MOVIE MANIA
ー映画まにあー

              
       

ファーザーズ・デイ

★★★★

ロビン・ウィリィアムス
ビリー・クリスタル

(97年)
元恋人から息子がいると打ち明けられた中年男性二人が、自分が父親だと主張してはりあう爆笑コメディ。弁護士として活躍するジャックと作家のデイルは、かつてコレットという女性とつきあったことがあった。ある日、彼らはコレットから息子が存在することをほのめかされる。父性愛に目覚めた彼らは、家出したという息子を追うが、道中二人はことあるごとに対立する。ラストでメル・ギブソンがカメオ出演。
ファイトクラブ

★★

ブラッドピット
エドワード・ノートン

(99年)
空虚な生活を送るヤング・エグゼクティブのジャックは、謎の男テイラーに導かれるまま、謎の秘密組織「ファイト・クラブ」のメンバーになる。そこは鍛え抜かれた男達が己の拳のみを武器に闘いを繰り広げる、壮絶で危険な空間だった。血飛沫が飛び散る拳闘シーンの迫力もさる事ながら、圧倒的な印象を残すのは「セブン」のデヴィッド・フィンチャー監督による暴力的ともいえる映像の洪水。世紀末のカオスをまさに”体感“できる一作だ
フィフス・エレメント

★★★★

ブルース・ウイリス
ミラ・ジョボヴィッチ
(97年)
2214年、巨大なエネルギー体が地球に接近しつつあった。コーベン・ダラスの運転するタクシー突っ込んでくる赤い髪の少女。コーベンは彼女リールーを神父の元へ届けるが、そこでリールーこそ地球存亡のカギを握ると知らされる。一方、地球の危機を救うための4つの石が、惑星フロストン・パラダイスでコンサートを行う異星のディーヴァに託されている事が判明。特殊部隊の精鋭でもあったコーベンはリールーを連れていく事になるが、敵の手がすぐそこまで伸びていた。
15ミニッツ

★★

ロバート・デニーロ
(01年)
視聴率のためにより過激な映像を追い求めるメディアと、それを利用して名声とカネを得ようと起こされた凶悪犯罪をめぐるサスペンス・アクション。ニューヨーク市警殺人課刑事エディ・フレミング。数々の大事件を解決してはマスコミに登場するスター刑事。ニュース番組『トップ・ストーリー』のアンカーマン、ロバート・ホーキンスも、そんなエディの人気を利用して視聴率を稼いできたひとり。だが、エディの捜査同行リポートぐらいでは視聴者は満足しなくなってきていた……。

フィラデルフィア

★★★★

トム・ハンクス
デンゼル・ワシントン

(93年)

「羊たちの沈黙」のJ・デミが可能な限り誠実にまとめたヒューマン・ストーリー。エリート弁護士のアンドリューはある日エイズに感染していることを告げられる。それを知った弁護士事務所は彼を解雇。アンドリューはこれをエイズ差別による不当解雇として訴訟に踏み切ろうとする。しかし誰も弁護人を引き受けてくれず、彼はかつてのライバルだった黒人のミラーの元に向かったのだったが……。T・ハンクスの鬼気迫る熱演が光る(アカデミー主演男優賞受賞)。B・スプリングスティーンの主題歌もオスカーを受賞。
フェイク

★★

アル・パチーノ
ジョニー・デップ
(97年)
数多くのマフィアを摘発したFBI潜入捜査官、ジョー・ピストーネの捜査の全貌を描いた実話の映画化。現在もマフィアに50万ドルの懸賞金を掛けられ、隠遁生活を送る伝説的潜入捜査官ジョー役を、ジョニー・デップが熱演。また骨太なドラマに磨きをかける、アル・パチーノの好演も見もの。単身、NYのマフィア組織に潜入したFBI捜査官ジョー。ドニー・ブラスコという潜入名で街に潜伏した彼は、ある日レフティという男に出会った。彼に息子のように可愛がられ、さらに危険な世界へと導かれてゆくドニー。そしてレフティはドニーの出現に夢を見、再び人生を掛けるが...。
フェイス/オフ

★★★★★

ニコラス・ケイジ
ジョン・トラボルタ
(97年)
憎むべき互いの顔を取り替えた二人の男の果てしなき死闘を描いた、J・ウー監督によるバイオレンス・アクション。かつて冷酷無比のテロリスト、トロイによって最愛の息子を失っているFBI捜査官アーチャーは飛行場でトロイを捕らえたが、トロイがLAのどこかに細菌爆弾を仕掛けている事が判明。当のトロイは植物人間となっており、唯一の情報源は獄中にいるトロイの弟ポラックスだけだった。FBI特殊班はアーチャーにトロイの顔を移植しポラックスから爆弾の設置場所を聞き出すことに……。
フォー・ルームス

