▼ 2015/07/10(金) サイト更新 - ドラゴンスレイヤー
【お知らせ】
本日の更新は「ドラゴンスレイヤー」の紹介です。
PCマガジン1985/06号に掲載されたPC-8801版をPC-8001mkIIに移植しました。
これまで本作はまともに遊んだことがなかったのですが,良く出来た面白いソフトですね。
移植作業中も動作確認と称してクリアするまで遊んでしまうことがしばしばあり,大幅に作業が遅れてしまいました。
コンバータも公開しましたので,興味のある方はお試しください。
本作品もハイドライドと同様にROM内ルーチンを使用しないオールマシン語で作成されているので,とりあえず動くようにするだけなら簡単でした。
ハイドライドの時は空きメモリが無いのでデータを圧縮するなどの対応もしていましたが,こちらはN88-DISK BASICでロードできるようになっているためか実行時には結構な空きメモリが存在していたので,PC-8001mkII用サブルーチンの埋め込みも問題なかったです。
1つだけ問題になったのは,キャラクタの重ね合わせ処理でした。
ハイドライドでは背景とキャラクタの重ね合わせ処理をソフトウェア処理で行っていたのでそのまま移植できましたが,本作は背景にGVRAM0/キャラクタにGVRAM1,2を割り当てて重ね合わせはハードウェアの機能で行っています。
そのため重ね合わせ処理を全部自前で実装しなくてはならなくなり,苦労しました。
今回の移植に使用したPCマガジン掲載版は製品版のLEVEL 1.0がベースになっているようです。
ゲーム中の画面は青/マゼンタ/シアン/白の4色で表示するようにしました。
PC-8801版は黒/青/赤/緑/白の5色なので結構印象が変わる上に,黒の代わりに青を使用しているためプレイヤーの胴体部分や鳥っぽい敵の足の部分が背景と同化して見えなくなっています。
マップ画面は黒/青/赤/緑のモードを使用しています。
FLASHの魔法を使った時は黒/赤/緑/黄になります。
PC-8801版では背景が青から黄色になるのですが,PC-8001mkIIではCOLOR 3しかパレットを変更できないので,画面の印象を大きく変えるためにこの画面モードにしました。
FLASHではなくDARKENの魔法と改名した方が良かったかもしれません。
マップ画面で使用している黒/青/赤/緑のモードを,ゲーム画面に使用することも考えました。
これならば赤/緑の部分もPC-8801版と同じ色になるのに加え,上の例では背景と同化してしまったプレイヤーの胴体部分などもきちんと区別して表示されるようになります。
しかし今度は白の代わりに緑を使うようにしたため,背景に宝箱やコインなどが重なっているとキャラクターが見づらくなるという問題が発生してしまいました。
実際にゲームを遊んでみるとこちらの方が画面が見づらくなるので,この画面モードは不採用としました。
PC-8001mkIIのソフトでよく使われる黒/赤/緑/白の画面モードも検討しました。
こちらの方がキャラクターはオリジナルに近い色で表示されるのですが,やはり本作は背景が青でないと雰囲気が出ないと思ったので不採用としました。
一応,こちらの画面モードはコンバータのオプション指定で使用することができます。
本作はログインにリスト掲載されていたバージョンもありました。コンストラクション機能を搭載していて,後にはユーザが作成した面データも掲載されています。
「P6つくろうブログ」のえすび氏が本作をPC-6001mkIIに移植した記事「ドラゴンスレイヤー移植」によると,ログイン掲載版のプログラムはLEVEL 2.0に似ていて移植を意識した作りになっているとのことです。
掲載誌を所持していたら,多分私もこちらを移植していたと思います。なんといってもPCマガジン掲載版は1面しかないのが寂しいですし。
PCマガジン1985/06号に掲載されたPC-8801版をPC-8001mkIIに移植しました。
これまで本作はまともに遊んだことがなかったのですが,良く出来た面白いソフトですね。
移植作業中も動作確認と称してクリアするまで遊んでしまうことがしばしばあり,大幅に作業が遅れてしまいました。
コンバータも公開しましたので,興味のある方はお試しください。
