【廃墟マニヤ File021】
U峠廃線跡(群馬県)
(その8)

さて、それでは駅構内に残る一番大きな建物、変電所跡へ行ってみることにしましょう。

かつては高電圧の電流がここまで来ていたはずですが、現在はそういった施設特有のうなるような音も聞こえません。

複雑な造形がマニア心をそそります。

いかにも変電施設らしい装置。残念ながら専門家ではないので、どんな役割をもった装置なのか見当もつきません。

もちろん高等学校のマークではなく、高圧電流の意味でしょうね。

円形の覗き窓の中にはカウンターの数字が見えます。今月の電気料金がわかる……わけではありません。

なんのためかはあえて書きませんが、建物の周囲の様子をうかがってみます。

閉じられたシャッターの前のコンクリートに、レールの断面を発見。移動式のクレーンでもあったのでしょうか?

ドアノブを回してみますが、もちろん施錠されていました。

壁にあったスイッチ。ちょっとカッコイイので撮ってみました。
(続く)
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