★★

アントニオ・バンデラス
マドンナ

(95年)
Q・タランティーノを先頭に、A・ロックウェル、R・ロドリゲス、A・アンダースら、アメリカ・インディペンデント映画界の鬼才たちが、それぞれ監督を務めた4話からなるオムニバスのコメディ作品。199X年の大晦日、ロサンゼルスのホテル・モンシニョール。この日、勤続50年の老ベルボーイが引退する。あとを引き継ぐ新米ベルボーイ、テッドにとってそれは悪夢の始まりだった……。
フォレストガンプ一期一会

★★★★★

トム・ハンクス
(94年)
知能指数は人より劣るが、足の早さとその誠実さは天下一品という一風変わった主人公フォレスト・ガンプの半生を、時代を象徴する“事件”とヒット・ナンバーで綴った心暖まるヒューマン・ファンタジー。スペンサー・トレイシーに次いで、ハンクスが2年連続主演男優賞を取った他、アカデミー賞では当然のごとく、作品・監督・脚本といった主要部門を総嘗めにした
ブギー・ナイツ

★★

ヘザー・グレアム

(97年)
時は1977年。ディスコで皿洗いのバイトをしているエディ・アダムスは、その巨大な男性自身からポルノ映画監督のジャック・ホーナーにスカウトされる。エディが飛び込んだポルノ業界では麻薬に溺れて息子の親権を手放したポルノ・クイーンや、色情狂の妻の浮気に悩まされるマネージャーやゲイの男など、さまざまな人間が存在していた。やがて芸名をダーク・ディグラーとしたエディは、次々と主演作をヒットさせ、またたく間にポルノ界のスーパー・ヒーローに上り詰めていくのだが……。70年代後半のポルノ産業を舞台にした辛辣な人間ドラマ

ふたりの男とひとりの女

★★★★

ジム・キャリー
レニー・ゼルウィガー
クリス・クーパー
(00年)

「メリーに首ったけ」の監督、ボビー&ピーター・ファレリー兄弟が、「マスク」「トゥルーマン・ショー」のジム・キャリー主演で描いたラブ・コメディ。ロードアイランドに暮らすチャーリーはまじめで善良な警察官で3人の良き父親。しかし、ある日いつものチャーリーとは正反対のハレンチで暴力的な人格が出現する。医者で二重人格と判断されたチャーリーは薬で症状を抑えていた。しかし、ひょんなことからチャーリーのなかの2つの人格がひとりの女性を好きになってしまい……。
普通じゃない

★★★★★

キャメロン・ディアス
ユアン・マクレガー

(97年)
「トレインスポッティング」のダニー・ボイル監督が、ユアン・マクレガー、キャメロン・ディアスを迎えて描くロマンティック・コメディ。心優しい誘拐犯とタフな社長令嬢とのアンバランスな恋の行方を、オフビートな笑いに包んで描く。共演にホリー・ハンター。人気小説家になる事を夢見ながら、巨大企業の清掃人として働くロバート。突然クビになった事に抗議に向かった彼は、そこにたまたま居合わせた社長令嬢を誘拐するハメになてしまう...。
フック

★★★

ロビン・ウィリィアムス
ジュリア・ロバーツ
ダスティ・ホフマン
(91年)
スピルバーグによるSFXを駆使したピーター・パンの実写映画化。40才になるピーター・バニングは、猛烈仕事人間で妻や子供達からは総スカン。そんな一家が妻の祖母ウェンディの所に里帰りした晩、子供達が何者かに誘拐されてしまう。途方に暮れていた彼の前に突然、ティンカーベルが現れた。彼は子供達を救う為に、再びネバー・ランドへと向かうのだが……。
プライベート・ライアン

★★★★★

トム・ハンクス
(98年)
1944年6月。ノルマンディ上陸作戦は成功に終わったものの、激戦に次ぐ激戦は多くの死傷者を出していた。そんな中、オマハビーチでの攻防を生き延びたミラー大尉に、落下傘兵ライアン二等兵を戦場から救出せよという命令が下された。彼には3人の兄がいたが、全員が死亡。兄弟全てを戦死させる訳に行かないと考えた軍上層部の決定であった。ミラーは中隊から7人の兵士を選び出し、生死も定かでないライアン二等兵を探すために戦場へと出発するのだが……。
BROTHER

★★★

北野たけし
オマー・エップス
真木蔵人
(00年)
北野武監督第9作目。長期にわたるアメリカ・ロケを敢行した、ビートたけし主演によるハード・バイオレンス・アクション。ヤクザ同士の抗争で組織を追われ、日本を脱出しLAに移住したヤクザ組長の山本。彼は、そこで暮している弟を探し、そこに転がり込む。やがて、山本はヤクの売人をしていた弟とその仲間たちと共に縄張りを拡大。遂にはイタリアン・マフィアと抗争するまでに勢力を広げていくが……。
ブラック・レイン

