マネタリーベース増田丞美氏セミナーCD夏のキャンペーン最近読んだ本
銘柄詳細分析演習セミナーに参加される方へあるテニススクール生の話政局に思う
ビジネススキルを高める本今年後半の予定

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ショートコラム(2009年7月)

■今年後半の予定(2009年7月30日)

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今年後半の予定(目標を含む)について書いておきます。

◆書籍

新刊の続編にあたる『角山智の銘柄分析力“強化”トレーニング 貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書編』を執筆中です。既に原稿の7割程度はできており、8月末には脱稿できそうです。遅くても年内には出版できるでしょう。

9月以降は、新しい視点で一冊書きたいと思っています。年内には書き上げたいです。

◆セミナー

演習形式が続いたので、次回(東京9/23、大阪9/26)は講義中心のセミナーを考えています。テーマは8月中にじっくりと考えます。

◆投資

自分自身のテーマは「売買技術の習得」です。今年前半に試してみた売買手法が今ひとつだったので、後半は別の方法を試してみるつもりです。

◆プライベート

昨年の秋は旅行に損ねました。今年こそ、季節のいい時期に、のんびりとローカル線に乗ってみたいです。行先は東北あたりがいいかなと思っています。

後は、週1回外出できる予定を作りたいですね。文筆業は自宅で仕事ができます。また、必要なものもアマゾンなどのネット通販で購入できてしまうことから、ついつい出不精になってしまいます(苦笑)。それを何とかしなければいけません。


■ビジネススキルを高める本(2009年7月27日)

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ビジネス書を2冊読みました。

人は勘定より感情で決める
問題は「数字センス」で8割解決する

人は勘定より感情で決める』はいわゆる行動経済学の解説書です。私が読んだものの中では、一番分かりやすかったです。『問題は「数字センス」で8割解決する』 は数字のトリックや数字をうまく活用する方法が述べられています。

2冊とも、ビジネススキルを高めたい方にはおすすめできます。


■政局に思う(2009年7月23日)

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次のように例えると分かりやすいです。

●自民党・・・ファンド・マネージャー
●官僚 ・・・証券アナリスト
●民主党・・・株式評論家

今は「ファンド・マネジャーのパフォーマンスは悪すぎる」と騒いでいる株式評論家に「一度、運用をやらせてみてはどうか」という世論が形成されつつあります。問題なのは、彼らに実際の運用経験がないことです。達者なのは口だけです。

仮に、株式評論家がファンド・マネジャーになったとしても、証券アナリストの調査に頼ってしまえば、非難していた前任者と変わらないことになります。そこで「証券アナリスト頼みがいけなかったのだ。調査も運用も自分達でやる」と意気込んでしまえばどうなるでしょうか?

その決断は、一時的に拍手を浴びるでしょうが、好ましくない結果を招くかもしれません。大衆は、高い代償を払った後「やはり、評論家に運用は無理だった」という当たり前の事実に気づくのです。

未経験者であっても「穏やかな日が続けば」それなりのパフォーマンスをあげられるものです。しかし、悪天候を乗り切るためにはある程度の経験が必要なはずです。


■あるテニススクール生の話(2009年7月19日)

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あるテニススクールにこんな生徒がいたそうです。

●新しい期の1回目だけ来る
●そのときは、ラケット、シューズ、ウェアともすべて新品
●残りの7回は来ない(1期は8回)
●2か月後、新しい期が始まれば同じことを繰り返す

さて、このスクール生はテニスが上手でしょうか? だいたい、察しはつくと思いますが「下手もいいところ」だったそうです。

彼の気持ちも分からなくはないです。新しいラケットやウェアを揃えることにより、上手なプレーヤーになった気分を味わいたいのです。ところが、テニススクールでは自分に嫌気が差してしまい、2回目以降を休んでしまうのでしょう。ここを我慢して継続できれば、人並みには打てるようになるはずですが・・・。

そして、期が変われば「また頑張ろう」と思い直し、新しいラケットやウェアを買いに行くのです。悲しいかな、努力の方向が間違っているとしか思えないです。

地道な練習の繰り返しが必要であるテニスのようなスポーツにおいて、これでは上達するはずもありません。ただ「趣味」である限りは本人の自由ともいえます。一流プレーヤーになったつもりで新しいラケットやウェアを選んでいるときが「この上なく楽しい」のなら、他人がとやかくいうことでないのかもしれません。

しかしながら、投資にこのような「勘違い」や「自己満足」を持ち込めば大火傷を負うことになります。実際、このような個人投資家が少なくないような気がします。あなたはこのスクール生を笑えるでしょうか?


