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2004年12月30日(木)

■北部へあいさつ

別所・花背・広河原へ、梅木のりひで府会議員、原としふみ衆議院京都2区代表と年末のあいさつに行ってきました。

毎年恒例になっているもので、子どもさんたちが里帰りをして餅つきなどをしているところに、宣伝カーからではありますが、一年間の感謝の思いを込めてのあいさつまわりです。

前日から朝にかけて振った雪で、真っ白な銀世界。花背峠以北は、市内とはおもむきが違います。

自然にあふれているということはとてもいいのですが、生活の不便さで、つまり社会基盤の整備が遅れていて、市内とは別世界のようになっていることは、本当に理不尽な話です。

この間、北部まちづくり委員会など地域の要望として出されていた「小規模多機能施設」(介護や医療の拠点整備)の設置の問題に関しては、11月議会で副市長が「16年度は伏見での整備になったので、左京は17年度で検討したい」と答弁しており、みなさんの思いが実現にむけて一歩前進しています。


もやがかかる広河原



2004年12月27日(月)

■市内の消防団へ

今日は花背峠を越えるまでの消防団のみなさんの所へ、梅木のりひで府会議員、原としふみ衆院京都2区代表と一緒に、激励に行ってきました。修学院から始まって、上高野、岩倉、八瀬、大原、静原、鞍馬、市原とまわり、家に帰ってきたのは夜の11時を大きくまわっていました。

左京は今年の火事の件数が、昨年に比べて多かったということで、どこの消防団でも念入りに見回りや広報活動をしていただいているとのこと。連日の警戒には本当に頭が下がります。



2004年12月25日(土)

■北部の消防団へ

久多、広河原、花背、別所の消防団のみなさんのところへ激励に行ってきました。話になるのは、道のこと、京北町の合併のこと、生活基盤の遅れのこと、林業の対策のことなどなど、話題は尽きません。



2004年12月19日(日)

■歩道の改修

白川通り離宮道上ル(山端滝ヶ鼻町)の歩道の一部が低くなっており、足をとられて捻挫をした、との話をお聞きしたので、左京土木事務所に対応をお願いしていました。

2日ほど前に、アスファルトで埋めてあることに気づいたので、写真をパチリ。土木事務所のすばやい対応に感謝です。


アスファルトで補修



2004年12月16日(木)

■耐震改修条例(案)をオール与党が否決!! しかし今後のへの期待は大きくふくらむ

11月議会が閉会しました。閉会本会議では、議案の賛否を決したのですが、共産党の議員提案した2つの住宅助成条例、「木造住宅耐震改修費助成条例(案)」「住宅改修工事費助成条例(案)」は自民、公明、民主の反対によって、否決されました。

採決に先立って、わが党の西野議員(伏見区選出)が賛成討論を、自民党の左京の長老議員がオール与党を代表して反対討論したのですが、討論で明らかになったことは、オール与党がまともな反対理由を示せなかった、ということでした。

自民党議員の討論の冒頭で「耐震改修助成の趣旨には賛成する」と述べざるをえなかったように、オール与党ですら、趣旨には賛成しました。では、なぜ反対するのか。

第一の理由としてあげたのが、「市長の同意も得ないで予算を伴う条例提案をしてはいけない」ということでした。こんな理屈が通るのであれば、議員提案できる条例は予算を伴わない提案にかぎられてしますことになります。なぜならば、市長が合意している提案であるならば、市長が従来どおり条例提案すれば済むことですから。

反対する第2の理由に挙げたのが、対象にする木造住宅が多すぎて全部をなおすとしたら、1,450億円かかる、「共産党はどうせ高速道路を削れと言うのだろうが、高速道路は必要」ということでした。しかし、この理由は本当にムチャクチャで、まず、共産党は1,450億円の提案など一切していないこと、だから、1,450億円つくりだす為に高速道路をやめろなどとも主張していないというのが事実経過です。

共産党の提案は、まず1.5億円ずつ、二つの条例で3億円の規模からはじめてはどうか、と提案しているのであり、申し込みの状況なども見ながら、補正予算を組むことも視野に入れたいい、と委員会審議の場では説明してきました。

世論の高まりもあり、提案の内容には正面から反対できず、反対する理由を何とかつけたかったけども、何の説得力も持ちえなかった、という反対討論でした。

今回は、自・公・民の数の力に押し切られてしまいましたが、条例案の正当性をオール与党の議員も含めて、多くの人が実感することになった議会でした。この方向で運動をすすめれば、必ず成果を勝ち取ることが出来る、そんな期待が大きくふくらんできています。



