明日のバリュー投資セミナー好景気、楽観時代には自己投資
バブルの象徴「億ション」東横インの予約で一苦労実践 生き残りのディーリング
龍馬軍鶏(しゃも)農場経済は機械のように動く日本株のバリュエーション
FRBを信じるな久しぶりの山陰小旅行

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ショートコラム(2014年11月)

■久しぶりの山陰小旅行(2014年11月30日)

久しぶりに、山陰小旅行に行ってきました。ちなみに、前回出かけたのは、リーマンショック前でした。

旅程は次のとおりです。

11/27(木) 大阪7:37(スーパーはくと1号)→10:12鳥取11:10→11:33岩美13:30→13:57鳥取(泊)

11/28(金) 鳥取8:24(スーパーまつかぜ3号)→9:30米子9:44→10:25境港12:28→13:10米子13:39→15:51新見15:52→17:25岡山17:53(こだま746号)→19:05新大阪

今回の目的は、グルメでした。1日目のお昼は岩美の刺身定食、夜は鳥取のカニ、2日目のお昼は境港の老舗で寿司と、日本海の魚介類を堪能してきました。

今年の旅行は、これだけで終わりそうです。来年は、最低でも年2回は出かけたいものです。

智頭急行線内にて「スーパーはくと」同士の交換

智頭急行線内にて「スーパーはくと」同士の交換

 

米子駅にて、境線の鬼太郎列車

米子駅にて、境線の鬼太郎列車


■FRBを信じるな(2014年11月26日)

リスク・テイカーズ』にて、カイル・バスという投資家が警鐘を鳴らしています

FRBを信じるな。

今まで、投資家の間では「FRBに逆らうな」が合言葉でした。ただ、FRBにしろ、日銀にしろ「いくら何でも、やりすぎではないか」と思えることが多々あります。

そもそも、中央銀行がマーケットを完全にコントロールできれば、バブルとその崩壊によるショックは起こらないはずです。

マーケットでは、非合理的なことは、長続きしません。いつ、きついしっぺ返しがあっても、おかしくないと思っています。


■日本株のバリュエーション(2014年11月22日)

6月19日付のショートコラムでも触れた、東証時価総額と名目GDP下の比較ですが、今回は別のグラフを掲載します。

過去の推移からは、割高ゾーンにあるともいえます。短期と割り切って勝負するのは自由ですが、梯子を外される可能性についても、考慮しておいた方が良さそうですね。

日本株時価総額とGDPの比較


■経済は機械のように動く(2014年11月17日)

リスク・テイカーズ』にて、レイ・ダリオが作成したビデオ「経済は機械のように動く」が紹介されていました。

ユーモラスなアニメーションにより、30分間で経済の仕組みが分かるように作られており、日本語版も用意されています(日本語環境からアクセスすれば、日本語版が初期表示となるようです)。

一度、ご覧になることをおすすめします。


■龍馬軍鶏(しゃも)農場(2014年11月14日)

前回の東京出張時、龍馬軍鶏(しゃも)農場に連れて行っていただきました(Hさん、ありがとうございました)。どこをパックたのかは、もうお分かりですね。

料理も、まあまあ、美味かったです。本家はともかく、Y内農場より、いいかもしれません。「チムニー、やればできるじゃないか」と思ってしまいました(笑)。

明日、東京セミナー後の懇親会は、ここで開催するつもりです。店舗視察もできて、まさに一石二鳥です。


■実践 生き残りのディーリング(2014年11月12日)

ときおり『実践 生き残りのディーリング』を読み返しています。かなり前から持っていたのですが、もともとプロのディーラー向けに書かれていることもあり、当初はチンプンカンプンでした。

本書の内容が身にしみるようになったのは、2008年の「負け」を経験してからです。プロのポジションディーラーは、中長期投資を行う個人投資家とは対極的な立場のはずですが、それでも参考になる部分が少なくないのは不思議です。

