【廃墟マニヤ File001】
H島礦(長崎県)
(その3)
灯台だけが新しい建造物のように見えますが、実際は護岸なども補修されているようです。岩山の上にある四角い構造物は貯水槽。
H島神社の残った社の部分が見えてきました。思っていたより大きいですね。
東側に回ってくると、また巨大な建物群が出現。
レンガの建物は変電所でしょうか(どうやら捲座といわれる巻上機のあった建物のようです)。
右側は小中学校。ガラスもなくなった窓から向こうにくっきりと空が見え、この建物が死んで抜け殻になってしまっていることを改めて感じさせます。
屋根や壁が飛ばされてしまった体育館。
学校の正面側に回っていくと、船着場が見えました。でも上陸できないまま船は島を回っていきます。
……このまま船は島を離れていくのでした。
でも、冒険をしたくない人にはこういった周遊観光船はオススメです。思ったより近くまで接近してくれるので、かなり迫力ある姿を安全に見ることができます。また、上陸してしまうと当然島の周囲からの姿を見ることはできないので、上陸を企てている人にもオススメします。
結局この時は、上陸方法についての情報を手に入れることはできたのですが、日程の関係で泣く泣く東京へ帰ることになりました。
(続く)
(この頁最初へ)