本作品もハイドライドと同様にROM内ルーチンを使用しないオールマシン語で作成されているので,とりあえず動くようにするだけなら簡単でした。
ハイドライドの時は空きメモリが無いのでデータを圧縮するなどの対応もしていましたが,こちらはN88-DISK BASICでロードできるようになっているためか実行時には結構な空きメモリが存在していたので,PC-8001mkII用サブルーチンの埋め込みも問題なかったです。
1つだけ問題になったのは,キャラクタの重ね合わせ処理でした。
ハイドライドでは背景とキャラクタの重ね合わせ処理をソフトウェア処理で行っていたのでそのまま移植できましたが,本作は背景にGVRAM0/キャラクタにGVRAM1,2を割り当てて重ね合わせはハードウェアの機能で行っています。
そのため重ね合わせ処理を全部自前で実装しなくてはならなくなり,苦労しました。
今回の移植に使用したPCマガジン掲載版は製品版のLEVEL 1.0がベースになっているようです。
ゲーム中の画面は青/マゼンタ/シアン/白の4色で表示するようにしました。
PC-8801版は黒/青/赤/緑/白の5色なので結構印象が変わる上に,黒の代わりに青を使用しているためプレイヤーの胴体部分や鳥っぽい敵の足の部分が背景と同化して見えなくなっています。
マップ画面は黒/青/赤/緑のモードを使用しています。
FLASHの魔法を使った時は黒/赤/緑/黄になります。
PC-8801版では背景が青から黄色になるのですが,PC-8001mkIIではCOLOR 3しかパレットを変更できないので,画面の印象を大きく変えるためにこの画面モードにしました。
FLASHではなくDARKENの魔法と改名した方が良かったかもしれません。
マップ画面で使用している黒/青/赤/緑のモードを,ゲーム画面に使用することも考えました。
これならば赤/緑の部分もPC-8801版と同じ色になるのに加え,上の例では背景と同化してしまったプレイヤーの胴体部分などもきちんと区別して表示されるようになります。
しかし今度は白の代わりに緑を使うようにしたため,背景に宝箱やコインなどが重なっているとキャラクターが見づらくなるという問題が発生してしまいました。
実際にゲームを遊んでみるとこちらの方が画面が見づらくなるので,この画面モードは不採用としました。
PC-8001mkIIのソフトでよく使われる黒/赤/緑/白の画面モードも検討しました。
こちらの方がキャラクターはオリジナルに近い色で表示されるのですが,やはり本作は背景が青でないと雰囲気が出ないと思ったので不採用としました。
一応,こちらの画面モードはコンバータのオプション指定で使用することができます。
本作はログインにリスト掲載されていたバージョンもありました。コンストラクション機能を搭載していて,後にはユーザが作成した面データも掲載されています。
「P6つくろうブログ」のえすび氏が本作をPC-6001mkIIに移植した記事「ドラゴンスレイヤー移植」によると,ログイン掲載版のプログラムはLEVEL 2.0に似ていて移植を意識した作りになっているとのことです。
掲載誌を所持していたら,多分私もこちらを移植していたと思います。なんといってもPCマガジン掲載版は1面しかないのが寂しいですし。
- TB-URL(確認後に公開) http://www5f.biglobe.ne.jp/~apaslothy/cgi_bin/adiary/adiary.cgi/045/tb/
- ▼ サイト更新 - テグザー for PC-8001mkII 80mkII愛友会 別館
1: CD-R 2015年07月11日(土) 午後1時25分
こんにちは、最近の更新ペースは早いですね。古い雑誌を広く収集して置けば、遊べたのに思ってしまいます。mk2の全ユーザに体験していもらいたいですね。ログインやポプコムやOh!PCとか遊撃手は買ってたのにPCマガジンは買ってなかったのが悔まれます。
2: apaslothy 2015年07月11日(土) 午後9時46分
PCマガジンは80mkII/SR関係の情報が少なめだったので仕方ないですね。
自分は主に8001関連の情報が目的で買っていた気がします。