2004年12月14日(火)

■11月28日の岩倉北憲法懇談会のこと

11月28日に行なわれた岩倉北憲法懇談会のことを今頃載せてます。11月28日の日付の記事をお読み下さい。



2004年12月8日(水)

■2つの住宅条例案の委員会審議

わが党議員団が提出した住宅の改修工事費助成に関する2つの条例案が建設消防委員会で審議されました。

これは、京都市会史上初めてのことです。これまでは、議員提案の条例は閉会本会議に提出され、即議決という方法が取られており、委員会審議は市長提案の議案だけでした。

今回は、共産党が条例案を提出したために、共産党議員が答弁にたち、それ以外の会派が質問をするということになりました。

条例案の中身そのもの、特に耐震改修費助成条例に関しては、自民党も公明党も民主党も反対することが出来ず、「財政が厳しい」とか「個人の資産に行政が金を出せない」などと質問しました。

これに対しわが党議員が、財政論では、ムダな事業、例えば同和補助金である自立促進援助金(返さなくていい奨学金)に2億円以上の予算を今年度も使っていること、個人の資産に関しては、今回の台風被害でも京都府が住宅再建に300万円の補助を出すこと決めたことなどを紹介し、質問に対し、的確に答弁しました。

議論の流れを見ていても、2つの条例案を正面から否定することにはならず、何らかの対策が求められていることを各党が指摘するなど、この先、大いに可能性を感じさせる審議でした。

さらに運動を大きく広げ世論をつくりだす事がその流れをさらに加速させることになります。



2004年12月2日(木)

■2つの住宅条例案の説明・懇談会

現在開かれている議会に、日本共産党が提出している2つの条例案、「木造住宅耐震改修費助成条例(案)」「住宅改修工事費助成条例(案)」の、左京での説明懇談会を開きました。

山本正志、加藤あい、樋口英明の左京選出の3人の市会議員で説明を行なったのですが、懇談の中では、「改修後に、耐震診断で1.0以上の基準にしようと思ったら、戦前の建物は無理」「せめて、寝室だけもつぶれないような工夫をするといった工事も大事」「住民がどのレベルまでの耐震工事を望んでいるのか、調査をして、それを基準に条例の中身を作ったほうがいい」など、さまざまな意見が出されました。

条例案は12月8日に行なわれる、建設消防委員会で審議がされ、12月16日の閉会本会議で議決されます。各地で話題を呼び、決算委員会の中で、自民党議員からも「共産党が出した条例案はいい」といった発言まで飛び出している条例案。

大きな世論の高まりをさらに作り出して、市民のみなさんが安心して暮らせるまちづくりをすすめる大きな一歩としたいものです。





2004年11月28日(日)

■岩倉北憲法懇談会

岩倉北学区の方々が実行委員会をつくって、憲法懇談会を開催したので、私も参加してきました。

これは、憲法改悪の動きが急速に強められている時に、岩倉北学区でもこの動きに対抗していくために、まずは憲法を学習し、それぞれの思いを出すところからはじめようということで、開催されたとのことです。

懇談会の中で、女性(80歳代)が自分の体験を話されていたのが、とても印象に残りました。

戦争末期のころ、家の近所に知的障害があると思われる青年が母親と暮らしていた。その青年に召集令状が来たが、母親もどうしたらよいかわからず、そのままにしておいたら、ある日、憲兵が家にまで迎えに来た。青年は事情がわからないままただ驚き、思わず家の外に逃げ出した。その青年を憲兵が後ろから銃で撃ち殺した。

周りの人たちは、その青年や母親を助けるだけでも「非国民」とされてしまうから、いっさい手助けもできない。母親は青年を引きずって家まで運び、多分、家の裏にでも穴を掘って埋めたのだろう。

それ以降も、母親は外に出ることもできずに、夜になったら、人目を避けるように自分の畑の作物をとって、細々と暮らしていた。自分の母親は、こっそりとその人にご飯を差し入れていて、そのことは家族は気づいてはいたが、家の中ですらそのことを話題にすることは避けられていた。

こうした経験を繰り返したくない。穏やかな生活をしたい。


概略、以上のような話でした。そして、自分はたとえあの世に行っても「9条守れといい続けたい」と締めくくられました。

戦争とは、戦闘に役に立たないものは、自国民ですら、虫けらのように切り捨てていく、まして、相手国の人間であればなおさらだ、ということをまざまざと見せ付けられる話で、それを目の当たりにしてきた人が実感を込めて「9条を守ろう」といっている姿に接すると、心がざわざわと騒ぎます。

憲法9条守れの声を、さらに大きく!!!


