2009年の過ごし方割安成長株セミナー投資戦略レポート
「恥ずかしくて今さらできない質問」にお答えします割安成長株投資の傾向と対策
新しい息吹ヤマダ電機のプライシング割安成長株セミナーの参考書籍
バリュー投資とマネー・マネジメントネット通販の利便性あちらが立てば・・・

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ショートコラム(2009年1月)

■あちらが立てば・・・(2009年1月27日)

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角山智の「株本執筆記」 にて棚卸資産の解説を加えてみました。少し気合を入れて書きましたので、よろしければご覧ください。

今は、ブログ的なものが角山智の割安成長株投資術 角山智の「株本執筆記」 、このショートコラムの3つに増えました。もともと、あれもこれもこなせるタイプではなく「あちらが立てばこちらが立たず」となりがちです。でも、満遍なくチェックしていただければ、3日に1回程度は、どこか更新されていると思います。

なお、それぞれで取り上げる内容については、次のように考えています。

角山智の割安成長株投資術 ・・・ニュースなど、時事ネタに関する内容
角山智の「株本執筆記」 ・・・恥ずかしくて今さら聞けない質問
●このショートコラム・・・今までどおり


■ネット通販の利便性(2009年1月26日)

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今回買ったプリンタは、CANON PIXUS MP630です。HP Photosmart C4480Brother MyMIO DCP-350Cなどの「激安路線」も検討したものの、無難な選択となりました。

PCを買ったときほど値段にこだわらなかったのは、プリンタ本体より交換インクにお金が掛かるからです。

値段は価格.comで調べました。私が購入したときはアマゾンが最安値グループにおり、送料が掛からないことやクレジットカードが使えることから、アマゾンにて購入しました。

少し使ってみましたが、印字品質やスピードに不満は特にないです。印字品質を「速い」に設定すると、雑ながら、レーザープリンタ顔負けのスピードで印刷します。後は、故障せず、長持ちしてほしいものです。

今回は、ネット通販の利便性を再認識しました。貴重な休日、渋滞の中を量販店まで出向く必要もありません。量販店では、店員がなかなかつかまらなかったします。店員の無愛想な対応にむっとされた経験をお持ちの方も少なくないでしょう。しかも、値段はネットの方が安く、重たい荷物を自宅まで持ち帰らなくて済むのです。

リアルな店舗は、何らかの差別化を行わない限り、これから厳しいかもしれないですね。


■バリュー投資とマネー・マネジメント(2009年1月24日)

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最近、意識的にトレード関係の本を多く読んでいます。そこで気づいたのは、マネー・マネジメント(資金管理)の重要性です。

不思議なのは、バリュー投資の本でマネー・マネジメントを取り上げているものがないことです。

バリュー投資は「100円の価値があるものを50円で買えば儲かる」と考えます。ところが、これだけでは「50円で買ったものが40円に下がればどうするか」という視点が抜けてしまいます。

多くの投資家は、自分の間違いを認めたくないものです。ゆえに「実は、100円の価値がなかったかもしれない」と考え直すことができません。そのまま持ち続けているうちに、50円は25円まで下がり、やがては身動きが取れなくなるのです。

マネー・マネジメントでは、1銘柄のリスクを投資額の1〜2%に押さえ、その上限を超えないようにロスカットを行います。売買ルールを守ることができれば、損失が雪だるま式に膨らむことはありません。

バリュー投資の本がマネー・マネジメントを取り上げない理由として、次の2つが考えられます。

●ロスカット・ラインを個別に設定する場合、テクニカル分析を用いること
●「下がれば売る」行為がバリュー投資の考え方に相反すること

そういうこともあり、マネー・マネジメントについては、トレードの本を読んで習得するしかなさそうです。『投資苑』では一つの章をもうけて解説していますし、『マーケットの魔術師』シリーズにおいてもその重要性が強調されています。

なお、割安成長株セミナーでも、マネー・マネジメントについてお話します。


■割安成長株セミナーの参考書籍(2009年1月20日)

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割安成長株セミナーのテキストがかなり出来てきました。今回は、新しい視点として、テクニカル的なアプローチも若干取り入れました。また、マネー・マネジメント(資金管理)のお話もしたいと思っています。

そういうこともあり、2007年の割安成長株セミナー(エンジュクから角山智の割安成長株の見極め方徹底マスターDVDが出ています)とは、まったく別内容となりました。

セミナーの参考書籍として『オニールの成長株発掘法』『ツバイク、ウォール街を行く』をあげておきますので、時間のある方は読んでみてください(もちろん、セミナーに参加されない方にもおすすめです)。

オニールとツバイクの共通点は、ファンダメンタル分析とテクニカル分析を組み合わせ、高いリターンを達成していることです。個別銘柄の選択に関しては、ボトムアップアプローチとトップダウンアプローチを併用しています。

前回の第2回銘柄研究会では、トップダウンアプローチが好評でしたが、今回は「ボトムアップアプローチ+トップダウンアプローチ+テクニカル分析」の組み合わせになります。

