パワーストーンアクセサリー


 ここでは、自分で作ったパワーストーンアクセサリーを紹介しています。

 僕は、パワーストーン自体の効力とかそういうのはほとんど気にしていない人間です。綺麗な石で格好よく作れればいいや、程度にしか考えていないのです(そうはいっても、御守代わりになればいいなという多少の期待は持ってますが)。
 ただ、コンセプトを決めて作ることはあります。このページでは、そんなアクセサリーの中で、比較的出来がいいのではないかというものを紹介します。
 なお、このページでは真言宗や天台宗などの密教的な要素をコンセプトにした作品が多いのですが、僕自身は菩提寺は曹洞宗寺院であり、しかも家には仏壇も神棚もあるという、宗教的には結構フリーダムな環境にありますので、詳しく踏み込んだ説明はできません。
 「神社仏閣めぐりが好きな、でも宗教的にはあまり執着がない人間が作ってみた作品」として寛大な気持ちで見ていただければ幸いです。



1 薬師三尊&十二神将ブレスレット



薬師如来・・・いわずもがな、「病気を治す」と言われている仏様。正式名「薬師瑠璃光如来」。瑠璃とはラピスラズリの事。
日光菩薩・・・薬師如来の脇侍。太陽の光で病根を焼き尽くすと言われている。
月光菩薩・・・薬師如来の脇侍。月の光で苦熱を浄化すると言われている。「げっこう」ではなく「がっこう」。
十二神将・・・薬師如来のいわばガードマン。一柱の神将が7000体の家来を従えているという。十二支にあてはめられている。
 12時の位置から時計回りに
  薬師如来の梵字が彫られたラピスラズリ(10ミリ)
  ラピスラズリ(8ミリ)
  ボタン型カット水晶
  日光菩薩の梵字が彫られた水晶(10ミリ)
  サンストーン(8ミリ)
  ボタン型カット水晶
  ラピスラズリ(6ミリ)
  毘羯羅大将(子)の梵字が彫られた水晶(以下、十二神将のものは全て8ミリ水晶)
  招杜羅大将(丑)
  真達羅大将(寅)
  ラピスラズリ(6ミリ)
  摩虎羅大将(卯)
  波夷羅大将(辰)
  因達羅大将(巳)
  ラピスラズリ(6ミリ)
  珊底羅大将(午)
  あに羅大将(未)・・・「あ」は左が安で右が頁、「に」は人偏で右が爾
  安底羅大将(申)
  ラピスラズリ(6ミリ)
  迷企羅大将(酉)
  伐折羅大将(戌)
  宮毘羅大将(亥)
  ラピスラズリ(6ミリ)
  ボタン型カット水晶
  レインボームーンストーン(8ミリ)
  月光菩薩の梵字が彫られた水晶(10ミリ)
  ボタン型カット水晶
  ラピスラズリ(8ミリ)
となっています。
 薬師如来を中心に右に日光菩薩、左に月光菩薩を配し、更に薬師十二神将を配した、薬師オールスターズ的なブレスレットです。
 ラピスラズリは薬師如来の霊石として有名です。サンストーンは太陽=日光菩薩、レインボームーンストーンは月=月光菩薩。
 薬師如来の祭壇をブレスレットという小さな作品で表現。正直、これは早期にコンセプトの構想がまとまっていました。
 なお、薬師如来・日光菩薩・月光菩薩・十二神将、全ての梵字パワーストーンはネットで市販されていました。






2 普賢菩薩ブレスレット



普賢菩薩・・・文殊菩薩とともに釈迦如来の脇侍を務める。辰年・巳年生まれの人の守り本尊。熱心に信仰すると寿命が延びると言われている。菩薩と言われるカテゴリーの仏様の中では最高位クラスとされ、密教では非常に重要な地位にある。6本の牙を持つ白い象に乗っているとされる。
 これは左右対称のブレスレットです。
 12時の位置から時計回りに、
  普賢菩薩の梵字が彫られた水晶(12ミリ)
  黒真珠(ティアドロップ型)
  ボタン柄カット水晶(小型)
  オニキス(8ミリ)
  アメジスト(8ミリ)
  ラベンダーアメジスト(8ミリ)
  クラック水晶(8ミリ)
  ヘマタイト(8ミリ)
  水晶(8ミリ)
  カット水晶(8ミリ)
  クラック水晶(8ミリ)
  クラック水晶・クラック多め(8ミリ)
  白メノウ(8ミリ)
  ヘマタイト(8ミリ)←6時の位置
となっています。
 普賢菩薩の霊石は黒真珠、オニキス、ヘマタイトらしいので、それを入れてみました。黒真珠にあっては、パワーストーンショップでは見つからず、真珠の養殖で有名な伊勢志摩に行った時、わざわざ真珠の販売店へ行って2粒購入しています。
 下半分の白っぽい色合いは、普賢菩薩が「6本の牙を持つ白い象」に乗っているとされていることから。
 アメジストを入れたのは「手持ちのアメジストが残っていたから」(笑)。でも、結果的になかなかいい出来になったのではないかと思います。
 ちなみに、僕は巳年なので、この普賢菩薩が守り本尊なのです。






3 不動明王ブレスレット



不動明王・・・密教の最高仏「大日如来」の化身。明王と呼ばれるカテゴリーの存在の中では中心的存在。炎をまとい、剣と縄を持って睨みを利かせてる怖い姿だが、とても人気があり、信仰者も多い。酉年生まれの人の守り本尊。
 下の部分を除き、ほぼ左右対称となっています。
 12時の位置から時計回りに、
  不動明王の梵字が彫られた水晶(12ミリ)
  ブランデーシトリン(8ミリ)
  シトリン(8ミリ)
  水晶(8ミリ)
  クラック水晶(8ミリ)
  サンストーン(8ミリ)
  マンガノエピトードインクオーツ(8ミリ)
  赤メノウ(8ミリ)
  ロードライトガーネット(8ミリ)
  カット水晶(8ミリ)
  カット水晶(8ミリ)
  水晶(4ミリ)←ここまでが左右対称部分
  最下部の5個は、左から緑メノウ、イエローカルサイト、赤メノウ、白メノウ、アメジスト(全て6ミリ)
となっています。
 不動明王の霊石はシトリンということで、色の濃いブランデーシトリンと色の薄いシトリンを不動明王の梵字の水晶の両脇に配置。
 ロードライトガーネットからサンストーンまでは、燃え盛る火炎と火の粉をイメージ。クラック水晶で陽炎も表してみました。
 カット水晶は、不動明王が座るという金剛石(ダイヤモンド)の岩を象徴。
 で、最下部の5色の石は、護摩を焚く時の結界として使用する5色の紐「壇線」を表しました。
 つまり、このブレスレットは密教で行われる「不動明王護摩」をイメージしています。





 また追加することもあるかもしれません。
 ちなみに、僕の一番気に入っているブレスレットは、ここでは紹介できません。なぜかというと、あるパワーストーンショップのブログで紹介されたことがあるので、僕の素性が判明してしまう可能性があるからです。

 ここに掲載したブレスレットのデザインについては、参考にしても、真似をしても、一向にかまいません。参考や真似をする際の連絡・報告も不要です。僕と同じように「何か特定のコンセプトでパワーストーンアクセサリーを作ってみたい。」という人にとって参考になればいいなと思って、このページは作られています。