| ◇ダイオウ 大黄
  東南アジア原産のタデ科の大形多年草であるダイオウ類の根茎。
 
 ◇カノコソウ 吉草根
  オミナエシ科の多年草であるカノコソウの根及び根茎。
 
 ◇ケイヒ 桂皮
  おもに中国南部、ベトナム、タイなどに産するものでクスノキ科のニッケイ類の樹皮。 
 
 ◇センキュウ 
  中国のほか、北海道、東北地方に産し、セリ科のセンキュウの根茎。
  トウキとともに婦人薬に古くから使用されている。
 
 ◇ソウジュツ 蒼朮
  中国大陸に分布するキク科の多年草であるホソバオケラの根茎。
  精油を含み特有のにおいがある。
 
 ◇シャクヤク 芍薬
  ボタン科の多年草であるシャクヤクの根。婦人薬に広く使用されている。
 
 ◇ブクリョウ 茯苓
  サルノコシカケ科のマツホドである。
 
 ◇トウキ 当帰
  昔から婦人薬の要薬として用いられている。セリ科に属する。
 
 ◇コウブシ 香附子
  中国の各省、韓国や日本でも産する。カヤツリグサ科の多年草であるハマスゲの根茎。 
 
 ◇ゴシュユ 呉茱萸
  ミカン科のゴシュユおよびホンゴシュユの未熟果実、精油を含み特異な香気がある。
  中国のほかわが国でも生産される。
 
 ◇ハンゲ 半夏
  サトイモ科のカラスビシャクの球茎。日本、中国などで産する。
 
 ◇ニンジン 人参
  中国や韓国の原産でウコギ科の多年草、オタネニンジンの根。成分のサボニン配糖体は、 最近世界各国でその薬効が再認識され、科学的な裏づけがなされつつある。
 
 ◇コウカ 紅花
  キク科の多年草ベニバナの管状花。エジプト原産で中国、チベット、インド、
  南フランス、日本などで栽培される。 |