【廃墟マニヤ File001】
H島礦(長崎県)
(その14)
途中から左手に入ってみると、職員合宿所と礦長社宅跡らしきところに出ました。木造だったため残骸しか残っていないようです。
木造3階建ての職員社宅12号棟の跡?
ちなみに「鉱員」は炭坑で実際に労働していたいわゆるブルーカラー、「職員」はホワイトカラーの人をそう呼んでいたとのこと。職員の住居は、波の被害を受けにくい山の上に設けられていました。
トマソンになってしまった階段。
風呂場の跡が残っていました。これが共同浴場だったとすると、ここは8号棟の跡でしょうか。あるいは職員クラブハウスの7号棟の浴場かも?
ちなみに現在この岩山の裏側にいます。
貯水槽の真下に到達しました。小さな島ではどこでもそうですが、H島でも昭和32年(1957年)に海底水道が布設されるまでは、ずいぶん水に苦労したようです。
再び「やまみち」に戻り先へ進みます。
こちらからH島神社に上がれるかと思ったら、かなり劣化が進んだ階段に出てしまいました。私は危なそうだと思ったらやめるタイプなので、悩んだ末、ここはパスすることにしました(根性無しと思われるかもしれませんが、1人で行動している場合、用心しすぎるぐらいでいいと思っています)。
すぐ上に見えているのですが……。
(続く)
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