これまでの5度のスイス旅行はほとんどが夏シーズンだった。秋はどんなものかと行きたくなった。
8月から航空券を探すがけっこう高い。9月に入ってようやく決定し購入した。ジュネーブin&outなので、旅程はそれにあわせよう。
9月末〜10月だと標高の高いところはもう冬かもしれない。
山岳鉄道の営業は要確認。ハイキングも無理のないところで楽しみたい。
5箇所で連泊・・・エーグルあたり、グシュタードあたり、インターラーケン、ビール湖あたり、ローザンヌあたりでホテルを検討する。
■ 航空券 フィンランド航空で名古屋ジュネーブ往復。トータルで13万円弱。
■ ホテル バス付朝食付シングルで60〜95CHF〜9900円となった。バルト三国のようにはいかない。
14泊でなんとか10万円におさめたいが、なんとかなるだろうか。最近は1CHF=約84円と好レートだ。
【スケジュール】
名古屋→(ヘルシンキ)→サン・モーリス3泊→グシュタード2泊→インターラーケン4泊→ビール/ビエンヌ2泊→ローザンヌ2泊→ジュネーブ1泊→(ヘルシンキ)→名古屋
という14泊16日だ。
【行動予定】
サン・モーリスから ヴィラール、レザンあるいはシャンペリなど
グシュタードから 近辺のハイキングコース
インターラーケンから ロートホルン鉄道、シルトホルンなど未訪問地。グリンデルワルトまわりのハイキングコース。
ビール/ビエンヌから ビール湖まわりのハイキング。ジュラ地方の町歩き。
ローザンヌから 2年前に訪ねそこねた町(ロマンモティエなど)
【鉄道パス】
今回は長距離移動が少ないので、半額カードを利用するつもり。
情報収集
インターラーケン近辺はガイドブックが大いに参考になる。
それ以外は観光局のHPなどが頼りだ。英語のページがあればまだなんとかなるが、独語仏語だと手に負えない。
使えそうな地図などはプリントする。
ハイキングはなるべく低地で(1500m以下)計画し、現地の天候や道路状況をみながら歩きたい。
荷物はいつものように小キャリーカート、リュック、ショルダーバッグの3点セットだ。
9月下旬のスイスの天候を調べると、標高500m地点で最低は5℃以下、最高でも12〜17℃程度のよう。
雨や曇りの日だともっと低い。防寒対策も必要みたいだ。カートはこれまでで最も重くなるかも。10kg近い。
グシュタードは9/26に雪の予報が出ているサイトもあった。
雨も多いみたいだし、臨機応変の旅程や服装が必要だわ。
バウチャーのコピーやカード保険のマニュアル関係などなど、念のためのいつもの支度。
捻挫用のサポーターなど、温湿布に冷シップ、使い捨てカイロなどなど。
往路ジュネーブへのヘルシンキ乗り継ぎは1hなので7月(ストックホルムへは50分)と同じような感じ。
なんとか順調なフライトでありますように!
※ 10月12日(火)午前中に無事に帰国。ヘルシンキからのフィンエアーは団体さんが多くて満席だった。
帰りはほんとにスムースだったが、行きはとっても酷い目に会い、たいへんだった。
9月末〜10月のスイスは爽やかな空気で、空が曇っていても湿度は低い。
全体的に曇りや霧の日が多く感じた。黄葉は予想通りにすばらしかった。
葡萄畑の景観や収穫の眺めには豊穣な気分を満喫させてもらった。
だが、ハイキングを楽しむならやはり夏がいい。コースの選択肢が多いし、花を愛でる楽しみがある。
航空券 97000円 サーチャージ 25000円 税その他 6340円 計128340円
宿泊費 | 食費 | 交通費 | 観光 | 土産 | 荷物預け | トイレ | チップ | 計 |
104576円 | 41365円 | 43788円 | 3149円 | 3291円 | 1299円 | 208円 | 173円 | 197849円 |
日本で 2585円
フィンランドで 1009円
1CHF=86.6円という好レートで、まず予想していた旅行費用となった。
ただ往路のアクシデントで、ジュネーブのタクシー代45CHFとホテル代約80CHFが余分にかかり、10830円の負担増だった。
■ ホテル
宿泊地 | ホテル名 | 泊数 | 形態 | 予約料金 | 実払い金額 | 予約サイト | 評価 |
ジュネーブ | Etap | 1 | Wシャワー素泊まり | 14614円 | 飛び込み | 〇 | |
サン・モーリス | La Den-duーMidi | 2 | Wシャワー朝食付 | 87CHF | 7534円 | Booking | ◎ |
グシュタード | Posthotel Rossli | 2 | Tシャワー 〃 | 96CHF | 8485円 | 〃 | 〇 |
インターラーケン | Tell | 4 | Wシャワー 〃 | 60CHF | 5201円 | 〃 | ◎ |
ビール/ビエンヌ | Artus GmbH | 2 | Wシャワー 〃 | 80CHF | 7010円 | Biel観光局 | 〇 |
エペス | InterEurope | 2 | Tバスタブ 〃 | 8100円 | ポイント使用6600円 | オクトパス | 〇 |
ジュネーブ | Swiss | 1 | Tバスタブ 〃 | 9900円 | 9900円 | 楽天 | ◎ |
14泊で104576円、1泊平均約7470円。初日の金額が響いている。
内容はまずまずだった。
La Den-du-MidiとArtus GmbHは昼前でも部屋に入れてくれた。
Tellは共用コンプリメントがあり、宿泊料金も5201円と安かった。おトク感のあるホテルだった。
またジュネーブとインターラーケンはゲストカードが配られ、電車・バスの近距離フリー、入場割引などがあった。
■ 食事 これまでの旅行で最低の内容だったかも。 1日平均3181円。
レストランでの外食回数は少ない。特に夜は皆無だ。
体調もあるが、17:00をまわると暗くなりうすら寒くなるので、わざわざ外出する気が失せる。
山のレストランでのランチはたいした内容でなくても、風景がよいためか美味しく感じた。
旅行者らしい食事というと、サン・ピエール島でのビール湖産の魚とトワン産の白ワインくらいだ。
シルトホルンのビュッフェはいい値段だった。場所的に無理はないかも。
■ 観光
山 ロートホルン鉄道とシルトホルンは晴れの日を選んで行ったので、最高の景観を楽しめた。
10月は観光客の数が夏ほどではなく、ゆっくり観光できた。
小さな町 特にサン・トゥルザンヌとロマンモティエは雰囲気のよいところだった。
アヴァンシュのローマ遺跡も印象深い。霧の日でもそれなりに美しい。
ハイキング 連日の下りハイクで膝を痛めた。特にロートホルンの途中プランアルプからの下りは厳しかった。
不幸中の幸いで、膝サポーターを2日ほど使用し、なんとか回復した。
曇りのことが多くて、低地中心のハイキング。ダイナミックな眺望はのぞめなかった。
ビール湖とラヴォー地区の葡萄畑はこの時季ならでの景観を楽しめた。
■ その他
猫♪ 無意識のうちにカメラにおさめていた。
どの子も身奇麗で栄養もいきわたっている様子。さすがにスイスの猫!
黄葉は平地(といっても標高500mくらい)でもきれいだった。