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2005年12月30日(金)

■花背峠は完全に凍結

毎年12月30日は、花背峠以北に年末のあいさつに行っており、今日も梅木府会議員と出かけたのですが、花背峠が完全に凍結してつるつるで、帰り道に危険を感じ、途中で北部行きを断念。

これまでも凍結防止対策の声を何度も聞いてきましたが、危なさを実感してきました。この状態を放置したままでは、京都市は道路管理者としてあまりにも無責任です。

また、鞍馬をすぎたあたりの山中では、雪の重みで杉が大量に折れていました。林業としての生業はもはや無いと思われる地域ですので、このまま放置されることになりそうで、山の荒れがすすみそうな気配です。この点でも、何らかの対策が求められていると思います。


折れたり曲がったりしている杉



2005年12月25日(日)

■雪かきもままならない久多

梅木のりひで府会議員と一緒に久多に行ってきました。もともと、消防団の年末警戒の激励をかねて大雪の見舞いにも行こうと思っていたのですが、道の凍結がひどく、素人が夜に峠を越えるのはあぶないと考え、昼間におじゃまして来ました。

行ってみると、なるほどすごい雪。「12月にこれだけ降るのは初めてだ」と、地元の年配の方が話されており、本当に珍しいことのようです。何しろ高齢化がすすんでいる地域のこと。雪かきをしたくてもできない家が多いそうで、住み続けられるためにも、何らかの対策が必要だと思います。


家の裏では、軒にほとんどつかんばかりの雪


表も、玄関の前以外は雪の壁


あたり一面雪景色でした
ここも左京区です



2005年11月28日(月)

■決算委員会・保健福祉局審議

今日の保健福祉局審議で私は、@社会福祉施設のアスベスト調査は、ボードやスレートなど「非飛散性」のものも調べるべき、A今年の4月から公設民営から民設民営になった保育所でアスベスト除去の必要が生じた場合、京都市負担でするべき、Bアスベスト検診の周知徹底とCTスキャンなど2次検診も無料で行なうべき、といった点で質疑を行ないました。



2005年11月25日(金)

■決算委員会・環境局審議

今日から2004年度決算委員会の分科会審議が始まりました。初日は環境局。私は、@北部クリーンセンターのプラント工事を受注しているクボタの不祥事について、A市原の東北部クリーンセンターにおける談合問題について、Bクリーンセンターで燃やされるゴミにアスベストが混入する問題、Cアスベストに関しての大気汚染調査の個所数を増やすべき、の4点について質疑を行ないました。

クリーンセンターの談合問題は、今年の8月31日に京都地裁の判決が出ているもので、明確に談合があったことを指摘し、11億4千万円が不正に支払われていること、そして、いまだに京都市が損害賠償請求を起こしていないことを批判する、という内容の判決でした。

後半の京都市の責任に触れている部分が重要で、損害賠償請求をしなければ請求権が時効消滅しかねないと指摘している点を委員会でも問題にしたところ、京都市は「消滅すると考えていない」との趣旨の答弁。つまり、判決そのものを認めないという態度でした。市民の税金が不正に使われているという判決を受け止めず、企業に対してき然とした態度をとろうとしない京都市の姿勢がはっきりと示されました。これでは市民は納得できません。

企業に対しては損害賠償を請求すらしないのに、一方で市民からは税金の二重取りしようというのが、家庭ごみの有料化問題です。今日の委員会では、各会派が取り上げました。

家庭ごみの有料の方針が表明されて、2カ月ほどたちましたが、パブリックコメントや各地域での意見交換会、そして、議会でのわが党の論戦を通じて、市民から反対の声が大きく湧き上がっている状況が浮き彫りになってきています。

こうした状況を受けて、与党各派も「説明不足だ」「分別をもっと進めないと市民理解は得られない」などと言い始めています。

世論の盛り上がりで、なんとしてもごみの有料化を撤回させましょう。



2005年11月11日(金)

