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2005年3月20日(日)
■イラクでの戦争がすでに2年
アメリカがイラクに無法な戦争をはじめて2年が経ちました。
イラクでの犠牲者は10万人を越えるとも言われています。
一刻も早くこの戦争をやめさせよう、日本が加担することをやめさせよう、憲法9条をまもろう、とピースウオークに参加しました。
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2005年3月18日(木)
■市民への大幅な負担押し付けに、自民・公明・民主・無所属が賛成
閉会本会議で、2005年度予算案が原案通り、自民・公明・民主・無所属のオール与党の賛成で成立しました。
大変残念な結果ではありましたが、17日の各党の態度表明が大幅に遅れ、結了委員会が終わったのが今朝の3時過ぎ。その影響で、午前10時に始まるはずの閉会本会議が12時にずれ込みました。
ずれ込んだ理由は、オール与党のみなさんが市民負担の大幅増予算に「賛成」という態度を、なかなか決断できなかったためです。市民のみなさんからの怒りの声が、各会派へと次々と寄せられ、オール与党が簡単に「賛成」と言える状況ではなくなっていたことが、よくわかります。
今回は、残念ながら予算の組み換えまでは行きませんでしたが、しかし、今回の世論と運動の高まりは必ず次につながります。
実際、11月議会で、共産党が提案した住宅関連の2つの条例案は、議会では否決されたものの、それまでの運動の高まりと共産党の奮闘で、05年度の予算に反映された部分があります。
提案が理にかなったものであり、世論と運動が背景にあれば、たとえ共産党が議会内で少数であっても、また、時間は一定かかったとしても、要求は実現します。
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2005年3月14日(月)
■税金重すぎて生活できません
重税反対統一行動に参加してきました。
京建労のみなさんや民主商工会のみなさんが、民主的な税制を求めて、また、税金の使い方にも民主的なルールを適用せよと求めて、集会、デモ、税務署への申し入れを行い、その後いっせいに申告をするという行動です。
国でも市でも、庶民からはたくさん徴収し、使い方は社会保障を削り、ムダな大型事業、不公正な同和事業は温存では、市民は納得できません。
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庶民増税をするな〜
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2005年3月13日(日)
■特別支援教育に求められているもの
特別支援教育と京都の障害児教育を考えるつどいに参加しました。
これは、あるお母さんからお誘いがあったもので、どんなつどいかはよく分からずに参加しましたが、学校の現場でどんことが起こっているのか、保護者のみなさんと先生方からお話を聞くことができる、本当に貴重な経験でした。
障害があろうとなかろうと、住んでいる地域であたりまえに生活し、学校にも通えること、これがあたりまえの姿であり、このあたりまえの姿を保障する体制をつくることが切実に求められていることを、あらためて感じました。
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2005年3月12日(土)
■武力を持つことによるリスク
左京九条の会のつどい「憲法と平和を考える左京のつどい」が開かれたので、参加させていただきました。
つどいでは聖護院門跡の宮城泰年さんとイラクで人道支援活動を続けるNGO「PEACE ON」の代表の相澤恭行さんが講演されました。
相澤さんが講演の中で自衛隊がイラクに行くことによって、日本人が危険にさらされることになったことに触れながら、「武力を持つことによって生じるリスクと、武力を持たないことによって生じるリスかがある。憲法九条を持つ日本は、武力を持たないことを選ぶべき」と言われていたことが特に印象に残りました。
憲法九条を変えさせないために、多くの方がつどい、声をあげるという行動が、いま、全国各地で沸き起こっていることに、大いに勇気づけられます。
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講演する相澤さん
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2005年3月10日(木)
■大幅値上げが「多少の負担」!?