投資家として、より多くの視点を持っておきたいものですね。


■ヤマダ電機のプライシング(2009年1月19日)

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9年近く使ってきたインクジェットプリンタが不調となり、買い替えることにしました。

ネットで価格を調べ、近くのヤマダ電機にも2回ほど出向きました。そうこうしているうち、ヤマダ電機のプライシングについて一定の傾向がつかめてきました。

●「安い」というイメージはあるが、実はそれほど安くない
●売れ筋モデルは、あまり値引きをしていない
●旧モデルや一部のエントリーモデルについては、ポイント込みで大幅な値引きを行っている

以上のことから、次のような販売方法を取っていると想定されます。

●「ヤマダ電機は安い」というイメージで来店を促す
●「一番売れている」「結局はお買い得」 といったセールストークにより売れ筋モデルに誘導して利幅を稼ぐ。貴重な週末の時間を使い、車で来店した客であれば、たいていは買っていくはず。
●値段にこだわる客は「性能的にそう変わりませんよ」と大幅な値引きを行っているモデルで納得させる
●私のようなうるさい客は相手にしない(笑)。今回、売れ筋モデルの値引き交渉をしてみたが、ビタ一文負けなかった。

値引き交渉が徒労に終わったこともあり、結局はネットで注文することになりました。プリンタが届けば続きを書きます。

下に、ちょっと嫌らしいチャートを掲載しておきます。カカクコムとヤマダ電機の比較チャートです。ヤマダ電機にとっては、まさに「目の上のこぶ」でしょうね。

カカクコムとヤマダ電機


■新しい息吹(2009年1月16日)

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前回、株価が低迷していた2002年頃の話です。

当時は、個人投資家も少なく、インターネットの掲示板など、オープンな場所で情報交換を行うことができました。途中からは参加者も増え、それなりに盛り上がっていたものです。

ほとんどの参加者は、株価が低迷しても腐らず「そのうち評価されるから」と我慢強く投資を続けていました。

2003年からの上げ相場により、参加者の大半は一財産築いたことでしょう。それと共に、役割を終えたインターネットの掲示板(本当に有益なもの)も消えていったのです。

あれから6年、最近、マーケットに新しい息吹の訪れを感じています。セミナーには、株価が低迷しても前向きな考えを持った投資家の方が来られるようになりました。昔からの投資家さんにも「上げ相場に備え、銘柄を見繕っておこう」という動きがあるようです。

たとえ、今のような状況であっても、粘り強く銘柄研究を続け、上げ相場を待てるようであれば、その努力が報われる可能性は高いはずです。株式市場では、悪い時期が続いた後、良い時期が訪れるものです。


■割安成長株投資の傾向と対策(2009年1月12日)

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割安成長株セミナーには、数名のお申し込みをいただいております。中押しということで、再度PRさせていただきます。

今回の割安成長株セミナーは、基本的なお話もさせていただいた2007年(エンジュクから角山智の割安成長株の見極め方徹底マスターDVDが出ています)と比べて、より実践的な内容となっております。例えてみれば、受験前の「傾向と対策」講座です。

高校・大学にしろ、資格試験にしろ、基本的な学習を終えれば過去問題集に当たり、実践練習を行いますね。まったく同じ問題は出ませんが、似たような内容が繰り返し出題されるので、傾向をつかむことができれば対策も取りやすくなります。「そろそろ、この辺りから出題されるのではないか」とヤマを張ることもできるでしょう。

実は、株式市場も、同じことの繰り返しです。上げ下げの期間や主役となる銘柄は異なるものの、相場サイクルが一巡すれば「いつか、どこかで見たような光景」が表われます。ほとんどの個人投資家は入れ替わっているため、前回を知らないだけなのです。

今回のセミナーでは、私自身が経験した過去2回(1999年と2005年)の上げ相場を振り返り、やがて訪れるであろう次回の上げ相場に備えるものです。もちろん、上げ相場がいつからはじまるかはわかりませんけど、セミナーは「直前講義・直前演習」のつもりで行います。

参加を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。


■「恥ずかしくて今さらできない質問」にお答えします(2009年1月8日)

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昨年、編集者さんと打合せをしていたときのことです。

資産運用の強化書』原稿に「長期金利は短期金利より高くて当たり前」という下りがありました。そこで、編集者さんが遠慮がちに「たいへん恥ずかしい質問なのですが、どうしてそうなるのですか?」と聞いてきたのです。「そんなの常識でしょ」と思いながらも「なぜか」と改めて問われれば、即答できず、少し考えてしまいました。

実は、このことが本のアイデアとなりました。投資の世界には、常識過ぎて、セミナーや書籍では改めて説明されない事項が少なくありません。ところが、前提知識としてはとても大切なことであり、これらの意味を知っておかないと、専門家の話を聞いても今ひとつ理解できないものです。