■銘柄詳細分析演習セミナーに参加される方へ(2009年7月13日)

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銘柄詳細分析演習セミナーの内容がほぼ確定しました。5月の銘柄分析演習セミナーがいわば肩慣らしであったのに対し、今回のセミナーは実践レベルとなっています。

演習は、普段私が行っている銘柄分析とほぼ同じ内容です。インターネットから入手できる決算書などの資料を元に定量分析、定性分析、テクニカル分析に取り組んでいただきます。

分析のやり方については、演習の解説を通じてフォローするつもりですが、予め基本事項を確認しておきたい方は、次の書籍の該当箇所を読んでおく(あるいは読み返す)ことをおすすめします。

<図解>「決算書&企業価値」分析ドリル 第2章:経営分析、第6章:企業価値評価
バリュー投資の強化書 第3章の1:PMV(事業家的市場価値)とは)

お申込は東京分7月16日(木)、大阪分7月23日(木)まで受け付けております(まだ残席がございます)。ご参加を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。

ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。


■最近読んだ本(2009年7月9日)

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新刊「角山智の銘柄分析力“強化”トレーニング 決算短信表紙、セグメント情報、損益計算書編」のキャンペーンが始まりました。今回はトレーダーズショップ限定で行いますが、2,800円未満の買い物には送料がかかってしまいます。

そこで、私が最近読んだ本で面白かったものをあげておきます。合わせて購入されるのにおすすめです(リンクはすべてトレーダーズショップに張っています)。

私の財産告白
福澤桃介式
私は株で200万ドル儲けた
ツキの法則
株式成功実践論
三猿金泉秘録
実践生き残りのディーリング


■セミナーCD夏のキャンペーン(2009年7月6日)

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半年振りにセミナーCDのキャンペーンを行いたいと思います。

対象となるのは次のCDです。キャンペーン期間は7月末までとさせていただきます。絶好の機会につき、ぜひとも活用くださいませ!

購入を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。

【割安成長株セミナーCD 総合版】
内容

2007年2月3日に開催した「新春セミナー(テーマは割安成長株投資)」、2009年2月1日に開催した「割安成長株セミナー」のセットです。

販売価格

19,950円 11,970円(40%オフ)

サンプル

テキスト(抜粋) 新春セミナー音声(約2分) 新春セミナーテキスト(抜粋)

ご注意 新春セミナー」の内容は、エンジュクから出ている角山智の割安成長株の見極め方徹底マスターDVDとほぼ同じです。なお「新春セミナー」単体でのCD販売は昨年末をもって終了しています。

【割安成長株セミナーCD】
内容

2009年2月1日に開催した「割安成長株セミナー」を収録したものです。

販売価格

15,750円 9,450円(40%オフ)

サンプル

テキスト(抜粋)


【第2回 個別銘柄研究会CD】
内容

2008年11月3日に開催した「第2回 個別銘柄研究会」を収録したものです。テーマは「グローバル銘柄」です。グローバルな視点でのトップダウンアプローチを身に着けたい方に最適です。

販売価格

15,750円 9,450円(40%オフ)

サンプル

テキスト(抜粋)


【第1回 個別銘柄研究会CD】
内容

2008年9月27日に開催した「第1回 個別銘柄研究会」を収録したものです。テーマは「内需関連の業績好調株」です。ボトムアップアプローチにより好業績銘柄をピックアップしてきます。

販売価格

15,750円 9,450円(40%オフ)

サンプル

テキスト(抜粋)


■増田丞美氏(2009年7月5日)

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昨年、パンローリング社でセミナーを行ったとき、増田丞美さんがお見えになりました。

バリュー投資の強化書を読みましたよ」といっていただき、オプションの簡単な説明をしてくださったことを覚えています。その後、数名で飲みに行き、楽しい時間を過ごすことができました。

失礼ながら、当時はどんな方か、よく存じませんでした。飲み会では投資の話題はほとんど出なかったのですが、雑談の内容から「実は、すごい方なのではないか」と思い、東京から自宅に戻った後で調べてみると、やっぱりそうでした。もう少し、投資のことを伺っておけばよかったです。

今度、パンローリング社でオプション売買実践セミナーが開催されます。もし、この分野に興味をお持ちであれば、参加されるのも一案だと思います。7月12日まで早期割引中につき、他社のものよりバリューな価格設定となっています。

なお、増田さんの著書としては「私はこうして投資を学んだ」がおすすめです。


■マネタリーベース(2009年7月4日)

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前回の続きです。今回はマネタリーベースです。

マネタリーベースとは、日銀が供給する通貨のことです。マネーサプライ(世の中に出回っているお金)の元になります。

●マネタリーベース = 日本銀行券発行高 + 貨幣流通高 + 日銀当座預金

マネタリーベースが増えると、銀行の信用創造機能により、マネーサプライも増えます。マネーサプライの増加は「金回りがよくなること」を意味するので、通常であれば、そのうち景気が回復して株価も上昇します。

ただ、銀行の信用創造機能が低下している局面では、景気回復に時間がかかります。実際、不良債権問題の懸念された2002年がそうでした。今回も、国際的な金融危機の影響を受けていることから、時間がかかるかもしれません。

そうはいっても、マネタリーベースは、景気を見るのに重要な指標とされています。日銀は、昨年秋からマネタリーベースを増やしており、市場にカンフル剤を打っている状況です。

消費者信頼感指数

マネタリーベースでは、2006年後半から2007年前半にかけて相当な金融引締めが行われていました。その結果、株式市場は2007年後半より下落に転じます。



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