今日は予算委員会の総括質疑でした。
市長に対して直接いろいろな質問ができるという日ですが、各会派(京都市の場合、共産党以外は全て与党)は、市民への負担の押し付けは基本的に容認という質問の内容でした。
市長も改めて「多少の負担をお願いしている」との態度でした。
今日の質疑の中では出ませんでしたが、9日の公営企業の総括質疑で市長は、敬老乗車証の有料化で非課税世帯への料金を3000円としている事に関して「今の日本において3000円が払えないということは常識で考えてありえない」と発言しました。
確かに、3000円払える方もたくさんいらっしゃると思います。しかし、一方で、非課税世帯ですから、わずかな年金で日々の生活にも事欠く方がたくさんいらっしゃることも事実です。この常識を知らない市長こそまさに非常識です。
こうした方たちの生活を一切無視をする市長の態度は絶対に許せません。社会的な弱者切り捨てる考え方が本当に正しい市政のあり方なのか、ここが問われているんだと思います。
その一方で、同和補助金である自立促進援助金(返さなく良い奨学金)は、今後24年間で50億円を支出することを指摘すると、そうした事実がないかのような発言を市長が平然と行ないました。しかし、この数字は京都市自身が明らかにしたもので、共産党が勝手に行っていることでないことは、出席していた議員は誰でも知っていることです。
社会的な弱者を切り捨てる一方、一部の特定の団体には最大限の配慮をするという市長の姿勢も浮き彫りになりました。
共産党以外の会派のみなさんは、こうした負担増に基本的には理解を示す質疑でした。しかし、市民からの声がかなりきいているらしく、正面から肯定も出来ない、というものでした。3月18日の閉会本会議に向けてさらにみなさんの声を議会へと、各会派の議員へと集中することで、議会を動かしましょう。
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2005年3月7日(月)
■猿に発信機をつけ群れの動きを把握、地元産木材の需要促進も前向きに検討
今日は産業観光局の審議。私は、鳥獣被害への対策と森林の保全対策について質問しました。
鳥獣被害対策では、市内に生息している猿の群れの数の把握や発信機をつけて群れの行動を把握しつつあることが分かりました。これは私も求めてきたことでしたが、被害に苦しめられている地域のみなさんの要望が、解消できる方向へ動き始めたのではないでしょうか。引き続き、対策の強化を求めていきます。
森林の保全に関しては、「杣人の工房」という事業で、市内産木材の需要促進を図っていくことが紹介されました。私は、京北町にあった地元産材を使った住宅を建設した場合の助成制度のようなものを京都市でもつくるべき、と質問したところ、「それも含めて杣人の工房事業の中で考えて行きたい」との答弁がありました。
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2005年3月4日(金)
■「小修繕」の登録手続きを簡素に
今日は理財局の審議。私は、あらゆる施策を中小企業支援と結び付けて行なうべき、との観点からいくつか質問しました。
入札の参加種目の一つに「小修繕」という項目を京都市はつくっていますが、他の自治体を見ると、入札とは別に独立した制度として持っているところが、たくさんあります。
中身は、中小企業育成を目的に、自治体の発注する小規模な工事は地元の中小企業が優先的に受注できるしくみをつくっているものです。
京都市のように「入札」となると手続きが大変になり、当然、それだけの労力を避けない小零細企業は受注の機会を失うことになります。
公共事業ですから、厳正な審査が必要であることはあたりまえのことですが、その一方で、多くの中小企業が参加できる機会を確保することも、大事な視点です。
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2005年3月2日(水)
■携帯電話のアンテナ設置はたくさんの自治体が行なっています
今日は総合企画局の審議。私は、市内の山間地へ、携帯電話のアンテナを設置するよう求めました。
へき地における携帯電話のアンテナ設置への助成制度は、国の事業として行なわれているものです。お隣の京北町や滋賀県の朽木などでも自治体の責任でアンテナが建てられ、住民のみなさんの生活向上に役立っています。左京区や右京区の自治会からの要望も上がっており、京都市も、他の自治体と同じように住民の要望に応えるべきです。
