マネー誌の妥当価格個人投資家の出口戦略小型成長株の時代
収益安定化の工夫上げ相場の予習に最適なDVDFFレートとTOPIXの関係
シンプル・イズ・ベスト底値圏でよく見かける書籍タイトル発売の楽しみなDVD

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ショートコラム(2010年2月)

■発売の楽しみなDVD(2010年2月28日)

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DVD 生涯現役の株式トレード技術 悟り編」の予約が始まりました。今回は、DVDが先、本が後(約半年後)になるそうです。

実は、優利加さんの著書『生涯現役の株式トレード技術』には、特別な思い出があります。2008年の下げ相場で手痛い損失を被った私は、投資手法について見直しを行っていました。「何でも吸収してやろう」と貪欲になっていたのです。

当時、パンローリングの編集者さんが絶賛していたこともあり『生涯現役の株式トレード技術』を読んでみました。そこには、自分に欠けていた視点がいくつも書かれており、衝撃を受けたものです。

「とにかく、売買技術を身に付けなければ、話にならない」そう感じた私は、ファンダメンタル分析一本やりの投資から方向転換を図ることになりました。

優利加さんは、チャートの解説もされていますので、テクニカル分析に興味をお持ちの方にも向いていると思います。発売の楽しみなDVDです。

関連コラム:生涯現役の株式トレード技術


■底値圏でよく見かける書籍タイトル(2010年2月26日)

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藤巻氏の「日本破綻―「株・債券・円」のトリプル安が襲う」が出版されるそうです。

こういったタイトルは、相場の底値圏でよく見かけます。市場心理が弱気に傾いている時に一番売れますからね。裏読みすれば、そろそろ日本株の仕込み時とも受け取れます。

日本破綻―「株・債券・円」のトリプル安が襲う


■シンプル・イズ・ベスト(2010年2月24日)

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DVD 公式化したシンプルな相場アプローチ」を2回見ました。

手法としては「新高値を更新した好業績株を買う」というオニール流です。講師の林則行氏は「オニールのやり方が私に近い」と述べ、参考書籍として『オニールの相場師養成講座』を取り上げていました。

話自体は、シンプルで分かりやすいです。ファンダメンタル分析についても、あっさりしています。中には「こんなに単純でいいのか」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

しかしながら「必要以上に難しいことをやろうとして失敗する」個人投資家が多いのも事実です。林氏の意見を参考に、投資を再考してみてはいかがでしょうか。


■FFレートとTOPIXの関係(2010年2月22日)

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久しぶりにセミナー講師の依頼がありました。初心者向けにつき、最初に金利と株価の簡単な説明を行う予定です。

そこで、次のようなグラフを作ってみました。FRBに逆らってまで株を買い進むことの危険性がよく分かると思います。

FFレートとTOPIXの関係


■上げ相場の予習に最適なDVD(2010年2月17日)

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また聞きなのですが「良かった」という講演のDVDを紹介します。

公式化したシンプルな相場アプローチ

手法としては、リバモアやオニールに近いと思われます。それぞれ『孤高の相場師リバモア流投機術」』『オニールの成長株発掘法』という著者があるものの、国や時代の違いから「何となく、ピンとこない」方もいらっしゃると思います。

その点「公式化したシンプルな相場アプローチ」では、直近の日本株をケーススタディとしており、たいへん分かりやすくなっています。

このDVDで触れられている投資手法は、業績相場にて成長株を買うのに向いています。「やがて訪れるであろう上げ相場の予習をしておきたい」方に最適なDVDといえそうです。『オニールの成長株発掘法』と合わせて勉強されれば、より理解が深まるでしょう。


■収益安定化の工夫(2010年2月16日)

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「優良株を買い持ちすれば、株式投資で資産は築けるものだ」そういった理想を描き、マーケットに足を踏み入れた方も少なくないはずです。

ところが、現実は厳しいものです。やがて、持ち続けるほど含み損が拡大して、抜き差しならない状況に追い込まれます。ここから、どうやって這い上がるかが、投資家としての命運を分けるといっても過言ではないでしょう。

私も、2008年の厳しい下げ相場では、色々と考えさせられました。先月、はじめての信用売り(つなぎ売り)を行ったのも「下げ相場を乗り切ろうにも、ロスカットが続けば損失を積み上げるだけ」と判断したからです。今後は、下げ相場からもプラスのリターンを稼げるようにして、収益の安定化を目指したいです。

