PART1 第1日目(第1週目) PART2 第2日目(第2週目) PART3 第3日目(第3週目) 2019年11月10日一部追加 <PART1 第1日目(第1週目)> サンダーバード。 新大阪駅12番線です。 大阪始発のサンダーバード3号、金沢行きが入線です。 本日はこれから、北陸は能登方面に出かけることにします。 岡山から朝の始発「のぞみ」でやって来た新大阪駅。 切符の効力で本日は指定席を確保していますから、大阪まで1駅戻ることなく、新大阪で列に並ぶこともなく、ここから余裕で乗車です。 利用している切符はJR西日本の「おとなびパス」。 業務出張のおこぼれで、本来の使用目的は終了。 ですが、有効期間が3日間。つまり本日まで乗り放題が有効なのですから、使わない手はない。 本日は、金沢経由で能登半島方面を目指します。 琵琶湖。 湖西線を走るサンダーバード3号。 この路線は高架と盛り土の高い所を走る路線で、名前の通り琵琶湖西岸を巡るように走る、眺めの良い路線で大好きです。 天候がやや不安で雲が多くなっていますが、降らなきゃいいかな、と言う程度でさほど心配はしていません。 何より本日は、駅前以外はほぼ鉄道施設を出ないつもりのショートトリップです。 北陸本線と合流。 湖東を走ってきた北陸本線と合流。 この先いよいよ北陸路に入ります。 以前は湖西線はこのあたりで交直流切り替えのデッドセクションがあり、車内の照明が短時間消えたのですが、現在は敦賀駅まで直流電化に切り替えられたため、そのまま北陸本線に合流です。 もっとも、サンダーバードのような新しい車両では、デッドセクションでも照明が消えることはありません。 近江塩津駅。 近江塩津を通過。 かつて湖西線が開業した当時は、最北部の永原〜近江塩津間は普通列車はローカルの気動車がわずかに行き来するだけの「複線電化の本線」らしからぬ区間でした。 現在では大阪方面から新快速などが敦賀まで乗り入れています。 ループ線をくぐる。 近江塩津から新疋田を過ぎ、若狭道の高架橋が見えてきたあたりで、北陸本線下り線は、上り線の下をくぐります。 新疋田と敦賀の間。 海が近いため「山岳越えの急勾配区間」と言う印象ではありませんが、それでもかなりの勾配になるため、上り本線はループ線になっています。 もっとも何度も通ったことはありますが、この場所で反対の列車と出会った記憶は一度もありません。 七尾線津幡駅。 本日の目的は、能登半島方面の「JR七尾線」と、その先接続の「のと鉄道」です。 終着金沢でサンダーバードを下車し、間もなく同じホーム反対側に入ってきた七尾線の普通列車に乗車です。 勝手がよくわからないのと、七尾線への接続時間が絶妙でとにかく座席を確保したいため、金沢駅での写真はお預け。 列車は津幡に到着です。 宇野気駅。 途中の宇野気駅に到着です。 なんの変哲もない駅ですが、この七尾線。 観光地能登に向かう路線ながら、現在JRの普通列車の終点・七尾までは、住宅地と田んぼの中を走る、あまり目立つ風景も大きな観光地もない路線です。 このコーナーでの途中の風景は、この程度です。 尚、この記事と平行して本HPの 「TRIAL20000」 の 「七尾線」 にも同じ日の記事ををアップしていますので、合わせてご覧ください。 七尾線電車。 ということで、終点七尾に到着です。 電車は415系の4両編成。 しかし元をただせば、直流形113系の改造車ではあります。 こちら側(七尾側)の先頭車。 「七尾線開業120周年」のヘッドマークが掲げてありました。 七尾駅。 七尾駅です。 ここから「のと鉄道」の列車に接続しており、これに乗り換えます。 が、駅正面に出ても「のと鉄道」の表示は見当たりません。 七尾駅の次の和倉温泉駅までは、JR西日本が第1種事業者となっており、のと鉄道は第2種鉄道事業者のため、施設上は「のと鉄道」の表示はほんのわずかだけでした。 乗客にはちょっとわかりにくいですが。 乗り換え。 JR列車からのと鉄道列車の乗り換えです。 車内放送と駅の造りから、「のと鉄道」のホームはすぐに察しがつきましたが、あまりにも案内が目立ちません。 