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2005年3月1日(火)
■予算委員会局別質疑
昨日から普通予算特別委員会の局別質疑が始まりました。私は第1分科会なので、文化市民局・教育委員会・総合企画局・総務局・理財局・産業観光局の順で、一日一局ずつの審議となります。
今日の教育委員会の審議の中で、学校の耐震診断と耐震工事についてと小学校のクーラー設置について、私は質問しました。
これまで教育委員会は、昭和46年〜56年につくられた体育館は、どれも同じ形式でつくられているため、いくつかのサンプル調査をしたら問題がなかったので、他の体育館は全て安全です、と言い切っていました。
ここ数年、取り寄せた資料にも、これらの体育館に関して調査は行なっていないが、サンプル調査で問題がないから耐震診断済・補強工事不要の数にカウントしている、とわざわざ注意書きがしてありました。
これまでも、しっかりと耐震診断を行い、速やかに耐震工事を終えるべき、と共産党は追及してきましたが、今日のやり取りの中で、昭和56年(耐震基準が取り入れられた年)以前に建てられた全ての体育館の耐震工事を行なう、とはじめて教育委員会が言明しました。
耐震工事の問題は、市教職員組合も取り上げ続けてきた問題であり、災害の際の避難場所にもなるところの安全確保にむけて、着実に前進したと言えます。
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2005年2月26日(土)
■敬老乗車証問題懇談会
日本共産党京都市会議員団が主催して「敬老乗車証問題懇談会」を開きました。各地の老人クラブのみなさんや年金者組合のみなさんが参加され、100人ほどの参加で、会場はあふれんばかりの人となりました。
井坂市会議員から、敬老乗車証は高齢者のみなさんの社会参加を支援し、市バスを経営的に支える役割も果たしていることなどが報告され、4年前に有料化を凍結に追い込んだように、今回も有料化をストップさせよう、と呼びかけがありました。
会場からは、「敬老乗車証は、年寄りがタダでバスに乗っているだけではない。社会参加の意義がある。東京のように、有料化で交付率が半分になってしまったら、当初の目的はどうなるのか。」「西京では、桝本市長のお膝元の4つの老人クラブの会長が有料化反対の声をあげている」「社会福祉審議会の答申からわずか2週間で値上げの予算案を出しているのは、市長が十分に考えていない証拠。そんなやり方は許せない。」などなど、たくさんの意見が出されました。
多くの怒りが集められた集会。この怒りを、各政党の各議員に届け、市長の提案した有料化案をなんとしても撤回させる必要があります。
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熱気にあふれた会場
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2005年2月25日(金)
■修学院住民要求連絡会のつどい
市会での市民リストラについての学習会が修学院住民要求連絡会の呼びかけで開かれ、私が報告をさせていただきました。
参加されたある老人クラブの会長さんから「敬老乗車証の有料化は許せないと思って参加したが、国民健康保険料が7割増しなる世帯があると聞いて驚いた。常識から外れている。自民党も含めて、党派を乗り越えて、こんなムチャはやめさせないといけない」との感想が出されるなど、会場が騒然となるほど不満や疑問が口々に出されました。
一刻も早く、2005年度京都市予算案の中身を広げて、怒りを議会、各会派へと届ける必要があります。
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2005年2月24日(木)
■2月市会代表質問
今日は2月市会の代表質問。共産党は山中渡議員(下京区)、くらた知子議員(上京区)、北山ただお議員(山科区)の3人が質問に立ちました。
山中議員が総論的な質問しましたが、市長の市政運営は、市民の目線で行なわれず、国民に痛みを強要する国や財界の目線で行なわれていることを、具体例を挙げながら指摘しました。
また、市民サービスを56億円も削り、その上、国民健康保険料や保育料の値上げ、敬老乗車証の有料化といった市民負担の押し付けを行なう一方、市内高速道路は、建設中の2路線(油小路線と新十条通り)で100数十億円規模で京都市負担が増えてもつくり続けるのか、と問いました。
くらた議員は国保料や保育料などの福祉分野を中心に、北山議員は経済分野を中心に質問を行ないました。
