるが、昔のままの石も残されていて、想像させてくれる。
見学者もちらほらいる。
博物館は10月は午後だけの開館で、残念だ。
社会見学の生徒たち
円形闘技場からの眺め
背後に向かって歩いていくと緑地が広がり、やがてローマ劇場に行き当たった。
ここも石壁がけっこう残っていた。この石段に座って演劇を鑑賞したのね。
アザミやその他の花もたくさん咲いていた。
草深く、濡れていたのでトレッキングシューズにしてきて正解だった。
ローマ劇場
ローマ劇場のすぐ近くにある神殿?跡
神殿?の跡も見学し、駅にもどった。
カートを受け取り、ローザンヌ、エペスへのタイムテーブルを出してもらった。
アヴァンシュ12:11発でPayenne12:24着。駅構内のスタンドでパン2個とコーヒーを買った。
12:38発でローザンヌに13:36着。14:00発でエペスEpessesに14:12。
エペスは以前にちょっと立ち寄ったことがある。荷物があると階段がたいへん。失敗したか?
まあでも徒歩5分でホテルInterEuropeに到着だし。
チェックイン時、支払い済みだが宿泊カードに記入。23時以降は閉めるとのこと。
部屋は葡萄畑側を選んだ。レマン湖側は鉄道と道路で騒音が気になるかも。
だが部屋に入ると窓のすぐ前には石垣が迫っていて上方しか眺められない。まあ、いいけど。
部屋は広いツインでバスタブ付だ。リビングセットもあり、タオルも3種あった。
ローザンヌ(Epesses)で2泊したホテルConfort InterEurope
15:00外出。葡萄畑の散策だ。
階段を上がってRivazまで1h30歩くことにした。
石段をよじ登ると散策路に出る
ここの葡萄畑は世界遺産になっているだけあってとても迫力がある。
斜面全体に広がる葡萄、その上は山の紅葉、下にはレマン湖が輝く。少し霞んではいるが、すばらしい光景だ。
エペスの葡萄畑(中央上は泊っているホテル)
ビール湖地区と同じく刈り入れ作業をしている。
滑車があったり、レールを敷いてあったりと、斜面はたいへんだね。
歴史のありそうなカーブがあり、説明板が設置されていた。ハイキングする人もたくさんいる。
Rivazの町
Rivazの町もワインづくりの家が多かった。商店はあまり見かけない。
16:30にはRivazの駅に着いた。ここも無人駅で1hに1本電車がある。
ローザンヌかヴヴェイかで迷い、ヴヴェイに行くことにして時間をつぶした。
猫に遊んでもらったり、ホテルのテラスでコーヒー3.5CHFを飲んだり。
17:16の電車でヴヴェイへ。
駅近くのCOOPは休んでいて向かいのマノーラへ。
海老サラダとリベラで10.6CHF。駅でパンを買い、17:41の電車でエペスに引き返した。
今日はアヴァンシュの観光ができたし、世界遺産ラヴォー地区の葡萄畑をハイキングできてよかった。
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