唯一大きく目立っていてのは、「のと里山里海号」の列車案内でした。 のとホーム。 駅改札と直結の1番線を切り欠いたところ。 ここが「のと鉄道」の乗り場です。 ホーム番号は? 普通なら、「0番線」か「北(東?)1番線」とでもなるところでしょうが、ホーム番線の表示はなく、「のとホーム」とあるだけでした。 ま、十分ではありますが。 接続改札はなく、JRと並んで別の改札があったのですが、こちらは無人で自由に通れる状態でした。 列車接近。 ホームの出発方には、遠方からもはっきりわかるように、大きく「のと鉄道」の文字とマークが。 これは分かりやすいです。 が、場所はどう見てもJRに遠慮している、といった感じです。 折返し穴水行きとなる列車がやって来ました。 車内から。 「のと鉄道「」車内正面から、穴水方面を眺めたところです。 普通列車は非電化のこのホームから発車するだけですが、JRホームからも穴水方面に線路と架線が伸びています。 電化されているのは、この先和倉温泉駅まで。 JRの特急列車がそのまま乗り入れていますので、まだまだ「のと鉄道」の列車はわき役的存在です。 車内。 「のと鉄道」の車内です。 見たところ他にもバリエーションがあるようでしたが、この車両は1人+2人のクロスシートとなっています。 座席定員は多くないですが、ゆったりした造りです。 ホーム。 穴水側向きに切り取られたホーム。 現在の列車の運用に合った形状ではあります。 が、非電化の国鉄時代もこんな形状だった? そもそもここから穴水(または、輪島・蛸島)方面への始発ホームが必要だった? 何しろ前回は38年ばかり前の訪問ですから、そこまでの詳細は全く記憶にありません。 発車。 穴水に向け発車です。 JR側の路線と合流しますが、線形はこちらが脇役です。 電化の架線も、更に先に伸びています。 尚、「のと鉄道」についても、この記事と平行して本HPの GALLERY DOMESTIC」に 「のと鉄道」として、主に写真ををアップしています。合わせてご覧ください。 和倉温泉着。 列車は次の駅、和倉温泉駅に到着です。 この区間は、普通列車は「のと鉄道」、特急列車はJRが運行しています。 しかし特急の発車時刻までに間があるためか、そもそも土曜日の昼前でまだ乗客が少ない時間帯なのか、上りホームには乗客は見られません。 というより、この列車への乗客の姿までもが見えないほうが問題かも。 のと鉄道。 さて、ここからが本格的にのと鉄道の路線です。 と書きましたが、線路の所有は第三種鉄道事業者であるJR西日本ですので、のと鉄道は運行するための第二種鉄道事業者の形態となっています。 長いホームが残っているのはJRの特急列車がここまでやって来るためで、ホーム停車位置も7両編成の表示が。 しかし電化の架線はこの先のカーブで途切れます。 交換。 次の田鶴浜で、列車交換がありました。 やって来たのは、観光列車「のと里山里海」号です。 運行3種年とのことですが、この手の列車。 どのくらい売り上げと利益に貢献するのかは、非常にきになるところです。 「のと鉄道」に限った話ではありませんが。 田鶴浜駅。 田鶴浜駅です。 なんの変哲もない駅ですが、ここに来て駅名に「浜」の文字が出てきました。 能登半島を走る七尾線とその先の「のと鉄道」。 ですが、七尾線部分は能登半島を斜めに横切る形で車窓から海は眺められず、海が見えるのはこれより先となります。 のと里山海山号。 田鶴浜駅。 和倉温泉駅までで架線はなくなりましたが、この駅も長いホームです。 かつての国鉄七尾線時代の列車を思い出します。 「のと鉄道」の車両。 この「のと里山里海」号を含め、現在は新潟製の気動車ですが、大きな1枚窓が特徴で、他社の同形車両と比べるとスマートな感じがします。 海岸近く。 七尾から先は、能登半島の東側を進みます。 間近に海が見えてきました。 お天気が安定しませんが、雨にはなっていない模様です。 能登中島。 能登中島駅です。 由来は調べていませんでしたが、「演劇ロマン駅」だそうです。 平坦だった七尾線。 