リゾートホテルやゴルフ場が多く、ダウンタウンには様々なギャラリーが絵画や工芸品を展示しているリゾート地、スコッツデール。そんな街も郊外へ出れば西部劇のテーマパークや建築家の居宅があったりします。

　スコッツデールの紹介です。

スコッツデール・ダウンタウン
Scottsdale Downtown

ショッピング、ギャラリー巡り、etc

　このダウンタウンは全部で４つのエリアに分かれています。クラシックアートやアンティークのお店の多いメインストリート、古い西部の街並みが保存、復元されているオールドタウン、おみやげ物がそろう５番街（Fifth Avenue）、そして宝飾品や現代美術のギャラリーの多いマーシャルウェイです。

　１１月から５月まではダウンタウンの中を無料のトロリーバスが巡回しており、街を巡り歩くのにとても便利です。また、時期によってはオールドタウンから馬車も出ています。

〔行き方〕　スコッツデールの中心部にあり、概ね南北は 2nd St.から 5th Ave.までの間、東西は 68th St.からBrown Ave.までの間になります。あちこちに無料駐車場があります。

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ローハイド
Rawhide - Wild West Town

西部の街並みを復活させたパーク

　ここでは、西部劇のテーマソングが流れる中、ガンファイトやスタントが通りの中や野外劇場で繰り広げられ、また駅馬車に乗って荒野の中を駆けめぐったり、砂金すくいを楽しんだりすることができます。様々なアトラクションが準備されているほか、ステーキハウスや各種のショップもそろっています。さらにはロデオの競技場も併設されており、イベント時にはこちらでロデオ大会が開催されます。

　フェニックス近郊で気軽に西部劇の雰囲気を楽しむことのできる、いかにもアリゾナらしい場所と言えるでしょう。

〔行き方〕　Scottsdale Rd.と Pinnacle Peak Rd.の南東角にあります（101 Roop から２マイル北上したところです）。開園時間は季節やイベントの有無によって異なります。現在のところ、入場無料です。

〔移転のお知らせ〕　３４年間にわたってスコッツデールにあったローハイドですが、２００５年１０月末をもって現在の場所を閉鎖し、１２月からはギラ・リバー・インディアンコミュニティーに移転・再オープンする予定です。詳しくは公式ウェブサイト上の告知をご覧下さい。

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タリアセン・ウエスト
Taliesin West

フランク・ロイド・ライトの居宅

　１９３７年にスコッツデール北西部のこの土地を購入したライトは、ここにタリアセン・ウエストを建築し、以後１９５９年にこの世を去るまでここを冬の間の居宅としていました。建物の内部は居住部分をはじめ、劇場や建築家のスタジオ、設計室などとても広いものです。注目すべきはそのデザインで、一見奇妙な形をしながらも実に美しく、周囲の風景とよく調和しています。

　現在は内部が一般公開されており、ガイド付きツアーに参加してデザインの説明を受けながらその建物を見学することができます。

〔行き方〕　Ｌｏｏｐ１０１を Cactus Rd.で下り、東へ進みます。Frank Lloyd Wright Blvd.との交差点を越えて標識に従い坂道を上っていくと、やがて入り口に着きます。ツアーはビジターセンターで申し込みます。ツアーの内容や時間等は季節によって異なりますのでウェブサイト等を参照して下さい。

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マコーミック・スティルマン鉄道公園
McCormick-Stillman Railroad Park

子どもたちのための鉄道公園

　この公園で最も人気の高いものの１つが、小さな機関車に引かれて公園内を一周する「パラダイス＆パシフィック鉄道」です。これは、平日にはディーゼル機関車が、週末には本物の蒸気機関車がけん引するもので、広々とした芝生の中をゆっくりと進む鉄道の「旅」は大人にとっても十分楽しめるくらいです。

　そのほかにも、昔の寝台車を改装して作られた鉄道博物館や、３０頭立てのメリーゴーランドもあり、また遊具が多数置かれたプレイグラウンドも整っています。子ども連れにはまさに最適の公園と言えるでしょう。

〔行き方〕　Scottsdale Rd.とIndian Bend Rd.の南東角にあります。開園時間は季節によって異なります。入場無料。

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