今日は他には自民党の議員も質問に立ちましたが、市民の生活を感じさせるものではありませんでした。特に、保育料のことで質問すると言って、保育料の滞納者の徴収強化をどうはかるのか、払えるのに払わない保護者がいる、と言ったのには本当に驚きました。保育料の値上げ提案について何も言わないどころか、保育料滞納の取立ての強化をどうするのか、と質問するのですから、保護者のくらしの厳しさなど何も分かっていないことが本当にはっきりとしました。
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2005年2月22日(火)
■議会請願が多数提出される
予算市会にむけての議会請願の締め切りの日だったので、保育料の値上げ中止、敬老乗車証の有料化中止、国保料の値上げ中止などをもめる請願が山のように出されました。
それぞれ関係者が市役所に訪れ、各会派を訪問。結局、大多数は共産党議員しか紹介議員にならないという結果でしたが、全部で200〜300にものぼると思われる数の請願が提出されました。今回の予算案への大きな怒りが集中的にあらわれたものと思われます。与党のみなさんはこうした声に耳を傾ける必要があります。
国民健康保険料の値上げ中止の請願を出しにこられたみなさん
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■市政報告・要求懇談会
夜は共産党市会議員団主催の市政報告懇談会。
「児童館の館長をしているが、学童の職員の処遇が悪すぎて、次々とやめていってしまう。または、ノイローゼになってしまう。さらに、補助金をを削るとはどういうことか。」「国民健康保険料の値上げは、商売をしているものにとって大きな負担増になる。こんなことを提案する人たちは、私たちの生活実態を知っているのか。」など、次から次へと現場の実態が出されました。
みなさんの怒りを議会での論戦にいかし、なんとしても負担の押し付けを撤回させるよう、全力を尽くします。
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みなさんから要望をお聞きする
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2005年2月21日(月)
■普通予算特別委員会第一分科会
16年度の補正予算の委員会審議でした。
産業観光局のところで、昨年の台風23号による農林業の被害への災害復旧費が計上されていたので、そのことについて質問しました。
私は、林業が落ち込む中で、地元負担があったのでは倒木の被害の処理が進まない現状があることを、まずはじめに指摘。林業振興という観点と森林の保全という観点から、兵庫県のように地元負担なしで倒木の処理が行なえるよう理事者に求めました。
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■「どうして保育料値上げなの?京都市の財政ってどうなっているの?」
左京保育園保護者会連絡協議会と福祉保育労働組合左京支部の主催で開かれたつどいに私も参加。朱い実保育園の保護者である加藤あい市会議員を講師に、保育料の値上げをめぐる状況が報告されました。
参加者からは「福祉予算をどうしたら増やすことができるのか」「議員さんは子育てなんかわからないのではないか」「滋賀から引っ越してきたが保育料高すぎる」「どうしたら値上げをやめさせられるのか」「議会に声を上げるにはどうしたらいいのか」などの話が次々と出されました。
つどいの最後に、値上げをやめさせるために議会請願を出そうということになり、請願署名もどんどん広げようということになりました。
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2005年2月18日(金)
■予算議会始まる
2月定例市会が始まりました。
市長は予算提案説明の中で、スポーツ文化施設などの料金改定にあたって、初めて減額させることも含めた提案をした、と胸を張りましたが、実態は、71の料金改定の中で値下げしたのはわずかに3つ。圧倒的多数は値上げになっているのに、胸を張って「値下げした」と言うところに市長の政治家としての姿勢があらわれています。
いつまでもごまかしを続けさせるわけにはいきません。
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2005年2月15日(火)
■保育料が最高で7,000円アップ!!
