スコッツデールやテンピ以外にも、フェニックス近郊にはグレンデールやメサ、ピオリアといった街があり、それぞれに見どころが多くあります。

　ここでは、そんなフェニックス近郊その他の見どころのうち、ほんの一部を紹介します。

ピオリア運動競技場
Peoria Sports Complex

芝生の青々とした野球場

　この球場は、大リーグのサンディエゴ・パドレスとシアトル・マリナーズが春期キャンプを行っている場所です。特にシアトル・マリナーズには現在（２００３年）イチロー、佐々木、長谷川の３選手が所属しており、オープン戦（カクタスリーグ）を通じて彼らの活躍を間近で見ることができます。

　球場の内野席はグラウンドにとても近く、迫力ある観戦が可能です。また外野席は一面の芝生におおわれているため、シートを持参して座ったり、寝ころんだりしながらのんびりと野球観戦を楽しむことができます。

〔行き方〕　Ｌｏｏｐ１０１をピオリア／グレンデールの Bell Rd.で下り、83rd Ave.を南へ入ります。

〔更新履歴〕公式サイトへのリンクを更新しました。（2009.6.25）

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チャレンジャー宇宙センター
Challenger Space Center

宇宙についての博物館

　このチャレンジャー宇宙センターは、１９８６年、チャレンジャー号の乗組員の遺族らによって設立され、以後青少年らに対して見学やグループ教室を通じ、宇宙への挑戦と理解を教え続けてきています。

　もちろん子どもたちだけでなく大人も見学が可能で、センターのスタッフが丁寧に館内を案内し、建物の概要や宇宙の知識について説明して下さいます。ギフトショップには宇宙に関するグッズがあふれているなど、宇宙好きにとっては格好の場所と言えるでしょう。

〔行き方〕　Loop１０１を Union Hills で下り、西へ進んですぐに 83rd Ave.を右に曲がって北上します。Safeway の前で信号を右に曲がると、白い建物が見えてきます。日曜日及び主な祝日が閉館日で、開館時間は午前９時から午後４時まで（土曜日のみ午前１０時から）です。

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アリゾナ自然史博物館
The Arizona Museum of Natural History

恐竜から近現代までの博物館

　この博物館の目玉は、パンフレットの表紙にもなっているとおり、恐竜に関する様々な展示といえるでしょう。玄関ホールをはじめ、博物館の恐竜コーナーには大小様々な種類の恐竜の骨格が復元されています。また、あちこちに昔のジャングルや海中を想像して作成された模型があり、リアルな恐竜の人形が動いていたりします。

　それ以外にも、アリゾナの地形や鉱物、古代ネイティブアメリカンの生活から、開拓時代の様子や映画の中のアリゾナなど、アリゾナ州についてのあらゆる種類の展示がなされています。ミュージアムショップもあり、端から端までゆっくり回っていると半日くらいあっというまに過ぎてしまうくらい、とても充実した博物館です。

〔行き方〕　メサ市のダウンタウンの北側、1st St.とMacDonald St.の南東角にあります。月曜日と主な祝日が閉館日であり、開館時間は火曜日から土曜日までが午前１０時〜午後５時、日曜日が午後１時〜午後５時です。

〔更新履歴〕メサ・サウスウエスト博物館からの名称変更を反映し、公式サイトへのリンクを更新しました。（2009.6.25）

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