【珍スポ観光 File018】

神秘珍々ニコニコ園(埼玉県)

(その7)

物置の展示室

暗い通路の展示を抜けると、その先はなんと物置が展示室になっていました! やはり最初に見た、たくさんの物置のようなものは私の見間違いではなかったのです!!

例によってマジックで、この先には「アナタの知らない世界」があると書かれています。確かに初めて来た人にとっては、想像すらしたことのない別の意味で「知らない世界」でしょう。……というか、入口の門をくぐる少し前から、既に誰も「知らない世界」が始まっているような気がしますが。

 

祖先って化石?

秩父の山の上で出た海中生物の化石だそうです。「コレガ何十億年前のアナタの祖先」とあります。

化石をそのまま化石として展示するのではなく(実は本当に化石だったのか疑わしいのですが……)、アナタの祖先という切り口で見せようとする、このへんに橋本氏の確信犯的なエンターテイメント精神を見るような気がするのですが、穿ちすぎでしょうか。

 

蓑虫のついた像

毒気に当てられ続けてきたので、ミノムシがくっついているのを発見して、ちょっとホノボノした気分に。

 

旧式なテレビ

確か休憩室の中にあったテレビです。1995年当時でも年代モノです。

 

山本五十六

似ているのか似ていないのか山本五十六です(……まあ、はっきり言えば似てません)。橋本氏は戦時中、山本五十六を司令長官とする連合艦隊の船に乗っていたそうです。

 

入場者のコメント

あとで出てきますが、エロ系の展示も多いため入場者のコメントもこんなトホホなものに。

 

癌およびC型肝炎の治療

橋本氏は、癌およびC型肝炎の治療も商売にしようとしていました。治った場合100万円で、ダメだった場合はタダだそうです。ちなみにこれは、橋本氏の奥さんがC型肝炎から肝臓癌になって、医者から余命2〜3か月と宣告されたのを、深海鮫エキスで治した経験から始めたものです。

 

奥にペット霊園

奥のほうにペット霊園が見えていました。私は気づかなかったのですが、他の人の話によると「ここを覗くとペットが焼けるところが見えます」という穴があったそうです。……そんなサービスいらないと思います。

ちなみに、例によって本当の話か疑わしいのですが、ペット霊園を始めたきっかけは、終戦直後は食べる物がなくて、犬を捕まえてきては毎晩食べていたため、その供養として始めたということでした。

 

(続く)


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