【廃墟マニヤ File001】
H島礦(長崎県)
(その19)
ところでこのH島小中学校、実は土台が激しく流失しており、かなり危険な感じです。これを知っていると、先ほどの風が更に数度涼しく感じられるはずです。
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迎えの船が来るまでまだ少し時間があるので、再び67号棟へ。
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うーん、結構気に入りました。
最近外に放置されたとおぼしき椅子を撮ったりしているうちに、迎えの船を出すとの連絡が入りました。実はかなり風が強くなってきており、帰りが心配になっていたので、ほっとします。
激しく揺れる船に転がり落ちるように飛び移り(カメラなどを持っているというのもありますが、島の周囲は潮の流れが速く危険なので落ちるのは避けたいところです)、なんとか無事脱出!
そんなわけで(?)島に別れを告げました。もう当分来ることはないだろうと感傷的になっていたら、頭から波をかぶってびしょ濡れです!
夕日が沈むのを待って陸から撮影しました。建物の崩壊が進んでいる一方で、ライトアップや観光客を上陸させる計画なども進行中というこのH島。いずれにせよ、次に訪れたとき違った姿になっているのは間違いなさそうです。
※2009年4月22日より一般公開が開始され、上陸が可能になりました。とはいえ、指定された鉱場側の数百メートルの範囲から外に出ることはできないようですが……。
END
(2003.11/2004.7)
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