■建設消防委員会審議後日談

先日の建設消防委員会で紛糾した松ヶ崎マンションをめぐる問題で、都市計画局から聞き取りをしたところ、新たな事実が判明しました。

先日の答弁では、マンションが建設された際の「妙法」の見え方について、「問題がない」との結論とその説明資料は「事業者が提出した」とされていましたが、実際は「京都市と事業者が共同して作成した」ものであったとの事です。

閑静な住宅街に7階建てのマンションを建てられては困る、との地域のみなさんからの要望があり、マンションの事業者はその要望を拒否をしたところから紛争となっている事案なのに、その一方の当事者と京都市が協力し合いながら、「マンションを建設しても問題ありません」という資料を作ったというのですから、全くあきれた話です。

この問題にかぎらず、これまでにも、住民のみなさんからは「京都市は業者よりではないか」との疑問の声を聞くことが多かったのですが、はからずもその結論が出てしまったかのようなできごとでした。

しかし、ここで思うのは、
@住民のみなさんの運動と共産党の議会での追及があったからこそ、今回のような事実が解明され、問題点の指摘が行なえたこと
Aまがりなりにも事業者と住民の建築紛争の際に行政が間に入ることがあたりまえになっている(条例などが整備・改善された)のは、過去の同様の紛争の際に、住民のみなさんがねばりづよく運動をしてきたからだ
ということです。

現段階では、まだまだ限界も問題もあるわけですが、住民のみなさんの運動の一つ一つの積み重ねが行政を動かし、この間でも中高層条例の改善や斜面地条例や葬儀場建設の指導要綱の制定などにつながってきています。

これらの改善によって、住民の意見がまちづくりに反映するシステムが整備されてきているといえます。



2005年11月10日(木)

■建設消防委員会審議

今日の建設消防委員会で、私は以下の3点について質疑を行ないました。

@左京区下鴨梁田町の住宅地の車のコーティング工場について
これは、第一種低層住居専用地域に車のコーティングなどを行なう「カービューティープロ」という工場が作られてしまい、近隣の住民のみなさんが「騒音やにおい、車の出入りなどで大変困っているので、何とかしてほしい」との要望書を京都市に提出されたことを受けて行なったものです。
質疑の中で、そこで営業行為を行なっていることが違反行為であることが明らかになったので、一刻も早い是正の指導を求めました。

A左京区下鴨の葬儀場建設について
これは、北大路通りの府立大学前バス停のところに「セレマ」が葬儀場を建設しようとしている問題です。住宅地でもあり、商店街にも隣接しているところに葬儀場を建設しようというのですから、地域の方から建設反対の声があがるのも当たり前です。運動の中で一度建築確認がおりたものが撤回された経過があります。
今回は、再度の新築案が京都市に示されたということで、その内容を確認したものです。住民のみなさんの声を行政が真摯に受け止める必要があります。

B左京区松ヶ崎のマンション建設問題について
これは、松ヶ崎の住宅地に、地上7階のマンションを「リクルート」が建設しようとしている問題で、地域住民のみなさんからマンションの高さを下げるよう指導を求める請願が出されているものです。
10月の建設消防委員会でわが党委員が「妙法」の見え方について景観のシュミレーションを要求していました。その資料が11月になって提出されたのですが、内容は、「妙法の見え方に関しては、マンションが建設されても問題はない」というものでした。ところが、この資料が実は、事業者側がつくっていた、ということが私の質問の中で明らかになり、大紛糾。結局、局長が陳謝してこの日は終わりになったのですが、それにしても、紛争となっている一方の当事者である事業者が作った資料を、平気な顔をして委員会に提出するという行為は、全くあきれ返ります。ここには京都市が市民の声を受け止めようとする姿勢は見られません。



2005年11月3日(木)

■憲法9条で日本の平和を守ろう

11・3京都憲法集会に参加しました。この集会に向けて左京区では平和四団体(左京地区労働組合協議会・原水爆禁止京都左京区連絡協議会・平和の民主主義を守る左京懇談会・日本共産党左京地区委員会)が主催して百万遍から円山公園までピースウォークも行なわれました。

