▼ 2015/06/28(日) サイト更新 - PCG-8800mkII付属ソフト
【お知らせ】
本日の更新は,「PCG-8800mkII付属ソフト」の動作確認です。
おんおん氏,HAL8999氏より情報をご提供いただきました。
PCG-8800mkIIは,PCG-8800/PCG-8200の後継ハードウェアです。
従来はPC-8801用のPCG-8800, PC-8001mkII用のPCG-8200と別々のハードウェアが販売されていたのですが,PC-8801mkII対応と同時にPC-8801/PC-8001mkIIも共用になりました。
以下は,Oh!PC 1984/06号に掲載された広告の価格表です。
共用になったことによりPCG-8800/PCG-8200は販売終了となったようですが,PC-8001用のPCG8100は継続して販売されています。
従来のPCG-8800/PCG-8200では付属ソフトはN-BASICで動作するようになっていたので,PCG-8800mkIIも同様だろうと予想していました。
先日の記事にも書いたとおり,PC-8801/8001mkII共用ソフトの場合は弊サイトの動作確認ページの調査対象外としてます。
そのため,PCG-8800mkIIはあまり熱心に捜索しておりませんでした。
ところが,先日OUT of STANDARDのPC-8001発掘隊が更新された際にPCG-8800mkII付属ソフトの情報が掲載され,PCGAIDのみN88-BASICに対応していたということが判明しました。
(PC-8001発掘隊のリンク先で,左上にある「設定」からPC-8801用ソフトを表示する設定にしてから「市販ハード」→「PCG8800mkII」を選択してください)
従来のPCGAIDで保存したPCG定義データはN-BASICのCLOAD命令でロードしてRUNすることにより自動的にPCG定義が実行される仕組みになっていましたが,このN88-BASIC対応のPCGAIDで保存したPCG定義データはN88-BASICのLOAD命令で読み込めるようになっているとのことです。
今まではPC-8801対応ハードでありながら実質N-BASICしかサポートされていなかったのが,やっとソフトウェア面でもPC-8801対応となったのですね。
対応が遅すぎるという気がしないでもないですが。
N80-BASIC対応のPCGAIDはPC-8801+N-BASICという組み合わせでも使用されるようなので厳密には弊サイトの調査対象外なのですが,画面には"PCGAID-8200"と表示されていていかにもPCG-8200直系のソフトらしいので,特例として調査対象とすることにしました。
ミュージックエディタとデモは調査対象外としています。
PCGは対応ソフトも多くPC-8001シリーズにとって重要なハードウェアなのですが,残念ながらPC-8001mkIIで使えるPCGは未所持です。いつか手に入れてみたいですね。
一応,PCG-8800は所持しています。
箱の外観。
内容物。左上のフラットケーブルで,PCG-8800とPC-8801本体を接続します。
PCG-8800の基板。右下に空きソケットが2つあります。左側にPC-8801から取り外したCG-ROMを装着して,右側は付属のフラットケーブルを取り付けます。
右側空きソケットの上にあるジャンパはPC-8801の初期型/新型を指定するためのもので,購入直後は新型向けの設定になっています。
画面が乱れる場合はそのPC-8801は初期型なので,ジャンパを1-2から2-3に設定し直す必要があります。
右上には,外部スピーカー用のオーディオ端子と音量調整用のボリュームがあります。
オーディオ端子の左にある3つの端子に本体内蔵スピーカーとBEEP出力を配線することにより,本体内蔵スピーカーから音声を出力することもできます。
試しにPC-8001mkIIやPC-8801mkIIに取り付けてみようとしましたが,フラットケーブルの長さが足りないため無理でした。(2015/11/12追記 関連記事書きました)
サウンドの再生機能は動作するので,PiO PiO/走れスカイラインなどサウンドのみPCGに対応したソフトであれば使用することは可能です。
ところで8801用以降のPCGの正式名称って,PCGと数字の間にハイフンあり/なしのどちらなのでしょう?
