定額山 善光寺 本堂


探訪年月日・・・平成25年(2013年)5月23日

 「遠くとも一度は詣れ善光寺」という言葉もあるほどの有名寺院ですね。長野県のシンボルとして善光寺本堂を思い浮かべる人も多いでしょう。江戸時代には、善光寺参りは御伊勢参りに匹敵するほどの人気だったとか。日本最古の仏像と言われている朝鮮渡来の絶対秘仏「一光三尊阿弥陀如来像」を本尊としています。
 実はもう何回も来ているのですが、前回参拝に来たのが11年ほど前(平成14年ころ?)になると思います。長野県内の国宝建築物巡りの最後を締めくくる、久しぶりの参拝です。



所在地・・・長野県長野市元善町
創建・建立・・・寺院の創建は644年。本堂は宝永4年(1707年)に再建されたもの。
国宝指定年(文化財保護法)・・・昭和28年(1953年)
 (注意)本堂内部の厨子も本堂に付属する形で国宝指定されている。
大きさ・・・高さ約26メートル、奥行き約54メートル、間口約24メートル。
参考・・・日本仏教が各宗派に分かれる以前から寺院として成立している古刹。無宗派の単立寺院ではあるが、管理は天台宗大本山である善光寺大勧進以下天台宗25院と、浄土宗大本山である善光寺大本願(尼寺)以下浄土宗14坊が行っている。


善光寺 仁王門
 この仁王門は国宝や重要文化財の指定は受けていません。大正7年(1918年)の再建です。



善光寺 三門(山門)
 この三門は国宝ではありませんが、重要文化財指定となっています。寛延3年(1750年)の建立です。平成25年5月の時点では、内部の拝観ができました。



三門を7時方向から撮影したものです。写真左端に僅かに見えるのが本堂です。



定額山 善光寺 本堂
 手前に煙が見えますが、この煙を浴びることで御利益を得られるそうです。



本堂を5時方向から撮影しました。



本堂を7時方向から撮影しました。



本堂を8〜9時方向から撮影しました。かなり縦長の本堂です。


 これでひとまず、長野県内の国宝7件のうち、建築物は5件は全制覇しました。5月中に5件全て回ってしまうというのは急ぎすぎた気もしますが。
 今回の参拝では、時間の都合上「御戒壇巡り」や「内陣参拝」はしませんでした。また、改めて参拝した時のお楽しみにしておきます。