【廃墟マニヤ File021】
U峠廃線跡(群馬県)
(その11)
妖しい雰囲気の小部屋。
2階には宿直用らしきスペースがあり、電気式のコンロが落ちていました。もちろんIHじゃありません。
ホコリのたまった食器棚。
制御盤三兄弟。ちょっと火葬場の窯を思い出したりして……。
さらに上への階段があったので登ってみます。
階段をのぼりきると、そこには現代美術のギャラリーのような、オシャレな空間が広がっていました。
窓から侵入している緑も作品の一部のようです。
近づいてみると想像以上の勢いでした。何年か経って、この中がジャングルのようになっていたらと想像すると、ちょっと楽しくなってきました。
……とりあえず一通り回ったようなので、そろそろ外へ出ることにします。
機会があったら、まだ見ていない遺構もゆっくり訪ねてみたいと思いながら、U峠廃線跡に別れを告げたのでした。
END
(1989.12/1996.1/1998.1/1998.11/2005.6)
(この頁最初へ)