昨日から05年度予算案について局ごとの説明が始まり、少しずつその全貌が明らかになってきました。
今日、なんといっても驚いたのは、保育料の値上げの問題。最も値上げされる人で7000円にもなるという提案とのことです。しかも、今回の値上げの基本的な考え方でいくと、本来は、もっと値上げの幅が大きくなる(多分1万数千円という規模)のだけれど、それではあまりにも負担が増えすぎなので、最高を7,000円にし、06年度に残りを値上げする計画ということです。
これで保育料は、子ども一人で6万円以上になる家庭が出てくるわけで、2人目、3人目がいる家庭では、9万〜10万円になる勢いです。これでどうして子育て支援に熱心と言えるのでしょうか。絶対に許せる案ではありません。
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2005年2月13日(日)
■スノーバスターズ
「久多学区社会福祉協議会」と「QOLを高める左京連絡会」が主催をする雪かきボランティア「スノーバスターズ」に参加して、久多に行ってきました。
左京医師会が募ったボランティアの皆さんが中心メンバーのようでしたが、新聞の記事を見て参加された方も含めて、総勢で70人ほどの人数。7〜8人程度の班に分かれて、雪かきが十分に出来ないお宅へ行き、ひたすら雪かき。
私は河合の集落で2軒のお宅の雪かき。玄関が全く埋まっていたお宅も1時間ほどできれいに雪がなくなりました。
高齢化率(65歳以上の割合)が6割にも達する地域ですから、くらしを支えるために、さまざまな支援が必要ですが、特に行政として果たす役割は大きいと、来るたびに感じます。
地元の方とお話をしていると、以前から要望のあがっている携帯電話のアンテナを建ててほしいということが話題に。今回、河合の地域はお隣の滋賀県の朽木にアンテナが建てられた関係で、携帯が通話可能になったとのことでした。「京北町や朽木は建ててくれているのに、何で京都市は建ててくれないのか」とは、全くあたりまえの疑問です。近隣の自治体で出来ていることが、なぜ京都市に出来ないのか。そこに住む人の生活の向上に、京都市はもっと真剣に対応する必要があります。
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よいしょ
すぐに腰と腕が痛くなる
雪かき前
雪かき後
道路わきに積み上げられた雪
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■大原自治連との懇談会
午後からは、大原自治連合会が主催する左京選出の府市会議員との懇談会。岩倉・一条山の再開発にあたり、ダンプの通行が膨大になることを受けて、この間、自治連のみなさんを中心に対策を取られてきたことの一環として取り組まれたものです。
すでに、市議会には、業者が大原との話し合いを進めるよう行政指導することを求める請願も出されており、そのことの経過も含めてさまざまな説明され、また疑問も出されました。
「1台でもダンプの通行を減らしたいと思ってがんばっている」との発言もあり、大原のみなさんの切実さが伝わってきます。また、一条山にかぎらず、滋賀県への残土の搬出という問題は、今後も課題として残ってくるので、行政としてダンプの通行に関する何らかの規制をしてほしい、ということも出されていました。
観光5,000万人構想などと大きく打ち出す一方で、観光地である大原の中心部、それも幅員の狭い道にダンプを大量に通し続けて平気な顔をしているのは行政としてどうなのか、との疑問が出るのも当然です。
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2005年2月10日(木)
■京都市2005年度予算案が出される
2005年度の予算案が出されました。市民サービスのカットの総額が40億円にのぼることは分かっていましたが、予算案が出されたことで具体的にどこがどう削られるのかが、ずいぶん分かってきました。驚くべき福祉切り捨ての予算です。
@まず、保育予算。保育料の値上げです。昨年は保育園への運営費補助を大幅に(平均して1カ園あたり200万円)削ったのですが、今年は、保護者に大幅に負担を押し付けようということで、総額2億円の値上げの提案です。今でも2人目・3人目がいたら、保育料が7〜8万円にもなり、保護者の間では「子どもを保育園にあずけるために働いているようだ」との会話が日常的にされています。この上さらに値上げでは、子育て支援にまるで冷たい市政です。また、国が定率減税を廃止・縮小しようとしていますから、所得税と連動している保育料はこの影響で二重の値上げになりかねません。
A次に敬老乗車証。無料の乗車証を有料に、しかも、最高額の人は15000円も支払わないと敬老乗車証がもらえなくなる、という提案です。この間、高齢者の方々は、医療費の値上げ、介護保険料・利用料の値上げ、年金給付の引き下げなど、次々と負担増が強いられてきています。その上、さらに京都市が高齢者への負担押し付けをしようというのですから、高齢者にもまるで冷たい市政です。