自民党が憲法9条を変え、自衛軍を明記し、集団的自衛権も持つとの解釈の憲法改悪案を発表しています。その方向での論議に、民主党も大いに乗り気になっており、日本がまさに戦争をする国へと変えられようとしています。

一方で、上高野地域でも9条の会ができたように、全国各地に3000を大きくこえる数の9条の会が出来てきています。

今、日本を戦争をしない国のままでいさせようという勢力と、戦争をする国に変えていこうとする勢力が、火花を散らしてぶつかり合っている状況です。しかし、多くの国民は、日本が戦争をしない国でいてほしいと願っています。

この声がかき消されないよう、大いに奮闘して行こうと思います。


次女と一緒にピースウォーク


円山音楽堂に集まった人たち



2005年10月13日(木)

■9月市会閉会

9月市会が閉会し、地下鉄運賃の値上げが、自民・公明・民主・無所属の賛成で可決されました。これだけ市民生活が厳しいときに、自治体がさらに15億円もの負担を押し付けるというン内容ですから、到底許せるものではありません。共産党はもちろん反対しました。

自民党の議員が値上げ議案への賛成討論で、建設費が高くつく地下鉄は経営が厳しいから、運賃の値上げは仕方がない、と言っていましたが、東西線の建設費が契約当初の2倍にまで膨れ上がったことへの言及はありませんでした。民間の工事ではありえないことが、大手ゼネコン言いなりに行なわれたことへの反省をしないかぎり、同じことを繰り返すことになります。

事実、市内高速道路は、大手ゼネコン・大企業が大もうけするためにつくり続けられています。高速道路公団の民営化にともない、京都の高速道路は不採算路線(つくっても赤字になるような交通量の少ない路線のこと)に分類され、費用負担が京都市に押し付けられました。このことによって、当初計画よりも100億円規模で京都市負担が増えることがわかってきています。

ゼネコン言いなりの大型事業を続けながら、そのツケはすべて市民負担の増でまかなう、このやり方が地下鉄でも、高速道路でも続けられてようとしているわけで、ここにメスを入れなければなりません。



2005年10月4日(火)

■建設消防委員会

9月市会開会中の建設消防委員会で、たくさんの付託議案と請願審査、その他の一般質疑が行なわれました。案件がたくさんなので終わったのは午後の5時半過ぎでした。

私が今日の委員会で取り上げた議題は以下のとおりです。
@ 斜面地条例の改正−容積率府算入になる地下室の抑制をはかる改正であり、評価できるが、敷地境界からの壁面後退や悪質な盛り土を規制する条文も必要と指摘。

A 中高層条例の改正−マンション建設などによる地域住民との紛争解決のため、調整制度の強化などをはかる改正であり評価できるので、改正後の周知徹底に力を入れるよう求める。

B 松ヶ崎の7階建てのマンション計画を4階建てにするよう求める請願−制限高度10メートルの住宅地と20メートルの地域が隣接していることが問題。バッファゾーン的な考え方が必要だと指摘。

C 下鴨に葬儀場建設計画−いまだに業者があきらめていないのなら、確認申請は京都市が行なうべき。「墓地や火葬場と同じように法的規制をしてほしい」との住民からの要望もあり、国に求めよと追及。

D 大原に救急車を配備してほしいとの請願−3日に1回の救急出動。街中では、通報から到着まで平均4分なのが、大原は14分。救急車の常備が必要と求める。



2005年10月2日(日)

■今週も各地で運動会

今日も各地の運動会に寄せていただきました。

大原は今年、小学校の130周年ということで、10月に記念式典が行なわれるます。その子どもたちが地域の大人たちと一緒になって、楽しそうに競技に参加していました。子どもが少なくなってきていると聞いていますが、なかなかどうして、にぎやかな運動会でした。


大原区民運動会



2005年9月27日(火)

