80mkII愛友会 別館

先日THINKING RABBITの「おじいちゃんの機械」をクリアして久しぶりにコマンド入力式のアドベンチャーゲームを遊んでみたくなったので，同じTHINKING RABBITの「カサブランカに愛を」をプレイしてみました。



購入した当時はクリアできず諦めていたのですが，今回の再チャレンジでなんとかクリアできました。
25年越しの課題を片付けたような気分です。


自分が所持しているのは，書店流通でSOFBOXブランドとして販売された廉価版です。

製品ラベルがなんとなく安っぽいのは，廉価版だからしかたないですね。

当時は88FAを200ラインディスプレイで使用していたのに，400ライン専用ソフトだと気づかず購入してしまったため，購入当初はプレイすることができませんでした。
幸い，88FAの他にFM-16βも所持していたので，ハードに詳しい友人に変換ケーブルを作成してもらうことでプレイできるようになりました。

16βのディスプレイは処分してしまったのですが，ケーブルだけはまだ保存してありました。
16βのディスプレイは16色表示ですが，本ケーブルはデジタル8色表示のみ対応となります。

また，当時このゲームをプレイした時は，常に画面が水色でした。

別にSOFBOX版が特別というわけでもなく，変換ケーブルが壊れているわけでもなく，これはV1モードのソフトをV2モードで起動した場合に良く起こる症状ですね。
単色のソフトなので，当時はこういう物なのかと思ってずっとこのままプレイしてました。


本ソフトの内容についてはThunderbolt氏のBlogに良記事がありますのでこちらを紹介。
元ネタと思われる小説に関する情報などにも触れられております。
ここのコメント欄にある，本名荒井氏のコメントで言及されているのが当時私が気づかなかった謎でした。
物語前半にフラグを立てておかないとラスト近くで重要人物が現れてくれない，いわゆるハマリというやつです。


本ソフトの3DO版「時を超えた手紙」も一応所持してます。安売りされていたソフトをまとめ買いした中の1本なので，ほとんどプレイしていません。

3DO本体が行方不明なので今は遊べませんが，本体を発掘したら実際にプレイして内容を比較してみたいですね。
かなり長いこと起動していないので，故障している可能性が高そうですけど．．．