七尾を出て「のと鉄道」区間に入るとると、カーブに勾配にと、一気にローカル色豊かになります 西岸へ向けて。 能登中島と西岸の間。 海岸ではありますが、本格的な勾配区間があり、やや高い所から海を臨むことが出来ます。 このあたりで初めて、「海岸沿い」という印象の風景に変わります。 今にも雨が降り出しそうな感じではあります。 七尾西湾。 大きく湾曲した能登半島。 日本海の続きではありますが、半島が大きく回り込んで、能登島と合わせて内浦のような形成をしており、入り江に面して走るという感じです。 少し線路の位置が低くなってきました。 ギリギリ雨になっていない、と言う感じの空模様です。 西岸。 西岸駅に到着です。 名前の通り海岸沿いの駅で、この前後は眺めも上々です。 駅名のとおり、七尾西湾の一番奥、西の端にあたります。 対向列車。 次の能登鹿島です。 対向列車と交換。 今回初めて見る能登鉄道の「標準塗装」の列車が、すでにホームで待機していました。 ローカル然とした駅で、出発側に脱線ポイントも設けられておらず、ここでは進入側が速度制限を受けます。 気動車。 行き違う気動車は、普通の塗装っぽいやつです。 ここまで来て初めてお目にかかりましたが、感じの良い塗装ではあります。 交換待ちの停車時間がそこそこあったのか、観光地へのアクセスポイントでもあるのか、ホームにはお客の姿が何人か見られました。 穴水駅。 終点、穴水駅に到着です。 まだ新しく見える駅舎と観光案内の看板、広い売店など、観光地の駅、と言う感じです。 駅前広場もきちんと整備され、金沢からの直通列車がやって来ないのは少々残念なきもする。 そんな駅でした。 車庫へ回送。 さて、本日はこれ以上の観光目的はなく、往復乗車だけ。 乗ってきた気動車がそのまま七尾へ折り返すのかと思っていたら、車庫に引き上げて行きました。 穴水駅は長いホームの駅。 あとから延長したような形跡もあります。 かつての輪島方面への七尾線と、蛸島までの能登線の分岐駅ですからもっともですが、現在は1両か2両の気動車だけです。 パノラマカー。 ホームの柱には「パノラマカー」の表示が。 そして小さな写真もあしらわれています。 以前のと鉄道で走っていたパノラマカー。 現在は廃車となっていますが、ホームの外れに展示されていました。 矢印に従い進みます。 パノラマカー編成。 かつてのと鉄道で走っていたパノラマカー「のと恋路号」。 2両編成の列車に、更に「普通の気動車」が併結されてホームにいました。 第3セクターの路線の中では、早くから観光に力を入れた、そして一時期はある程度成功したのと鉄道でした。 停車中。 パノラマカーが停車しているホーム。 こちらも先程の七尾駅のと鉄道ホーム同様、「金沢向き」ではなく末端の蛸島方面向きの行き止まり構造です。 ホーム自体はずっと以前の国鉄時代からあるようなくたびれ具合です。 除雪車。 更に、昔ののと鉄道の車両の先には、小型のディーゼル機が。 こちらは雪かきのヘッドを取り付けているように、冬場になると活躍するのでしょう。 車両は現役らしく綺麗ですが、レールを見ると、暫く走行したことがないような錆具合ではありました。 ホーム。 穴水駅のホーム先端から眺めた風景です。 左の車両3両がすっぽり収まって、その先が駅舎(しかも結構長い)。 さらにその先までホームが続いています。 有効長は何両分でしょうか。 現在ではほぼ無用の長物的ですが、かつて七尾線と能登線の急行列車が併結で走っていた当時が偲ばれます。 蛸島行き。 普通列車の行先表示には、「蛸島」の文字が。 穴水から能登半島の先端蛸島までは、まだまだ長い道のり。 途中には宇出津や珠洲などちょっと大きめの駅もありました。 JR西日本の旧国鉄ローカル線としては、長い距離が一気に廃止された区間でした。 いろは。 先ほど七尾から乗車してきた気動車、「いろは」ラッピング車。 隣のホームに転線しました。 このラッピング車。 外から眺めると楽しいのですが、実際に乗車してみるとあまりよろしくない点が。 