Bさらに、国民健康保険料の値上げです。実に20万世帯が値上げとなる提案です。中間所得層の保険料軽減を口実に、低所得者層、特に非課税世帯の保険料を大幅に上げようというのですから、驚くばかりです。国保料は自治体によっては国保税といわれるように税金の一種です。もともと、税金がかからないほど低い所得である非課税世帯から、税金の一種である国保料を高額に設定しようという発想は、低所得者にまるで冷たい市政です。
このほかにも障害者医療の助成の廃止や各種手数料の軒並み値上げなどが提案される一方、大手ゼネコンだけが得をする市内高速道路の乗り入れや焼却灰溶融炉建設、特別施策は終わったと説明しているはずの同和補助金といったムダ遣いは、決してやめない京都市。
こんな予算を認めるわけにはいきません。日本共産党市会議員団は、闘争本部を設置し、市民のみなさんと協力しながら市民への大幅な負担の押し付けをやめさせるために、全力を尽くしていきます。
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闘争本部の宣伝
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2005年2月6日(日)
■災いを考える京都シンポジウム
「災いを考える京都シンポジウム」というつどいが開かれました。
広原盛明さんをはじめ地震や災害の専門家の方々3人からの報告があったのですが、災害時に力を発揮するのは地域のコミュニティーの力だ、との意見は、一致していたようです。あとは、そのコミュニティーを行政がどのようにバックアップしていくか、という課題が残ります。
広原さんは、阪神大震災後の神戸では、人の暮らしをどう立て直していくかという観点がほとんどなく、都市整備、再開発、といったことにばかり熱心になっている国と自治体の様子を怒りを持って告発されていました。
そして、復興というのは人のくらしに目が向かないといけない、そこに人が住み続けることでコミュニティが保たれる、と指摘されていました。
人のくらしに目をむける必要がある、との指摘は、災害の場合にだけ大事なのではなく、普段から行政が最優先に考えなければならない課題だと思います。くらしに目が向かず、大企業の利益にばかり目が向きがちな京都市や政府では、災害が起こらなくても市民は被害ばかりこうむることになります。
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講演する広原盛明さん
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2005年1月31日(月)
■北山杉・雪害調査
北区の中川の森林組合の支所に、年末の雪害の聞き取りに行ってきました。
今年にも出荷しようという30年ものの木が雪で倒れてしまったのが、今回の特徴です。林家の年齢が上がってきていて、60代後半の方々にしてみたら、もう一度木を植えてがんばろう、との気持ちにならず、そのままの状態になりかねないとのことでした。
林家が「もう一度造林しよう」となるよう背中を押すだけの支援がほしい、との訴えはまさにそのとおりだと感じました。
京北町が京都市に合併になると、山林面積が現在の4万haから6万haになり、府下でも最大の山林面積となるわけで、森林は環境保全、水源涵養など公益的な機能を持っているのだからこうした観点からも行政が森林保全の責任を負う必要があります。
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将棋倒しの杉
折れた杉
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2005年1月29日(土)
■教育基本法の改悪をとめよう!1・29京都集会
教育基本法の改悪が、今国会にも提案されようとしています。
改悪案の中身が少しずつ明らかになってきていますが、これまでは教育に国が不当な干渉をすることのないよう定めていた条文を、国がする教育にほかから意見することを排除するという条文に変えられようとするなど、戦前の教育を思い起こさせるような内容です。
こうした動きにストップをかけようということで、京都でも集会が開かれました。会場となったシルクホールは満員のひとであふれかえりました。
基調講演を加藤周一さんが「九条・教育・基本法」と題して行いました。講演の中で加藤さんは「戦争はウソからはじまる」「民主主義が後退すると戦争をしやすくなる」「憲法の理想を実現するのが教育」などと話されていました。
ウソからはじまったイラク戦争に、国民にウソをついて自衛隊を派遣した日本。戦争をする国にしていくために、教育をその道具に使おうとしているわけですが、これが「憲法の理想を実現する」本来の教育とはかけ離れています。
この動き、絶対に許すわけには行きません。
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2005年1月28日(金)
■道路補修
昨年、家の前の道路にくぼみがあり、車が通る時はねて大きな音がする、との相談を修学院の方から受けていました。年末に左京土木事務所にお願いしていたのですが、今日その場所を通るときちんと補修されていました。
