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読書のコーナー
2004年に読んだ本
暗黒館の殺人 上 |
綾辻行人 |
天使の牙 |
大沢在昌 |
ファクト・オブ・デス |
レイモンド・ベンスン |
「誠」の旗が行く |
細谷正充編 |
伊達政宗 上、下 |
海音寺潮五郎 |
香乱記 上、中、下 |
宮城谷昌光 |
三国志 1〜3 |
宮城谷昌光 |
杯 WORLDCUP |
沢木耕太郎 |
冠 OLYMPICGAME |
沢木耕太郎 |
1960 危機の宰相 |
沢木耕太郎 |
白い巨塔 1〜5 |
山崎豊子 |
一途 |
岸本加世子 |
2004年版プロ野球を10倍楽しく見る方法 |
江本孟紀 |
プロ野球勝てる監督負けるボス |
金村義明 |
2004年版プロ野球問題だらけの12球団 |
小関順二 |
元・阪神 |
中田潤他 |
メジャー最終兵器 |
松井稼頭央 |
無為の力 |
河合・谷川 |
呼吸入門 |
斉藤孝 |
勝負師 |
内藤・米長 |
第63期将棋名人戦 |
毎日新聞社 |
第十五期竜王決定七番勝負 |
読売新聞社 |
合計31冊(1991年から491冊)
本の紹介
☆白い巨塔1〜5 |
山崎豊子 |
テレビでドラマが始まっても最初はなんの興味もわいてなかったのに、たまたま3月中旬に見てはまってしまいました。最終回の前の唐沢寿明が倒れるところぐらいから食い入るように見ていました。こらぁ原作も読まなあかんやろと思って次の日に早速買いに行き、約1ヶ月間、読みふけってしまいました。財前教授には唐沢さん、里見先生には江口洋介さんのイメージをずーーっと抱きながら読みました。(昔の俳優さんを知らないんで)とにかくめちゃめちゃおもしろかった。 |
☆プロ野球勝てる監督負けるボス |
金村義明 |
最近、タレントになってしまったのかなと言う感がる金村さんの本です。僕はこういう系統の本が好きなのでよく読むんですが、この本もなかなか笑えます。全部が全部を真にうけるのはどうかと思うけれど、娯楽として読めばかなり楽しめると思います。残念なのが、郷土出身の大投手が、金村さんにとっては最悪の監督だったと言うことです。確かにタイガースファンの僕から見てても、監督としては失敗だったと思うので、現場の人はもっと大変だったんだろうなと改めて思いました。 |
☆2004年版プロ野球問題だらけの12球団 |
小関順二 |
「2004年版」とあるように小関さんはここ数年、「プロ野球問題だらけの12球団」と言うタイトルでプロ野球12球団のあらゆる問題点について出版されています。タイガースファン仲間ののぶちんさんの紹介で読み始めました。小関さんて、めちゃめちゃマニアックで、細かいところまで見ておられます。逆に言えば、プロ野球をある程度、知ってる人でないとこの本は楽しめないかもです。でも、自分なりに通だと思われている方はぜひ読んでみてください。かなり楽しめます。最近のプロ野球の本は、内輪ネタをばらしたりとか、誰と誰が仲が悪いとか、そういう内容が多いのですが、そういう負の部分を題材したものではなく、純粋に戦力分析をされているのも特徴です。(ま、僕は内輪ネタ本も結構好きなんですけど、この本はそう言う部分がほんとにないです。問題提起はしてありますが。) |
☆元・阪神 |
中田潤他 |
2003年に18年ぶりにセリーグを制覇したタイガース。ほんまに強くなったと思います。
でも、チーム、そしてファンにとって暗黒の時代であった18年間にあったできごと。選手の解雇やトレードに
焦点があてられています。また、昭和30年代、40年代にチームを支えてきたにもかかわらず、
タイガースから放出されてしまった選手など、12人の選手の話が掲載されています。
購入の決め手は、仲田幸司さんの項があったからです。彼らがどれだけ悩んでいたか
一度読んでみてください。 |
☆天使の牙 |
大沢在昌 |
新宿鮫を読んでから大沢さんの世界に 引き込まれてしまいました。今回の主人公は、なんと脳移植をされると言う たまげた設定になっています。しかも主人公は婦人警官で殉職(脳だけが生きていた?)。 移植先は、犯罪組織の独裁者の愛人なんです。大沢さんの作品には、警察組織の 葛藤と言うか、いろいろなしがらみがよく出てきます。それがリアルで 何度読んでもあきません。娯楽として是非お薦めです。 |
☆第63期将棋名人戦 |
毎日新聞社 |
第63期将棋名人戦の観戦記を1冊の本にまとめたものです。今年は羽生名人に森内竜王が挑戦しました。このカードは2期連続で、昨年度の名人戦では当時名人の森内さんが、挑戦者の羽生さんにまさかの4連敗を喫して名人位を失ったのでした。その屈辱を糧にこの1年間頑張ってきた森内先生が4勝2敗で名人位に復位を果たします。観戦記はどれも読み応えがあります。ここ数年、この観戦記を読んでいるのですが、棋譜だけでなく、対局場の風景や旅館の様子、地域の様子も伝わってくるのが楽しみのひとつでもあります。またトップ棋士がいかに将棋にこだわり、また深く深く先を読んでいるかも伝わってきます。毎年、楽しみな本の1冊です。来年の名人戦にはごひいきの谷川王位・棋王に出場していただいて、森内先生から名人位奪取を願って止みません。 |
☆伊達政宗 上 |
海音寺潮五郎 |
僕が最も好きな戦国武将のひとりである伊達政宗の話です。独眼竜と言われた政宗は剛毅な人と言う印象があるのですが、著者はもともと政宗は小心者だったという設定で話を進めいてます。そして、日々の戦いの中でたくましくなっていく様子が上巻の前半で書かれています。また、小田原での太閤秀吉とのやりとりも興味深く描かれています。
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