はじめは弁護士さんを講師に9条の講義



2004年11月20日(土)

■左京北部へ

広河原能見町の岩ヶ谷では、先月の台風23号の影響で、林道が2メートルほど陥没していました。また、広河原下之町では上桂川の護岸の崩落、広河原菅原町では大規模な倒木が見られました。

護岸工事は市か府が責任を持ってなおすにしても、山林や林道に関しては、どんな補助があるのかよく分からず、勉強しなければならない事を実感しました。加えて、行政として、林業支援の対策はどんなことをしていて、課題はどこにあるのか、把握しなければ話にならないことも感じています。


林道が寸断されている


寸断された林道をしたから見る


倒れた木々が横たわる



2004年11月16日(火)

■府市民総行動

京都総評(京都地方労働組合総評議会)が事務局となって、多くの府・市民のみなさんがそれぞれの要求をかかげて、京都市と京都府に対して、いっせいの請願を行う行動がありました。

朝宣伝から始まり、集会、座り込み、市との交渉、昼からは府庁へ移動して、行動は一日中行なわれていました。

市役所前での宣伝や集会には私も顔をだし、行動の激励。






2004年11月16日(火)

■耐震改修条例など、11月議会に提出

日本共産党京都市会議員団は、今日開かれた11月議会本会議に「京都市木造住宅耐震改修条例(案)」と「京都市住宅改修工事費助成条例(案)」の2つの条例案を提出。提案説明は加藤広太郎議員が行ないました。

京都市議会において、議員提案の議案が開会本会議で上程されるのは、戦後の議会市場で初めてのこと(戦前は制度も違い、よく分からない)ということで、マスコミからも注目されています。

というのも、これまでは、市長提案の議案のみ開会本会議に提案・開会中の議会で審議・閉会本会議で議決、という手順で進み、議員提案の議案は閉会本会議に提案・即議決、という手順が慣例化していました。

これでは、市民のみなさんが知らないうちに議決がされてしまうことになります。今回、この慣例を打ち破ることができたのは、「市民に開かれた議会を」という流れが強まっていることと、住宅の耐震改修という中味そのものへの関心の高まりが背景にあると思われます。

多くのみなさんと力をあわせながら、委員会論戦などを通じて、ぜひとも実現を勝ち取りたい条例です。



2004年11月13日(土)

■洛北教育懇談会

洛北地域で先生や保護者のみなさんが呼びかけを行なって、教育懇談会が開かれ、私も出席させていただきました。

懇談会の中で、ある小学生の保護者から「子どもの勉強につきあおうと教科書を見たが、教科書だけではわけが分からず、先生が作ってくれたプリントを見てやっと理解できた」と言い、先生からは「教科書は系統性を持ったつくりにはなっておらず、教科書に書いてあること以外のことも含めて教えないと、子どもに理解はできない」と言っていました。

どうして教科書がそんな不備なものになっているのか、不思議で仕方がないのですが、ある先生が「授業の時間が減り、教える内容をどうにやって減らすか、という発想から出発をするから、適当に中身が抜け落ちてしまう」と言っていたことに妙な説得力を感じました。

また、1人のエリートを育てるために、99人はおちこぼれてもいい、といった、企業の論理による教育を推進すれば、99人にストレスがたまり、問題行動を起こすのもあたり前だから、問題行動を起こした子どもに対処するために、今、警察が学校現場に次々と入り込んでくるしくみが作られていることも紹介されました。

こうした問題を解決する、大きなきっかけとなりうるのが少人数学級の実現、欧米並みに25人とまでいかなくても、せめて30人学級を実現することで、集団の質の変化が起こりうる、という話に、大いに希望がわきました。



2004年11月7日(日)

■京都まつり

2年に一度行なわれている京都の共産党のおまつり・「京都まつり」が今年も宝ヶ池の公園で行われ、2万人の方々が参加しました。

私は、開会時間前から受付で、新潟の中越地震と台風23号による京都北部の被害に対する義援金の訴えをしたのですが、次々とカンパ箱にお金が入り、参加したみなさんの温かい心に感動。

