コルリクワガタ




2013年野外撮影のペア


累代を確立させ色変異の強い産地の物を累代したいのですが、
なかなか難しいです。野外品の産卵〜羽化は、それ程難はありませんので、採集出来た方は、是非、挑戦してみてください!

産卵使用中資材
■産卵材■
基本的にホダギベースの仕込み材を使用しています。
褐色のB材で、加水後、カビが、出ない材であれば、OKです。
硬さは、あまり柔らかすぎない材です。
(結構硬めでもOKで、柔らかすぎるとマークばかりで、産んでいませんし、幼虫の餌として持ちませんし、蛹化での死亡率が上がります。)
野外などでの産卵済みの材もそんなに柔らかい材ではありません。

■マット■
幼虫は、マットにも出てきますが、基本材飼育になります。
産みすぎた場合は、マットで育っていく場合もありますので、
比較的熟度の浅いタイプで、雑虫の誘発低めのマットが、
オススメです。当店のマットでは、L-ZERO・L-ZERO MIX-1
辺りが、オススメです。冬季対策品のL-ZERO熟より、通常の
ZEROが、オススメで、5月からは、両方選択可能で、指定が、
なければ、L-ZEROが、出荷されますので、問題ないと思います。
幼虫使用中資材
■マット■
基本的に、産卵セットのまま飼育します。
コルリの幼虫は、比較的割り出し、マット交換などに、弱いので、触らない事と長期放置である為、状況により、水分、通気コントロールが、必要となります。
マットの劣化が、激しい場合、マットのみ交換しても良いと思います。

高温で飼育しますと産卵した年の晩夏位に羽化し出てきてしまいます。当然産卵は、出来ません。

コルリの難しい部分は、羽化時期、冬眠の温度だと思われます。

■飼育環境■
高山ですので、基本涼しい環境で、四季の温度変化が、必要です。