■介護保険法の是非をあらためて問う

今日は10月1日に施行される介護保険法の改悪にともなう議案が本会議で議決されました。共産党は、介護保険法の改悪には反対ですから、それにともなう市民負担増の提案である今回の議案にも反対の態度を表明しました。

自民・公明・民主・無所属のオール与党のみなさんは何のためらいもなく賛成。オール与党のみなさんで付帯決議をつけていましたが、この内容も、市民への負担の押し付けそのものには何も言わず、周知徹底と後のフォローを、といったもので、市民のくらしの実態を真剣に考えれば、およそ賛成できるようなものではありませんでした。

国政では野党であるはずの民主党も、何の疑問も感じることなく賛成しているのですから、二大政党制などといいながら、自民党と同じ様な政党であることをあらためて告白しているようなものです。



2005年9月25日(日)

■各地の運動会を訪問

各地で区民運動会が開催されており、私もいくつかの会場に寄せていただきました。

静原の運動会では、子どもたちの応援合戦が運動会を盛り上げていました。


子どもたちの応援合戦・静原


大なわとび・岩倉北



2005年9月14日(水)

■市民検診がアスベスト検診の代わり?

昨日に引き続き代表質問で、共産党は加藤広太郎議員と加藤あい議員。

アスベスト問題では、検診体制の確立を求めたところ、「無料検診を行なっている」との答弁。そんな制度があったのか疑問に思い、後で担当の部署に問い合わせてみると、なんと市民検診のレントゲン検査のことを言っていたということが判りました。これまで通常行なっている市民検診を取り上げ、あたかもアスベストの無料検診を行なっているかのような答弁をするとは、市民の不安の声に、まともに応えようとする姿勢とはとうてい思えません。

また、4月に値上げされた保育園の保育料を元に戻せ、との質問に対し、「5000万円を保育対策に上乗せした」との答弁。しかし、保育料の値上げは2億1600万円。残りはどこに消えてしまったのか。また、保育現場で充実したとの実感が全くないという現実を知っているのか。疑問は増すばかりです。



2005年9月13日(火)

■日本一高い地下鉄運賃が提案される

衆議院選挙が終わり、昨日から9月市会が始まりました。今日と明日は各党の代表質問。

共産党は、今日は倉林明子議員が質問に立ち、提案された地下鉄運賃の値上げについて京都市の姿勢を正しました。詳しくは、党市会議員団のHPを参照してください。

地下鉄の赤字が値上げ提案の主な理由でしたが、赤字の原因をつくった東西線建設費の異常な膨張にはいっさい言及しない態度を市長は貫き、つまり、大手ゼネコン言いなりの市政運営に何も反省をしていないことがはっきりとしました。

この調子で、市内への高速道路建設が進められ、京都市の負担が、現在建設中の2路線だけでも京都市の負担が、400億円からさらに100億円規模で増えようとしても平気な顔で、負担は全て市民に押し付けられるのですから、市民はたまったものではありません。

大手ゼネコン優先、大企業優先の政治のあり方をやめさせなければなりません。



2005年9月12日(月)

■衆議院選挙終わる

9月11日投票で行なわれた衆議院選挙では、日本共産党は前回と同じ9議席を確保。得票数は34万票増の492万票でした。ご支援いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

自民党が大幅に議席を伸ばしたことに、驚きの声が上がっていますが、マスコミが伝える街の声によると「郵政以外でも改革してくれると思う」との意見が多いとの事でした。つまり、現状がひどいからなんとか変えてほしい、との声が、小泉政権に淡い期待となって集中したということでしょう。

自民党のマニフェストに示されているとおり、今後庶民に待ち受けているのは大増税などの負担増ばかりであり、くらしをよくしてほしいとの淡い期待はすぐに崩れさらざるを得ません。その時に、共産党の野党公約が、現実味を持って国民のみなさんの前に提示できるかどうか、これからの運動にかかっています。

庶民大増税許すな、憲法9条改悪許すなの運動に、さらに取り組んでいきます。


最終の金曜日、花園橋の朝宣伝


七町会館での演説会


建設後援会での報告集会