80mkII愛友会 別館

本日の更新はM88用拡張モジュール「PC8875モジュール」の新規追加です。
このモジュールを使用することにより，M88からPC上のペンタブレットを先日の更新で紹介したPC-8875として使用することができます。


RS232Cモジュールの開発でM88とRS-232Cの通信を行う基礎部分はできていたので，割と簡単に作成できました。
最初はWindowsのTablet PC用APIで作成しようとしたのですが色々と扱いが面倒だったので，簡単に取り扱えるWintab API専用のプログラムとなっています。
そのため，タブレットPCのタッチパネルなどで使えるのはごくわずかだと思います。

私が所持する市販の対応ソフトはダ・ビンチだけなので，動作テストが十分ではありません。
一応，取扱説明書に掲載されているサンプルプログラムでもテストはしています。
また，ペンタブレット用ソフトの開発についても今回少し調べただけの乏しい知識しかないので，私が所持しているハード以外の環境では問題が発生する可能性が高いです。

私の環境でテストに使用したハードは，WACOMのCTE-440/Sです。

廉価版製品ですのでペンの傾き検出機能はありませんが，割と便利に使えています。
WindowsやMacだけでなく，Linux上でも特別な設定なしに認識しました。
筆圧検出/ペンを逆さにしての消しゴム操作なども，GIMP上で普通に動作します。
すでにサポート期限が切れた古い機種だからというのが大きな理由かもしれませんが。