そこで、編集者さんに「あまりに基本的であり、恥ずかしくて今さらできない質問」をまとめてもらい、パンローリングのブログ角山智の「株本執筆記」 にて回答してみることにしました。これをたたき台にして、書籍としてまとめるつもりです。

みなさんの方でも質問がありましたらメールにてお寄せいただければ、随時お答えしていきます。「聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥」という格言がありますが、投資においては「聞くは一時の恥 聞かぬは一生の損」です。どしどし質問してください。

なお「なぜ、長期金利は短期金利より高くて当たり前なのか」に関しては、近々に回答を掲載します。


■投資戦略レポート(2009年1月5日)

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本日は「投資戦略レポート」を仕上げていました。

これは「投資戦略フェア2009」の参加特典です(非売品)。「長期投資の落とし穴」というタイトルで、ちょっと辛口に書いています。

「投資戦略フェア2009」では鈴木一之さん(『有望株の選び方』の著者)や中原圭介さん(『サブプライム後の新資産運用』の著者)が話をされるので、時間的な余裕があれば私自身も参加してみたいですね。


■割安成長株セミナー(2009年1月4日)

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年末年始はいかがお過ごしでしょうか?

私は、もちろん、仕事です(個人事業主はそう休めないのです)。書籍の執筆を一時的に中断して、セミナーテキストを作成しておりました。

株式市場は、基本的に同じことの繰り返しです。やがて上げ相場がはじまり、新しい出世株が現れます。出世株は、割安成長株の大化けしたもので、2〜3年で10倍以上になることも珍しくないです。

このような銘柄群に初期の段階から投資を行っていれば大きな果実を得られますし、いわゆる「お祭り騒ぎ」になってから飛び乗れば火傷をします。

そして、絶好の投資チャンスは、マーケットが最も落ち込んでいるときです。直近では、1998年と2002年でした。このときに割安成長株でポートフォリオを組んでおけば、その中のいくつかが出世株となり、けっこうなリターンを得ることができました。

2008年は、戦後最悪の年となり、苦汁をなめた方も少なくないでしょう。しかしながら、人間の本質が変わらない以上、その象徴である株式市場は「下がったものは上がる」と考えて間違いありません。どこが底かはわかりませんけど、そろそろ「上げ相場」への準備をしておくべきではないでしょうか。

参加を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。

ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。いつ底打ちするか、どの銘柄が上がるかを、前もって当てることはできないものです。

2007年にも割安成長株セミナーを行いましたが(エンジュクから角山智の割安成長株の見極め方徹底マスターDVDが出ています)、内容を一新しています。別セミナーとお考えください。

【割安成長株セミナー】
日時・場所

東京・大井町 きゅりあん 2009年2月1日(日)13:15〜16:45

大阪・天満橋 エル・おおさか 2009年2月7日(土)13:15〜16:45

セミナー後に、希望される方のみ「お茶会」を開催します(小1時間程度)

参加料

銀行振込 レポート購読者:12,600円 一般:15,750円

当日現金 18,000円

3日前までのキャンセルは返金いたします(それ以後のキャンセルは音声CDの発送に替えさせていただきます)

概要

第1部:出世株の研究
1−1.1999年のITバブル
1−2.1999年の出世株
1−3.2005年の世界株高
1−4.2005年の出世株
1−5.出世株の共通点

第2部:割安成長株投資の手法
2−1.PER
2−2.PERに対するオニールの見解
2−3.PEG
2−4.CAN−SLIM

第3部:割安成長株の見つけ方
3−1.投資信託の組入銘柄
3−2.IPO銘柄
3−3.年初来高値更新銘柄

第4部:割安成長株のケーススタディ
4−1.A社
4−2.B社
4−3.C社

第5部:割安成長株の運用
5−1.株式市場のトレンド
5−2.買いのタイミング
5−3.売りのタイミング

第6部:投資戦略と売買ルール
6−1.投資戦略の重要性
6−2.マネー・マネジメント
6−3.売買ルール

(参考資料:2008年のIPO銘柄一覧表)


■2009年の過ごし方(2009年1月1日)

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あけましておめでとうございます。

本来であれば、抱負を書くべきところですが、今年に関しては少し迷っています。

◆本業について

2005年11月に開業してから「とにかく3年間」を目標に走り続けてきました。集大成というべき『バリュー投資の強化書』も出版しました。

今は「次の3年間」をどう過ごすか考えています。ただ、モチベーションが低下気味のこともあり、リフレッシュ休暇を取ることも検討中です。

◆投資について

前回の相場低迷時(2001〜2002年)にも投資のやり方を見直しました。今年からも少し変える予定です。試行錯誤はまだまだ続くと思います。

◆プライベートについて

豊かな人生を送るために投資を行っている以上、もう少し「人生を楽しむ」ことにも力点をおきたいです。

◆まとめ

「人生、山あり谷あり」ならば「2005年が山、今が谷」といったところです。たぶん、こういった時期の過ごし方が勝負どころなのでしょう。

気持ちを新たに、再スタートを切りたいものです。



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