★★★

松田優作
高倉健

マイケル・ダグラス
アンディ・ガルシア
(89年)
レストランで偶然にヤクザの殺人に出くわしたニックとチャーリー両刑事は、その犯人佐藤を日本に護送するが、大阪空港で逃げられてしまう。府警の松本の監視下、警官としての権限の無いまま捜査を見守る彼らだったが、佐藤はそれを嘲笑うかの如く、自ら刺客となって2人の前に現れるのだった・・・
フラッド

★★

モーガン・フリーマン
(98年)
逃げたら…負ける! 史上最悪の大洪水×完全なる犯罪計画
記録的な豪雨が降り注ぐアメリカ中西部の小さな街。避難が続き無人と化すかに見えたその街で、水に立ち往生する現金輸送車が襲われた!輸送車のセキュリティ・ポリスは激しく抵抗を続けるが、その同時刻、街はずれでは巨大なダムの決壊が始まっていた・・・。
フラバー

★★★

ロビン・ウィリィアムス
(97年)
1961年のディズニーによる古典名作『うっかり博士の大発明 フラバァ』を、ロビン・ウィリアムズ主演でリメイク。ゼリーのように透き通った体、ぷよぷよとした摩訶不思議な感触のエネルギー体・フラバーが巻き起こす騒動をコミカルに描く。『101』のジョン・ヒューズ監督作。研究に没頭するあまり、恋人サラとも結婚式を2度もスッポかしているフィリップ博士。そんな彼が彼女に最後のチャンスと宣告された3度目の式の当日、博士は長年の研究の末“究極のエネルギー体”フラバーをを発明する。
フリントストーン

★★★★

ジョン・グッドマン
エリザベス・パーキンス
(94年)
ハンナ=バーベラのアニメ「原始家族」を実写映画化したSFコメディ。石材会社の採掘現場で働くフレッドとバーニーは大の親友で、隣同士でもあり、家族ぐるみの付き合いをしていた。しかし、副社長の嫌味な上司の悪だくみでフレッドが取り立てられ、哀れにもバーニーはクビに。これで親友の絆も終わりかと思われたが、妻たちの内助の功もあって、悪だくみは明るみに出て……。
フリントストーン2

★★★

マーク・アディ
スティーヴン・ボールドウィン

(00年)
石器時代を舞台にしたコメディ「フリントストーン/モダン石器時代」の続編。主人公のフレッドとウィルマ夫婦の出会いが描かれる。主人公フレッドと相棒のバーニーは恐竜クレーン・アカデミーを無事卒業した。ある日、UFOを目撃した二人はエイリアンのガズーに付きまとわれてしまう。一方、名家のお嬢様ウィルマは母親から勧められた結婚相手が嫌で家を飛び出し、友人と一緒に店で働いていた。そこにフレッドがやって来て二人は互いに惹かれ合っていくのだが……。
ブリジット・ジョーンズの日記

★★

レニー・ゼルウィガー
ヒュー・グラント

(01年)
日本を含む世界各国でベストセラーとなったヘレン・フィールディングの同名小説を映画化した爽やかコメディ。ブリジット・ジョーンズ、出版社勤務のOL、32歳。独身。彼女は新年にあたってひとつの決意をする。「日記をつけ、タバコとお酒を控えめにし、体重を減らして、恋人を見つける!」そして、「ハンサムな上司ダニエルには気をつける」――はたして彼女の誓いは無事達成されるのか?
プリティブライド

★★★

ジュリア・ロバーツ
リチャード・ギア

(99年)
「プリティ・ウーマン」の黄金コンビ、ジュリア・ロバーツ、リチャード・ギア、ゲーリー・マーシャル監督が再びタッグを組んだラブ・ロマンス。コラムニスト、アイクはある男の話をもとに1本の記事を書き上げる。それは何度も婚約を繰り返しては、挙式の最中に花婿を置き去りにして逃げ出すマギーという女の話。彼女を”男を食い物にする女”と切り捨てたその痛烈な記事は大反響を呼んだ。ところが、当のマギーが新聞社に抗議の手紙を送りつけたために、アイクのコラムは打ち切られてしまう。ジャーナリストの意地を賭けたアイクは彼女の住む町に乗り込み、折しも4度目の結婚式を控えるマギーの取材を開始するが……。
プリティリーグ

★★★★

トム・ハンクス
ジーナ・デイヴィス
マドンナ

(92年)
第二次大戦中、実在した女子プロ野球に題材を取った感動編。T・ハンクス率いる女子プロ野球チームの活躍をG・デイビスやマドンナなど、色とりどりのキャスティングで描く。