ラッピングシートがよくある半透明でなく、「不透明」なので、客窓にラッピングがある部分は、外が全く見えないのです。 2番線。 2番線側から七尾方面を眺めると、こんな感じのホームと駅舎です。 先ほどの七尾に負けず劣らずの立派な駅です。 一直線の長い長いホームは、本線の中規模の駅よりはよほど立派な感じがします。 バス案内。 2番線から跨線橋で1番線に戻って見ると。 降り口に「のりかえバス」の表示が。 「出口」表示より目立っています。 「ここから先は列車はありません」という意思表示でしょうか。 それとも「バスがちゃんと接続していますよ」という案内でしょうか。 観光案内。 そして、駅前の立派な観光案内。 この周辺、能登島の北の端から能登空港あたりまでが、穴水を中心に描かれています。 「ぼら待ちやくら」って、何か面白そう。 (この写真では読めませんかね。) 穴水市街。 観光案内の穴水市街部分だけをちょっとアップにしてみました。 穴水自体が全国的な観光地という程でもないようですが、時間があれば1日くらいはゆっくり見て回るだけの見どころはありそうです。 説明が切れてしまいましたが、中央最下部の「釣りイカダ」の隣にあるのが「ぼら待ちやぐら」です。 穴水駅。 穴水駅のホーム駅名標。 現在は右側(北側)は空白になってしまいました。 で、「まいもんの里」とのことです。 観光案内には「まいもんまつり」の案内もありました。 何だか楽しそう。 ぜひ一度行ってみたいですね。 アクセスマップ。 こちらは、駅舎内に掲示されていた、能登半島全体の「アクセスマップ」です。 もっとも能登半島全体が描かれている訳ではなく、七尾市と志賀町以北の、半島中央から北の部分になります。 これを見ると、穴水から半島を横断して到達する輪島はともかく、珠洲の先の蛸島までって、まだまだ随分遠かったのがよく判ります。 ところでこの地図の鉄道路線図。 七尾駅と和倉温泉駅の間は、JRとのと鉄道が、線路・駅ともに併記されています。 実際の管理や運転はともかく、案内ではこういうことになるのでしょう。 次の列車。 さて、帰路に乗車する次の普通列車。 先程とは反対で、終点側(蛸島側)から別の気動車が転線してきました。 見るとこちらも「いろは」です。 先ほど乗車してきたやつとはデザインが違います。 2両あるとは知らなかった。 別の「いろは」。 この手のイラスト車両の特徴。 前後でデザインや色合いが全く異なります。 で、反対側側面を、反対側のホームから。 桜って難しい。 ラッピングだから出来るデザインですが、ちょっと細かすぎる気もします。 それはさておき、こちらも客窓がかなりラッピングで覆われています。 これまた、快適に乗車するには、座席位置の注意が重要です。 発車待ち。 所定の位置に停車した単行の気動車。 長い長い線路とホームを持て余しています。 この気動車。 新潟製の標準タイプではありますが、元々新潟では各社向けに小まめに対応していましたので、細部は他社にない特徴もあります。 この「いろは」は、正面窓の下を黒く塗って窓を大きく見せていますので、他社の車両よりスマートに見えます。 七尾方面。 七尾方面の眺めを、気動車の助手席側から。 長く伸びた線路って、いい眺めです。 これで向こう側から反対の線路に長い列車が入って来れば・・・。 穴水駅。 現在の穴水駅。 駅自体の接客部分は非常にシンプルなものですが、実際にはこの左側に土産物屋などが並んでいます。 ホームは長く立派ですが、「発車はすべて1番線」とのこと。 ま、1時間に1本程度の運転本数ですから、当然ではあります。 そう言えば、先ほど写真撮影用に渡ったホーム跨線橋も、一部が「物置き的」に活用されていました。 トンネル。 さて、復路です。 後部助手席側から後ろ向きの眺めです。 穴水を出るとすぐに、短いトンネルに。 少しだけカーブしたトンネルの内部には、「ようこそ」の電飾文字が描かれていました。 横の窓から、読めるかな? 里山里海号。 先程の「のと里山里海号」と、能登鹿島で交換です。 先ほどの上りは「ガラガラ」と思っていましたが、この列車には結構乗っていました。 