まつりには、左京の生活相談所長として長年活躍していた三島照さん(現・名瀬市会議員)が奄美から、左京の赤旗出張所で活躍していた和足さん(現・宮崎島県南郷町議)が宮崎から駆けつけました。

まつりでは、次期衆議院選挙の小選挙区2区の候補者も発表され、前回に引き続き、子どもが我が子と同じ保育園に通う、原としふみさんが紹介されました。


三島市会議員と


井上さとし参議院議員(中)と原としふみ候補(右)


■一乗寺保育所バザー

昼からは一乗寺保育所のバザーへ。当番では、バザー会場のレジや値切り交渉の対応に追われました。ここ数年、お客さんの出足は鈍っていますが、利益は例年並となりました。


値段は交渉しだい


■一条山開発 岩倉・住民説明会

夜は、一条山開発問題で、岩倉のみなさんを対象にした2回目の住民説明会が開かれたので、私も参加しました。

住民のみなさんから、「交通の安全性確保がどのようにされるのか」「ダンプの通過で家に被害が出たときには補償してもらえるのか」など、さまざまな意見や質問が出されました。



2004年11月5日(金)

■「どうなる?どうする?保育園」

左京の保育関係者が実行委員会をつくって準備をしていた「どうなる?どうする?保育園 おやもえんちょもせんせいも みんなみんなあ〜つまれ」という集会が行なわれました。私も、左京の保育園保護者会の役員としてかかわってきた集会で、園長先生、職員のみなさん、そして保護者が、保育所運営費の削減にストップをかけたいということで取り組まれたものです。

呼びかけが、不十分なところもありながら、150人もの参加者で会場があふれかえるということになったのにはびっくり。参加者からの発言で、「今でも、もっともっと保育内容を充実して欲しいと思っているのに、予算が削られてしまうということは許せない」などの意見が相次ぎ、小泉構造改革による保育所運営費のカットに対して、本当にたくさんの怒りがあふれていることが実感できました。

こうした怒りの声が京都市議会では自民党など与党会派も動かし、9月議会では、国に対して一般財源化に反対する意見書をあげるという大きな成果を勝ち取っています。小泉内閣の方針に反対する意見書を与党会派も含めて全会一致で採択するということは、本当に珍しいことです。

みなさんの声が、京都市議会を動かすことは成功しました。次は、国を動かす番です。


保護者会役員として司会を担当しました


会場一杯の参加者


■新潟・中越地震

今日のインターネットのニュースに、中越地震で被害にあい、奇跡的に助かった皆川優太ちゃんが退院したというニュースが報道されていました。

驚いたのは、自宅に戻った勇太ちゃんが三輪車で遊んでいる写真が一緒に配信されていたことです。それでなくても地震で心身ともに被害にあい、大変な状況にある家族を、温かく見守るのであれば分かりますが、カメラを持って追い掛け回すのでは、マスコミによって2次的な被害をこうむっているのではないかと、本当に心配になります。

地震で被害にあわれたみなさんに、本当の支援がなされることを願っています。



2004年10月29日(金)

■花背・広河原

地元の人から声がかかり、花背と広河原に行ってきました。花背峠以北も台風23号の被害があちこちで出ています。

大布施では別所川の護岸が削られ、道路の路肩まで削られてしまい、大型車両が通行止めに。また、原地では、谷からの土砂で庭が埋まってしまった家もありました。京都府や市がきちんと対応することが求められています。


路肩近くまで崩れ、ガードレールが宙吊りに



2004年10月27日(水)

■住宅改修助成制度と耐震改修助成制度の懇談会

共産党京都市会議員団が主催して、住宅改修助成制度と耐震改修助成制度の条例案に関しての懇談会を開きました。

これは、11月議会に党議員団として2つの条例案を提案するにあたり、多くの団体や業者のみなさんに賛同の呼びかけをするとともに、条例の中身を充実させようということで開いたものです。

懇談会では、新潟中越地震の直後ということもあり、耐震改修条例に意見や質問が集中。「なるべく多くの人が制度を利用できるよう、要件を厳しくするべきでない」「公的な助成を行なう以上、一定の要件を設定することは必要」「耐震診断士の派遣事業が知られていない。もっと周知するべき」など、さまざまな意見が出されました。

議員団として、中身を精査し、条例案の充実と運動の前進に役立てていきます。





2004年10月26日(火)

■台風23号被害調査

梅木のりひで府会議員と台風23号の被害の調査に、八瀬、大原、静原、市原などを訪問してきました。その後左京土木事務所に寄り、対応をお願いする。


大原では護岸が削られているところがあった



2004年10月24日(日)

