今は西洋の薬が主体ですが、昔は漢方薬が様々の症状を治していました。

漢方薬(薬草の用い方)

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しょうが酒 ワンセグ搭載モデル

 漢方薬は、市販されている薬のなかにも数多く使用されています。用途用法を守らないと、効き目はありません。処方箋は必ず読むようにしましょう。自分の体質やアレルギーの有無などを知る必要があります。
 薬草または生薬を、清酒、焼酎、ホワイトリカーなどに浸し、約1ヵ月以上そのままにしておきます。これは酒のアルコールが薬草の有効成分を溶かし出すもので、長く置くほどよく、1日1回、盃1〜2杯を服用します。
 マタタビ、ニンニク、チョウセンニンジン、ウメ、クチナシ、クコなどはよく利用されています。
作り方
 ひねしょうがは、皮にしわがなく色のきれいなみずみずしいものを使いましょう。
 たわしで丹念に洗ってから、乾いたフキンできれいに拭いて水気を取りましょう。包丁で薄く切って、保存ビンに入れましょう。
 レモンは皮をむいて四つ切りにします。できるだけ、内側の白い皮の部分を取り除いておきましょう。
 ホワイトリカーと糖分を加え、蓋をぴっちりして冷暗所に保存しましょう。
 五〜六ヶ月たちましたら、二重にしたフキンで静かに漉して、しょうがとレモンを取り除きましょう。さらにそのまま一ヶ月熟成させましょう。
材料
ひねしょうが・・・・・・・・・・・・・・300g
ホワイトリカー・・・・・・・・・・・・・1.8L
レモン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4個
グラニュー糖か氷砂糖・・・・・・・200g
効果的な用い方
 
一日盃三〜四杯くらいが適量です。しょうがの香りとレモンの香りがミックスして、比較的飲みやすい薬用酒です。
 風邪気味のときは、就寝前に熱湯で割って飲むと、効果があります。
効用
 しょうがは栄養価は少ないのですが、辛味成分のジンゲロンと油状のショウガオール、香気成分のシトラネオール、フェランドレン、ジンギベレンなどの成分が有効に働き、胃や腸の働きを助け、殺菌、抗菌性、発汗作用があり、利尿や体のむくみ取りに役立ちます。風邪、発熱などの症状によく効きます。

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