【廃墟マニヤ File021】
U峠廃線跡(群馬県)
(その9)

なんとか中にお邪魔することができました。1階の事務室のような場所。

奥へ進むと、吹き抜けとなった空間が現れました。今はご覧の通り空虚な場所となっていますが、おそらく現役時代はここにさまざまな装置が置かれていたのでしょう。

壁側に残っていた装置。左は「き電総括盤」、右側には「2号整流器盤」というプレートがついています。

「2号整流器盤」の足下に残されていた電流計。

謎の装置。上部に取り付けられた巨大なガイシが、いかにも高圧電流といったイメージで、近寄るだけでビリビリきそうです。

「Kノ平変態倶楽部、会員ナンバー1!! ぼくはクマ!」って、ちょっと意味不明ですか? 元ネタはこまわり君なんですけど……。

……気を取り直して、古い変電施設などでよく見かけるような木製の収納棚がいい雰囲気。

反対側からのカット。

蓋が開いている機器は「蓄電池制御盤」でした。
(続く)
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