収益の安定化という意味では、夕凪さんに投資手法も参考になります。「勝算の高いイベントが起こるときだけ出動する」というやり方です。2月27日(土)に夕凪流「イベント投資法」セミナー が開催されますので、興味のある方は出席されたはいかがでしょうか。

夕凪さんには、ある懇親会で一度お会いしたことがあります。敏腕投資家とは思えない、とても穏やかな方でした。

関連コラム:夕凪さんの本


■小型成長株の時代(2010年2月15日)

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昨年の金融相場では、今まで売り込まれていた大型株が買われました。一方、小型株は「置いてけぼり」にされたままです。

その結果、業績や成長性と比較すれば、割安な銘柄も散見されます。いつになるかは分かりませんけど、やがて業績相場が訪れれば、小型成長株の時代になるはずです。

前回、1997年のアジア通貨危機にて売り込まれ、ITバブル時は見向きもされなかった小型株が急騰したのは2003年でした。今回も、 2005年末のお祭り騒ぎからそろそろ4年が経過していますので 「雪解け」はそう遠くない気もしています。

株価には先見性があります。世間が悲観ムードから抜けきらないうちに、業績相場への準備をしておきたいものです。「成長株の見つけ方セミナー」の音声CDができましたので、ご案内しておきます。

ご購入を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。

【成長株の見つけ方セミナーCD】
内容

2010年2月6日に開催した「成長株の見つけ方セミナー」を収録したものです。

販売価格

15,750円

テキスト

成長株テキスト

備考 今回は「割安成長株セミナー」より一歩踏み込み、成長株のビジネスモデルや経営者の見方、成長株投資の落とし穴についても解説しました。

【成長株セミナーCD 最強パック】
内容

2010年2月6日に開催した「成長株の見つけ方セミナー」、2009年2月1日に開催した「割安成長株セミナー」、2007年2月3日に開催した「新春セミナー(テーマは割安成長株投資)」のセットです。

販売価格

31,500円(お得な価格設定となっております)

テキスト

成長株テキスト 割安成長株テキスト 新春テキスト

なお、 セミナーページで案内しているセミナーについて、テキストをすべてセミナーで使用したものに差し替えています。テキストだけでも勉強になると思いますので、ご入用の方はダウンロードしてください。


■個人投資家の出口戦略(2010年2月10日)

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リタイアをゴールと考えれば、個人投資家の資産運用には次のような特徴があります。

●運用できる期間が短い。40歳でスタートしても、せいぜい20年程度。
●少額より始めて、ゴール直前に運用額が最大となる
●そのため、運用の成果はリタイア直前の相場状況に左右される

同じようなペースで投資を行っていたとしても、2007年3月に退職したAさんは5,000万円、2009年3月に退職したBさんは2,500万円ということがありえるわけです。

仮に、60歳でのリタイアを予定している場合、50代半ばからの出口戦略を検討する必要があります。出口戦略とは「持株をどのタイミングで換金するか」という時期を探ることです。

4〜6年に一度の株高局面が訪れれば、その時点で利益確定を行いましょう。リタイアまでの数年は、預貯金で運用すればいいのです。

ここまで読まれて「リタイア後の資産運用はどうするの?」と思われるかもしれません。個人的に「退職後は預貯金中心の運用が望ましい」と考えます。安定収入を得られなくなれば、リスクを取ることが好ましくなくなるからです。


■マネー誌の妥当価格(2010年2月3日)

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マネー誌を「本当に役立つ」内容にしたら、いくらになるか試算してみました。

まず、広告をすべて失くします。これで、セルサイド(販売側)の意向に沿った記事や広告が集まりやすい特集を組む必要がなくなります。その代わり、定価は倍になるでしょう。

次に、記事自体のレベルアップを図ります。投資の本質的な内容にも触れていきます。そうすることにより、読者が減ってしまうので、値上げせざるを得なくなります。もし、販売部数が1/5になった場合、5倍の値上げが必要です。

こうして「本当に役立つ」マネー誌ができあがりました。厚さは今までの半分もなく、記事は小難しいものばかり。「おすすめ銘柄はないものか」とページをめくったら、角山という人の連載があり「銘柄は自分で見つけるもの」と説教される始末です。定価は何と7,350円。

やっぱり、これでは売れそうにないですね(苦笑)。



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