ま、土曜日の昼過ぎですから、観光客の流動から見れば、そうなんでしょう。 しかし車両基地が終点の穴水のため、列車の設定時刻には一考の余地があると思います。 能登島方面。 再び能登島方面海の風景です。 車窓には、能登島に架かるツインブリッジのとの姿も。 さほど大きくないながら、バランスの良い斜張橋です。 同じ路線の往復ですが、この能登鉄道の区間は海岸沿いを走りますから、往路と同じく窓側の席、そしてラッピングで眺めを邪魔されない席を確保します。 とは言え進行方向前向きに座ると、わざわざ後ろを振り返る機会は少ないので、新鮮に見えるツインブリッジではありました。 和倉温泉駅。 さて、和倉温泉です。 この普通列車は次の七尾まで直通しますが、津幡からこの駅まではJR区間。 特急列車の始発駅でもあり、名実ともに観光の拠点でもあります。 駅のデザインも、力の入れ方がちょっと違った感じでした。 七尾駅。 この列車の終点。 そして七尾線普通列車の始点、七尾駅に到着です。 (なんだか回りくどい表現が続きますが。) 普通列車は気動車しか走りませんが、和倉温泉までは電化区間であり、架線の下を走ります。 駅の雰囲気も、架線やビームがあるだけでかなり異なります。 到着。 先程と同じ、番号表示のない「のと鉄道」ホームに到着です。 ここでJRの普通列車に乗り換え。 次の列車は、隣のホームに並んでいる2本のうち、左側2番線の列車です。 跨線橋を渡らなければなりませんが、こちらの1番線は、次に到着する特急のために空けられています。 それより気になるのは、一番右側、留置線にちらっと見える車両です。 急行型。 現在では見ることが出来なくなった急行形車両。 編成としてはその通りですが、ここ七尾線では近郊形の一部に、制御車だけが組み込まれて現役で使用されています。 かつて急行「立山」や「くずりゅう」などで使われた、475系の制御車クハ455が、413系の編成に組み込まれていました。 サンダーバード。 金沢方面から遅れの特急「サンダーバード」が1番線に到着。 通常とは逆の右側通行での進入ですが、この列車の乗客優先のために、普通列車は隣の2番線から発車します。 というほど大げさではないかもしれません。 普通列車はこの駅で降り返しですから、2番線か3番線に入るのは、線形だけから言えば自然ではあります。 到着待ち。 金沢と和倉温泉の間には、大阪から直通のサンダーバードを含めて、6往復の定期特急が設定されています。 いずれも7両編成と、普通列車やのと鉄道の編成と比べると格段の輸送力です。 そこまで必要?と言う感じもしますが、以前のサンダーバードでは、基本編成が和倉温泉行き。 富山行きは短い付属編成、という列車もありましたから、季節や曜日時間次第では、需要もあるのでしょう。 それにしても、うち1往復だけのサンダーバード。 大阪方面からの観光客には、上下ともあまり時刻が良くない気が。 ループ線。 で、本日はここまで。 金沢からは特急サンダーバードで新大阪へ。 そこから新幹線に乗り換え、という帰路です。 朝方下を走る下り線から見上げた鳩原のループ線。 今度は上り線から見下ろします。 対向列車。 やはりうまいタイミングではやって来てくれません。 敦賀湾。 そして、列車の進行左側に現れるのは、敦賀湾と敦賀の市街です。 北陸本線を、金沢から大阪に向けて日本海を右手にして進む上りサンダーバード。 ですが、走行区間中唯一海が見えるのは、時計回りに360°向きを変える途中、左手に眺められるこの区間だけです。 トンネルと木立の間から、ちらっと見える、といった感じの眺めですが、大好きな景色ではあります。 北陸本線と別れて。 列車は新疋田を過ぎ、近江塩津で北陸本線と分かれ、湖西線に入ります。 ここまで来ると、天候は一変。 今にも雨が降りそうだった北陸地方とは違い、青空が広がって来ました。 琵琶湖。 そして、山間から見えてきたのは、琵琶湖の北湖です。 梅雨はまだまだこれからなのですが、夏空と言っていい天候です。 最後は快晴の湖西線風景でした。 この章 終わり このページのトップへ
|
バナーにご利用ください |