秋のスイス旅行計画2010

これまでの5度のスイス旅行はほとんどが夏シーズンだった。秋はどんなものかと行きたくなった。
8月から航空券を探すがけっこう高い。9月に入ってようやく決定し購入した。ジュネーブin&outなので、旅程はそれにあわせよう。
9月末〜10月だと標高の高いところはもう冬かもしれない。
山岳鉄道の営業は要確認。ハイキングも無理のないところで楽しみたい。
5箇所で連泊・・・エーグルあたり、グシュタードあたり、インターラーケン、ビール湖あたり、ローザンヌあたりでホテルを検討する。

■ 航空券   フィンランド航空で名古屋ジュネーブ往復。トータルで13万円弱。
■ ホテル   バス付朝食付シングルで60〜95CHF〜9900円となった。バルト三国のようにはいかない。
          14泊でなんとか10万円におさめたいが、なんとかなるだろうか。最近は1CHF=約84円と好レートだ。

【スケジュール】
名古屋→(ヘルシンキ)→サン・モーリス3泊→グシュタード2泊→インターラーケン4泊→ビール/ビエンヌ2泊→ローザンヌ2泊→ジュネーブ1泊→(ヘルシンキ)→名古屋
という14泊16日だ。
【行動予定】
     サン・モーリスから   ヴィラール、レザンあるいはシャンペリなど
     グシュタードから    近辺のハイキングコース
     インターラーケンから   ロートホルン鉄道、シルトホルンなど未訪問地。グリンデルワルトまわりのハイキングコース。
     ビール/ビエンヌから   ビール湖まわりのハイキング。ジュラ地方の町歩き。
     ローザンヌから   2年前に訪ねそこねた町(ロマンモティエなど)
【鉄道パス】
     今回は長距離移動が少ないので、半額カードを利用するつもり。

情報収集
     インターラーケン近辺はガイドブックが大いに参考になる。
     それ以外は観光局のHPなどが頼りだ。英語のページがあればまだなんとかなるが、独語仏語だと手に負えない。
     使えそうな地図などはプリントする。
     ハイキングはなるべく低地で(1500m以下)計画し、現地の天候や道路状況をみながら歩きたい。

準備

   荷物はいつものように小キャリーカート、リュック、ショルダーバッグの3点セットだ。
   9月下旬のスイスの天候を調べると、標高500m地点で最低は5℃以下、最高でも12〜17℃程度のよう。
   雨や曇りの日だともっと低い。防寒対策も必要みたいだ。カートはこれまでで最も重くなるかも。10kg近い。
        グシュタードは9/26に雪の予報が出ているサイトもあった。
        雨も多いみたいだし、臨機応変の旅程や服装が必要だわ。
   バウチャーのコピーやカード保険のマニュアル関係などなど、念のためのいつもの支度。
   捻挫用のサポーターなど、温湿布に冷シップ、使い捨てカイロなどなど。

   往路ジュネーブへのヘルシンキ乗り継ぎは1hなので7月(ストックホルムへは50分)と同じような感じ。
   なんとか順調なフライトでありますように!

スケジュールへ             では、そろそろ出発♪

※ 10月12日(火)午前中に無事に帰国。ヘルシンキからのフィンエアーは団体さんが多くて満席だった。  
  帰りはほんとにスムースだったが、
行きはとっても酷い目に会い、たいへんだった。
  9月末〜10月のスイスは爽やかな空気で、空が曇っていても湿度は低い。
  全体的に曇りや霧の日が多く感じた。黄葉は予想通りにすばらしかった。
  葡萄畑の景観や収穫の眺めには豊穣な気分を満喫させてもらった。
  だが、ハイキングを楽しむならやはり夏がいい。コースの選択肢が多いし、花を愛でる楽しみがある。

旅行費用     329783円 (14泊16日)

     航空券 97000円  サーチャージ 25000円 税その他 6340円      計128340円

宿泊費 食費 交通費 観光 土産 荷物預け トイレ チップ
104576円 41365円 43788円 3149円 3291円 1299円 208円 173円 197849

     日本で     2585円
     フィンランドで 1009円

     1CHF=86.6円という好レートで、まず予想していた旅行費用となった。
     ただ往路のアクシデントで、ジュネーブのタクシー代45CHFとホテル代約80CHFが余分にかかり、10830円の負担増だった。

感想

■ ホテル

宿泊地 ホテル名 泊数 形態 予約料金 実払い金額 予約サイト 評価
ジュネーブ Etap 1 Wシャワー素泊まり 14614円 飛び込み
サン・モーリス La Den-duーMidi 2 Wシャワー朝食付 87CHF 7534円 Booking
グシュタード Posthotel Rossli 2 Tシャワー  〃 96CHF 8485円    〃
インターラーケン Tell 4 Wシャワー  〃 60CHF 5201円    〃
ビール/ビエンヌ Artus GmbH 2 Wシャワー  〃 80CHF 7010円 Biel観光局
エペス InterEurope 2 Tバスタブ  〃 8100円 ポイント使用6600円 オクトパス
ジュネーブ Swiss 1 Tバスタブ  〃 9900円 9900円 楽天

     14泊で104576円、1泊平均約7470円。初日の金額が響いている。
     内容はまずまずだった。
     La Den-du-MidiとArtus GmbHは昼前でも部屋に入れてくれた。
     Tellは共用コンプリメントがあり、宿泊料金も5201円と安かった。おトク感のあるホテルだった。
     またジュネーブとインターラーケンはゲストカードが配られ、電車・バスの近距離フリー、入場割引などがあった。

■ 食事  これまでの旅行で最低の内容だったかも。  1日平均3181円。
       レストランでの外食回数は少ない。特に夜は皆無だ。
       体調もあるが、17:00をまわると暗くなりうすら寒くなるので、わざわざ外出する気が失せる。
       山のレストランでのランチはたいした内容でなくても、風景がよいためか美味しく感じた。
       旅行者らしい食事というと、サン・ピエール島でのビール湖産の魚とトワン産の白ワインくらいだ。
       シルトホルンのビュッフェはいい値段だった。場所的に無理はないかも。

■ 観光
    山    ロートホルン鉄道とシルトホルンは晴れの日を選んで行ったので、最高の景観を楽しめた。
         10月は観光客の数が夏ほどではなく、ゆっくり観光できた。
    小さな町  特にサン・トゥルザンヌとロマンモティエは雰囲気のよいところだった。
            アヴァンシュのローマ遺跡も印象深い。霧の日でもそれなりに美しい。
    ハイキング 連日の下りハイクで膝を痛めた。特にロートホルンの途中プランアルプからの下りは厳しかった。
            不幸中の幸いで、膝サポーターを2日ほど使用し、なんとか回復した。
            曇りのことが多くて、低地中心のハイキング。ダイナミックな眺望はのぞめなかった。
            ビール湖とラヴォー地区の葡萄畑はこの時季ならでの景観を楽しめた。

■ その他
     猫♪  無意識のうちにカメラにおさめていた。
          どの子も身奇麗で栄養もいきわたっている様子。さすがにスイスの猫!
     黄葉は平地(といっても標高500mくらい)でもきれいだった。

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