■左京新婦人フェスタ

新日本婦人の会左京支部の新婦人フェスタがみかげ会館を貸し切って行なわれました。私はお昼過ぎの成安高校のブラスバンド部有志の演奏の時に会場に行ったのですが、歌謡曲やテレビ番組主題歌(アンパンマン)なども演奏され、一緒に行った子どももノリノリでした。





2004年10月22日(金)

■政府聞き取り

京都市会議員団で政府からの聞き取り調査を行なうため、東京へと出張しました。

午前はクックチル給食についての聞き取り。これは、市内の養護学校に今年から取り入れられている給食で、つくりおきした冷蔵食を、食べる前に温めなおして給食とするというもので、導入前から批判の声があげられ、導入後もトラブルが続いているとの事です。

文部科学省の担当の方によると、クックチルを導入している学校は多くない(京都市だけか?)ので、メリットデメリットはまだ把握できていない、とのことでした。

また、前日、前々日に調理したものを出すというクックチルが、衛生管理基準には合致していないということも確認できました。

昼からは焼却灰溶融炉についてなどの聞き取りでしたが、私は、政府交渉を行っている民主青年同盟京都府委員会のみなさんに合流しました。



■政府交渉

昼からは議員団の調査を離れ、民主青年同盟京都府委員会のみなさんに合流し、憲法9条について内閣官房と、学費の助成などについて文部科学省と交渉。

内閣官房との交渉の中で、「イラクの子どもたちを助けるために自衛隊はがんばっている」と説明があり、一同はあ然としました。その原因をつくっているのがアメリカ軍ではないか、と問うと、「フセインとそれに追随する勢力が原因だ」との趣旨の説明。そのために、アメリカが無差別攻撃をしていることには何の釈明も無く、自衛隊がそのアメリカ軍を支援していることにも触れずじまい。

青年たちの平和の願う姿と、事実をきちんと説明できない日本政府の姿。多くの国民の願いを政府が踏みにじっていることをはっきりと示した場面でした。


本庄たかお府会議員とともに交渉に同席

■鞍馬火祭り

夜は鞍馬の火祭りに行ってきました。東京から戻ってきて、急いで鞍馬に行ったときには、すでに鞍馬寺の階段下付近は人で一杯で近づけず、そこから数百メートル下の御旅所付近で見学しました。

御旅所での祭事を見たのは初めてで、ここでも勇壮な雰囲気を味わうことができました。


御旅所@


御旅所A


松明を持って練り歩く



2004年10月21日(木)

■台風23号A

台風から一夜明けて、京都府の北部地域ではかなりの被害が出ている様子が次々と報道されています。

朝から八瀬・大原・静原・市原などをまわって、状況をお聞きしてきました。

日ごろから大雨の時には水があふれることが指摘されていたところが今回も水が出ている、といったところもいくつかあり、対策が求められています。


大原では次の日になっても道路が冠水していた



2004年10月20日(水)

■土木事務所に申し入れ

修学院で側溝のフタのがたつきがひどいので何とかして欲しい、との相談を受けていたので、町内会長さんと一緒に土木事務所に改善のお願いに行ってきました。

■台風23号

台風23号の影響で、左京区でもあちこちで被害がでました。夜の7時頃から梅木のりひで府会議員と一緒に被害状況を見て回りましたが、市原ではところどころで山水が滝のように流れ出しており、床上浸水にまでなっているところもありました。


山水があふれ泥だらけの道


鞍馬街道にも激しく水が流れ出る


2004年10月14日(木)

■財政総務委員会視察3日目

視察3日目。今日は広島市で仕事宣言の取り組みとフィルムコミッションの取り組みについて市の担当者からお話を聞きました。

あまり印象に残らないものだったので、項目だけ少し。仕事宣言の取り組みとは、市の基本方針や重点施策に関して、局などが締め切りを市民に対して公開し、仕事の能率を上げようというもの。フィルムコミッションとは、広島市のイメージアップのために、映像を活用した広島発の情報発信を行おうというもので、具体的には、映画やテレビ℃Mなどの誘致を働きかけるもの。

なお、視察の「OFF TIME譚」はマルヒmemoに載せているので、そちらもご覧ください。


市の担当者から聞き取りをしているところ



2004年10月13日(水)