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側溝のきわがへこんでいました
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2005年1月24日(月)
■財政総務委員会
財政総務委員会で、年末の大雪で市北部山林に倒木の大きな被害が出ていることをとりあげました。
市も被害の状況はつかんでいますが、現在ある施策のメニューで対応する、としていて、地元の方の迅速に要望にこたえるということになっていません。
京都市は政令市でありながら、大きな山林を抱える特殊な都市です。林業の振興という施策にもっと目をむける必要があります。
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2005年1月23日(日)
■京建労本部旗開き
京建労本部の旗開きがありました。
建築国保への国庫補助は今年も増額の提示を受けており、これだけ福祉が削られている中で、運動によって成果を勝ち取っていることはすごいことです。
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「九条」のお酒で鏡開き
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2005年1月22日(土)
■左京新春講演会
左京区で日本共産党後援会の新春講演会が開催され、井上さとし参議院議員、平松順子さん(衆院近畿ブロック)、原としふみ京都2区代表が講演。
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2005年1月21日(金)
■若年者就業支援センター視察
京都府のつくっている、若年者就業支援センターを視察してきました。
ここは「ワンストップサービス」といって、若年層の仕事の相談から技術・能力の向上、仕事のあっせんまで行っている施設です。
不況が特に若年層に深刻な影響を及ぼしていることを反映して、視察に訪れた日も室内は相談に訪れる方が途切れることがない、といった状況でした。
京都市が中京青少年活動センターに設置しているヤングジョブスポットは同じような機能を持っているのですが、仕事のあっせんができないため不十分で、府との連携が求められています。
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職員の方からお話を聞く
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2005年1月16日(日)
■洛北新春のつどい
日本共産党洛北後援会が主催する、洛北新春のつどいが開かれました。餅つきから始まり、原としふみ衆院京都2区代表のあいさつの後、梅木のりひで府会議員や私もあいさつ。その後、歌あり、琴あり、踊りあり、江州音頭ありと演芸大会さながらのいつもの様相でした。
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慣れない手つきで餅つき
私もあいさつ
三宅せいこう前市議の音頭で乾杯
恒例のハワイアン
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2005年1月15日(土)
■京建労左京支部新春はたびらき
京建労左京支部の新春はたびらきにおじゃましました。相変わらず元気なみなさんで、毎年着実に現勢を増やしているところは、その努力に本当に頭が下がります。そんな組合員さんの元気に負けないように、元気よくあいさつ。
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右は原としふみ衆院京都2区代表
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2005年1月10日(月)
■成人式宣伝
みやこめっせ前で、原としふみ衆院2区代表と井上さとし参議院議員と一緒に宣伝でした。
華やかな和服姿の女性と男性は初々しい感じのスーツ姿。中には、赤や黄色の羽織袴姿の男性もいましたが、あのての衣装は、貸衣装やさんにおいてあるのでしょうか。
大型宣伝カーからの訴えよりも、新成人たちと対話をしている青年後援会員の言葉のほうが、心に響くのだろうな、と思いながらも、税金のムダ遣いの話、平和の話などをさせていただきました。
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井上さとしさん、原としふみさんと宣伝
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2005年1月4日(火)
■初出宣伝
市役所の職員のみなさんが初出の日、恒例の朝宣伝を日本共産党市会議員団と後援会のみなさんで行いました。
私もマイクを握ってひと言。税金の使い方を、くらしに密着したところ最優先にし、くらし応援の政治を実現する年にしよう、と訴えました。
宣伝には、原としふみ衆議院京都2区代表も参加しています。
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