【廃墟マニヤ File062】
O山公園(徳島県)
(その7)
なんということでしょう。先ほどまでいた広場の下が、なんとまるまる建物になっているではありませんか! ポンプ小屋だとか言っていた部分は、こちらから直接上に出る階段室だったみたいです(たぶん)。
さらに反対側の崖にはトンネルが口を開いていました。ただこのトンネル、入ってみるとすぐ鉄柵で塞がれていて、先に進むことはできませんでした。
広場下に隠れていた巨大な建物は後回しにして、とりあえずこの道の終点まで行ってみることにします。しばらく下ると檻の設置された広場に到着。
どうやら来る途中見えた巨大看板のある場所のようです。実はこの時、谷をはさんでコチラを眺めている観光客がおり、うっかり進んだらモロ「ご対メ〜ン」となってしまうところでした。しばらく待ってもいなくならないので、看板側に回るのはあきらめて引き返すことに。
一応檻の中の様子。タイヤがぶら下がっているところをみると、ここにいた動物はジャイアントパンダあたりでしょうか(まあ、そんなわけはありません)。
先ほどの大きな建物へ向かいます。
荒川さんのサイト(に寄せられたKeiさんの情報)によると、こちらが開業当初、結婚式場として使われていた建物のようです。
こんなところに結婚式場を造って需要があったのかと思ったら、当時この地域には結婚式場がなく、下の町まで行くのも大変だったため、地元の人たちのために山口氏がわざわざ造ったのだとか。
だいぶ茂ってしまった植物をかき分け建物の入口へ。
(続く)
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