ブルース・オールマイティ

★★★★

ジム・キャリー
モーガン・フリーマン
ジェニファー・アニストン

(03年)

アンカーマンを目指す地方局のひょうきんレポーター、ブルース・ノーラン。ある日、彼に出世の布石となる生レポートの仕事が舞い込んでくる。だが本番直前、ライバルが次期アンカーマンに決定したことを聞いたブルースは、ショックのあまり滅茶苦茶なレポートをしたため局をクビに。さらには恋人グレースの慰めも聞かず、天に向かって文句を吐く始末。そんなある時、彼のポケベルに謎の電話番号から呼び出しが掛かる。指定の場所へ行ってみると、なんと待っていたのは神様本人。神様は“不満があるなら君がやれ”と、ブルースに全能を授けるのだった…。
ブレイド

★★★

ウェズリー・スナイプス
(98年)
ブレイドはヴァンパイアと人間との間に生まれた混血で、人間を脅かすヴァンパイアを抹殺するために闘うヴァンパイア・ハンターだ。彼は母親を死に追いやった宿敵のヴァンパイア、フロストを追っていた。フロストは世界征服を狙い、暗黒院の書庫で古代予言書「マリガの再臨」をコンピュータで解読し、12人のヴァンパイアを生け贄に全能の力を得ようと企んでいた。ブレイドは彼らのアジト暗黒院に潜入、フロストがマルガを呼び起こす儀式を阻止しようとする
ブレイド2

★★★★

ウェズリー・スナイプス
(02年)
あれから一年後。いまもブレイドは呪われた運命に復讐すべく武器発明の天才、スカッドを相棒にヴァンパイア・ハントを続けていた。そんなある日、ブレイドのもとに宿敵ヴァンパイア、ダマスキノスの娘がやってきて休戦を持ちかけてきた。かつてない最強の敵が出現したのだ。その敵とはスーパー・ヴァンパイア“死神族(リーパーズ)”。リーパー菌に冒された彼らは、超人的な運動能力とパワーを備え、ひたすらに血を吸い尽くし、旧世代ヴァンパイアをも餌食にしてしまうのだ。そんな強大な敵を前にブレイドはダマスキノスらとチームを結成、リーパーズ撃退に乗り出すのだった……。
フルモンティ

★★★★

(97年)
生活のためにストリップをする事を決意するしがない男たちの姿を描いた英国産のヒューマン・コメディ。イギリス北部のシェフィールドはかつて鉄鋼業で栄えた街だが、今では失業者の溢れる寂れた姿をさらしている。幼い息子の養育費を払う事が出来ずに共同親権を失いそうなガズもそんな失業者のひとり。だが親友のデイヴと共に男性ストリップショーに紛れ込んだガズは女性陣の熱狂ぶりに驚き、何の取り柄もない自分たちでもストリップをすれば金を稼げるのではないかと考えた……。
ブレアウイッチ・プロジェクト

★★★★

(99年)
1994年10月、モンゴメリー大学映画学科に所属する3人の大学生がドキュメンタリー映画製作のためにメリーランド州ブラック・ヒルズの森に分け入った。その土地に今なお残る伝説の魔女“ブレア・ウィッチ”をテーマにしていたのだ。だがヘザー、ジョシュ、マイクの3人はそのまま消息を絶った……。手掛かりが発見されないままやがて捜索は打ち切られる。しかし事件から1年後、彼らが撮影したものと思われるフィルムとビデオが森の中で発見されたのだ……。
ブレアウイッチ2

★★★★

(00年)
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の大ヒットによって、その舞台となったバーキッツヴェルには世界中から観光客が訪れていた。地元で生まれ育ったジェフは、その客を当て込み「ブレア・ウィッチ・ハント」ツアーを企画する。参加したのは、映画ファンのキム、自称“魔女”のエリカ、ブレアウィッチについての本を出版予定のカップル、スティーヴンとトリステン。彼らはあのラスティン・バー宅だった廃墟でキャンプを張るが、翌朝目覚めると、ある時間からの記憶が全くなかった…。
プロポーズ

★★★★

レニー・ゼルウィガー

クリス・オドネル
(99年)
遺産相続のために結婚しなければならなくなった男を巡るラブ・コメディ。ジミーは若さと自由を謳歌する独身男。女の子とつきあっても結婚の話になると、すぐに逃げ出してしまう。そんな彼の許に、祖父が亡くなったとの知らせが入る。大金持ちで、日頃から彼に早く結婚しろと言いつづけていた祖父は、彼に1億ドルの遺産を残していた。ただし、相続の条件は“30歳の誕生日の午後6時までに結婚していること”というもの。それは、なんと明日だった。

              
       

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