相場に対峙する姿勢や心構えは、投資スタイルに関係なく、共通なのかもしれません。名言だと思う箇所を、いつくか引用しておきます。

ハンターの日常の大半の時間は「待ち」に費やされます。待つことは、ときにはポジションを取ることよりも労力を要します。

一方通行の相場で大儲けしただけの人は、アイドル歌手のようなもので、もともと虚名だったとしか思えません。

見切って損して終われば、ただの敗者です。私たちに大切なのは、再起のための努力です。なぜ負けたのかを冷静に分析し、責任の所在を明らかにして再起を図ります。人の器量は、負けたときに試されます。


■東横インの予約で一苦労(2014年11月10日)

11月15日(土)はバリュー投資塾を主宰し、翌16日(日)はローリスクで着実に儲けるバリュー投資セミナー【個別銘柄・ビジネスモデル編】のセミナー講師を務める関係で、久しぶりに東京で一泊することになりました。

「泊まるのは15日の土曜日だし、人気のエリアを外せば余裕で予約できるだろう」と高を括っていた結果、東横インのサイトで空室状況を検索して焦りました。

本日のお昼過ぎには、東京都内にて、シングルの空室がまったくなかったのです。夕方に再検索し、キャンセルが出たと思われる部屋を何とか押さえましたが、ビジネスホテルの予約でここまで苦労するとは思いもしませんでした。

東横インの空室状況は、投資判断にも使えます。いつも混んでいる溜池山王駅官邸南や品川駅高輪口が取れるときは株の買い時、都心から外れる大塚や蒲田まで埋まっているときは株の売り時です。


■バブルの象徴「億ション」(2014年11月9日)

最近「億ション」に関する記事をあちらこちらで目にします。

億ション売れまくるNY住宅市場の狂乱
“億ション”再び活況呈す 三菱地所レジデンス、西新宿に国内初の60階建て
京都に「億ション」ラッシュ 人気の理由は割安感

前回は、たしか2007年頃でしたから、バブルもいいところまで来たように感じます。中長期投資の場合、株にしろ、不動産にしろ、しばらくは静観といったところでしょうか。


■好景気、楽観時代には自己投資(2014年11月5日)

本多静六博士の著書『私の財産告白』より、名言といえる箇所を引用します。

私は「好景気、楽観時代には思い切った倹約貯蓄」(すなわち金を重しとする)、「不景気、悲観時代には思い切った投資」(すなわち物を重しとする)という鉄則を樹てて直進することを人にもすすめている。

要するに利殖の根本をなすものは、「物と金」の適時交替の繰り返しであって、その物的投資対象には、株式、土地、山林、事業出資などを挙げ、やっぱり昔からの財産三分投資法を説いているのである。

まったく、そのとおりなのですが、私には「好景気、楽観時代には自己投資」、「不景気、悲観時代には株式投資」と置き換えた方がしっくりきます。

日経平均1万7千円前後という株価水準は、バリュー投資家が本腰を入れて買い始める時期として、ふさわしくありません。中小企業診断士試験への再挑戦や社会人大学院で学ぶことを含め、何らかの自己投資の必要性を感じている今日この頃です。


■明日のバリュー投資セミナー(2014年11月2日)

明日開催のローリスクで着実に儲けるバリュー投資セミナー【基礎編・NISA対応版】にも、多くの方がお見えになると聞いております。セミナー講師としては、嬉しい限りなのですが、何をお話すべきか、少し迷っています。

というのも、GDPの持続的成長が期待できない我が国において、今のような相場に飛びつけば、高値づかみとなり苦労させられる恐れがあるからです。しかしながら、株式投資は経験を積まないことには上達しません。

理想としては、今後1〜2年は倹約貯蓄の習慣をつけ、知識の習得に励み、官製相場の息切れを待つべきでしょう。ただ、経験を積む意味も含めて、すぐに始めたい場合は、損をしてもさほど痛くない少額での投資をおすすめします。

そう考えれば、NISAの投資枠は、上手くできているともいえます。見習い期間中の投資額としては、年間100万円が上限だと思います。



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