■財政総務委員会視察2日目

視察2日目。今日は長崎市で観光行政と、商工業の振興について市の担当課者からお話を聞きました。

印象的だったのは、2006年度に取り組むことになっている「さるく博」。「さるく」とはぶらぶら歩くという意味の長崎弁だそうです。歩いて魅力を楽しめる観光都市を目指して「さるく博」に取り組み、そのプレイベントを今年度から行い、まずは、長崎市民自身が長崎の魅力を実感しようと、さまざまな取り組みを行なっているそうです。

何よりも説明をしていただいた担当者の方が、いきいきと取り組みについて話されていて、聞いているだけでわくわくするようなお話でした。

京都も、まずは京都市民が京都のよさを実感し、左京の良さを実感するような取り組みをすすめることは、魅力あるまちづくりにつながっていくに違いない、と話を聞きながら感じました。


長崎に向かう電車の車窓から
諫早湾近くの有明海



2004年10月12日(火)

■財政総務委員会視察1日目

私の所属する財政総務委員会の視察が今日から3日間、北九州市、長崎市、広島市の順で行なわれます。今日は初日で北九州市。ここでは、行財政改革の取り組みについて、市の担当者からお話を聞きました。

北九州市は、一般会計の規模は5,269億円と京都市よりは1,000億円ほど少ない都市。政令市の中ではいち早く行財政改革に取り組んだ市ということですが、中身を聞いてみたら、どこかで聞いたことがある話が次々と出てきました。

まず最初に削ったのが、市民の健康を守るべき市民病院の予算。次に削ったのが、保育所の予算。その一方で、新しい空港、新しい港、新しい競輪場などには数百億円、数千億円という規模で支出。

行財政改革という名前で市民には痛みを押し付け、大型事業だけは続けるという手法は、悪しきスタンダードになっていることを実感しました。


北九州市議会の本会議場にて



2004年10月9日(土)

■大原の里公衆トイレ

大原のみなさんが長年にわたって待ち望んでいた公衆トイレがバスターミナルに完成し、その開所式が行なわれました。

このトイレは総工費7000万で、そのうち2000万円は地元の観光保勝協会のみなさんなどの寄付でまかなわれています。

膨大な費用をかけて作られているわけですが、当初「バイオ」トイレといっていたものが、どの時点からかは「バイオ」の文字は消えており、「エコ」トイレと言い方が変わっています。また、膜ろ過で汚水を処理し、その水をまた洗浄用の水として使うとの事ですが、本当にそれで処理が仕切れるのか、においの心配はないのかなど、地元では心配の声も上がっているそうです。

いつまでも、気持ちよく使えるトイレであって欲しいものですが・・・


トイレ全景


トイレにかかっていた説明板
この説明どおりに水が処理さたらいいのですが・・



2004年10月8日(金)

■9月市会終わる

9月定例市会が閉会しました。

閉会本会議で、「民間保育所運営費国庫負担金・補助金制度の継続等について」という意見書が、全会一致で採択されました。これは、小泉構造改革のもとで進められようとしている、民間保育所運営費の一般財源化にストップをかけようという意見書です。

今年度、公立保育所の運営費が一般財源化され、京都市では保育にかかわる予算が大きく削られ、保育関係者からは、これでは保育水準が保てないという声が次々とあげられてきました。実際、今議会にも保育所運営費補助金の継続を求める請願が提出されていました。

小泉構造改革に異議を唱える今回の意見書が、共産党はもちろん、自民・公明・民主のすべての議員が一致して決議したことは、大変大きな意味を持っています。オール与党がこの意見書に賛成せざるをえないところまで追い込んだ運動の成果とも言えます。

もともと自民党の支持基盤であった保育関連団体からも、一般財源化に反対する意見が相次いでおり、まさに、自民党みずから、自分の支持基盤を突き崩してきていることが、保育の分野でもはっきりしてきています。

今議会ではこのほかにも、「生活保護費の国庫負担率維持を求める」「昼間里親事業の消費税非課税化に関する」意見書なども全会一致で採択されており、さまざまな点で、さまざまな分野で、小泉路線が自民党の支持基盤を突き崩しつつあることが明らかになっています。

■京北町編入合併議案に対する反対討論

閉会本会議において、私は、京北町を編入合併するための議案2つについての反対討論を行ないました。

@京都市周辺地域の振興策についての中長期的な展望が示されていないこと、A京北町の住民サービスが著しく低下することなどを指摘し、国の財政支出を減らすために、住民の暮らしが切り捨てられる合併は許せないことを述べました。