8801用は箱/取説の表紙にはPCG8800と記載されていますが,それ以外(広告/取説の内容説明/基板の型番/付属テープ)はPCG-8800表記になっています。
8001用は広告も本体に記載されている型番もPCG8100みたいです(本記事先頭で引用した価格表ではPCG-8100表記ですが)。
とりあえず,弊サイトではハイフンありのPCG-8200/PCG-8800mkII表記にしました。
おんおん氏,HAL8999氏より情報をご提供いただきました。
PCG-8800mkIIは,PCG-8800/PCG-8200の後継ハードウェアです。
従来はPC-8801用のPCG-8800, PC-8001mkII用のPCG-8200と別々のハードウェアが販売されていたのですが,PC-8801mkII対応と同時にPC-8801/PC-8001mkIIも共用になりました。
以下は,Oh!PC 1984/06号に掲載された広告の価格表です。
共用になったことによりPCG-8800/PCG-8200は販売終了となったようですが,PC-8001用のPCG8100は継続して販売されています。
従来のPCG-8800/PCG-8200では付属ソフトはN-BASICで動作するようになっていたので,PCG-8800mkIIも同様だろうと予想していました。
先日の記事にも書いたとおり,PC-8801/8001mkII共用ソフトの場合は弊サイトの動作確認ページの調査対象外としてます。
そのため,PCG-8800mkIIはあまり熱心に捜索しておりませんでした。
ところが,先日OUT of STANDARDのPC-8001発掘隊が更新された際にPCG-8800mkII付属ソフトの情報が掲載され,PCGAIDのみN88-BASICに対応していたということが判明しました。
(PC-8001発掘隊のリンク先で,左上にある「設定」からPC-8801用ソフトを表示する設定にしてから「市販ハード」→「PCG8800mkII」を選択してください)
従来のPCGAIDで保存したPCG定義データはN-BASICのCLOAD命令でロードしてRUNすることにより自動的にPCG定義が実行される仕組みになっていましたが,このN88-BASIC対応のPCGAIDで保存したPCG定義データはN88-BASICのLOAD命令で読み込めるようになっているとのことです。
今まではPC-8801対応ハードでありながら実質N-BASICしかサポートされていなかったのが,やっとソフトウェア面でもPC-8801対応となったのですね。
対応が遅すぎるという気がしないでもないですが。
N80-BASIC対応のPCGAIDはPC-8801+N-BASICという組み合わせでも使用されるようなので厳密には弊サイトの調査対象外なのですが,画面には"PCGAID-8200"と表示されていていかにもPCG-8200直系のソフトらしいので,特例として調査対象とすることにしました。
ミュージックエディタとデモは調査対象外としています。
PCGは対応ソフトも多くPC-8001シリーズにとって重要なハードウェアなのですが,残念ながらPC-8001mkIIで使えるPCGは未所持です。いつか手に入れてみたいですね。
一応,PCG-8800は所持しています。
箱の外観。
内容物。左上のフラットケーブルで,PCG-8800とPC-8801本体を接続します。
PCG-8800の基板。右下に空きソケットが2つあります。左側にPC-8801から取り外したCG-ROMを装着して,右側は付属のフラットケーブルを取り付けます。
右側空きソケットの上にあるジャンパはPC-8801の初期型/新型を指定するためのもので,購入直後は新型向けの設定になっています。
画面が乱れる場合はそのPC-8801は初期型なので,ジャンパを1-2から2-3に設定し直す必要があります。
右上には,外部スピーカー用のオーディオ端子と音量調整用のボリュームがあります。
オーディオ端子の左にある3つの端子に本体内蔵スピーカーとBEEP出力を配線することにより,本体内蔵スピーカーから音声を出力することもできます。
試しにPC-8001mkIIやPC-8801mkIIに取り付けてみようとしましたが,フラットケーブルの長さが足りないため無理でした。(2015/11/12追記 関連記事書きました)
サウンドの再生機能は動作するので,PiO PiO/走れスカイラインなどサウンドのみPCGに対応したソフトであれば使用することは可能です。
ところで8801用以降のPCGの正式名称って,PCGと数字の間にハイフンあり/なしのどちらなのでしょう?
8801用は箱/取説の表紙にはPCG8800と記載されていますが,それ以外(広告/取説の内容説明/基板の型番/付属テープ)はPCG-8800表記になっています。
8001用は広告も本体に記載されている型番もPCG8100みたいです(本記事先頭で引用した価格表ではPCG-8100表記ですが)。
とりあえず,弊サイトではハイフンありのPCG-8200/PCG-8800mkII表記にしました。
- TB-URL(確認後に公開) http://www5f.biglobe.ne.jp/~apaslothy/cgi_bin/adiary/adiary.cgi/042/tb/
- ▼ PC-8001mkIIでPCG-8800を使用する 80mkII愛友会 別館
1: CD-R 2015年07月04日(土) 午前0時58分
綺麗ですねぇ。シリアル番号が6桁ですがこんなに売れたんでしょうか?SR以降だとフォントROMが直付けなので使えないのが残念です。実機だと、元祖8801かmk2(持ってる)を所有するしかないんですね。8001mkIISRもフォントROMが2倍のサイズなのでそのままとは行かないですね。残念。改造する記事があればつかえたのに。
2: apaslothy 2015年07月04日(土) 午前11時20分
実はほとんど未使用のままです。
シリアル番号はPC-8001やMZ用なども含めた番号なのかも。それだとしても結構大きな数字だと思います。
SR以降で使えなくなってしまったのは残念ですね。この頃になるとPC-8001用ソフトはあまり重要視されなくなってしまったのでしょうか。
3: CD-R 2015年07月04日(土) 午後0時57分
こんにちは、互換ボードでロータスゲームボードというのがあったのですが、8001mkIIで使えたんでしょうか?確か、型番はGB-20シリーズだったような。
4: apaslothy 2015年07月04日(土) 午後3時37分
はい。GB-20はPC-8001mkII用も出ていたみたいです。
詳細をまとめて記事にしてみましたので,ご覧になってください。
5: ex7N2NUX/momo-P 2015年08月16日(日) 午前0時17分
検索から来ました。PCG-8800/PCG-8200両方手元にありますが(代わりにマニュアル類がない)、違いは嵌合コネクタのケーブル長と嵌合コネクタの圧着方向(多分それだけ)です。
基板のシルク印刷もPCG-8800(8200)になっています。
6: apaslothy 2015年08月16日(日) 午前8時56分
なんと,PCG-8800と8200のハードウェア自体は同じ物なのですか。
ということは,ケーブルさえ作成すればPCG-8800をPC-8001mkIIに搭載できるのですね。
情報,ありがとうございました。機会があったら試してみようと思います。