2004年11月の「今日は・・・」のバックナンバーです

11月5日 電報の日
 電報を申しこむ時の電話番号「115」から。
 うれしいとき、かなしいとき、心のこもった電報をいただくのはとても有難いものです。今は、漢字やひらがなも使えるし、台紙も装丁も様々なものがありますよね。
 電報が公のものなのに対して、メールはぐんと私的になりますが、絶妙のタイミングで届くと心がほっと温かくなります。いつも、支えていただいて有難う・・・。
11月6日 アパート記念日
 1910(明治43)年、東京・上野に日本初の木造アパートが完成しました。東京・上野の「上野倶楽部」で、5階建て70室の木造アパートでした。
 最初のアパートがこんなに規模の大きなものだったなんてちょっと驚きですね。最近は○○荘という名前を見聞きしなくなりました。メゾンとかヴィラとか・・・鉄筋の建物になったせいもあるんでしょうか。
 新婚時代は、木造2階4室の、典型的なアパートに住んでいました。もう、取り壊されているだろうなぁ。懐かしいです。
11月7日 立冬
 立冬(りっとう)は二十四節気の1つ。11月7日ごろ。および、この日から小雪までの期間。 太陽黄経が225度のときで、初めて冬の気配が現われてくる日。十月節。『暦便覧』では、「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明しています。
 今年は(も?)異常気象で、この辺りは、いつまでも暖かかったのですが、先月の下旬から急に朝夕の冷えが厳しくなってきました。それでも晴れれば半月ほど遡った気温になります。
 今日は幼稚園の親子お楽しみ会。各クラスで、ゲームや食べ物のお店を出します。穏やかないい天気でありますように・・・。
11月8日 刃物の日 
 岐阜県関市・岐阜県関刃物産業連合会・新潟三条庖丁連・越前打破物協同組合・東京刃物工業協同組合・京都利器工具組合・高知土佐山田商工会・島根県吉田村・堺刃物商工業協同組合連合会が制定。 「いい(11)は(8)」の語呂合せと、ふいご祭が行われる日であることから。
 私の祖父は、漁船を退いてから、燕三条の洋食器の工場に勤めていました。三条市は今回の地震で大きな被害に見舞われた地区でもあります。(F様にお礼のお葉書をお送りしようとした矢先で、まだ机上にあります。落ち着かれてから・・・と思っていますが。)
 もうすぐ、雪がやってきます。天気予報で雨マークを見るたびに、雨であって欲しいと思います。一日も早い復興をお祈りいたします。
11月9日 119番の日
 消防庁が電話番号119に因んで1987(昭和62)年に制定。
 消火活動、救急業務、救助活動等消防全般に対する正しい理解と認識を深め、防火意識を高める日。
 災害の大小にかかわらず、消防士さん救急隊員のみなさんの活躍を拝見する度に、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。通報してから到着までの心細さ、隊員さん達を目にしての一気に脱力するような安堵感。
 それこそ年中無休の忙しさ、本当にご苦労様です!
11月10日 エレベーターの日
 日本エレベーター協会が1979(昭和54)年に制定。
1890(明治23)年、東京・浅草の「凌雲閣」に設置された日本初の電動式エレベーターが一般公開されました。
 私は、エレベーターの夢を良く見ます。すごく苦労をして階段を下りて、入り口のエレベーターに乗って上階に上がる夢。自宅マンションだったり、昔通っていた塾のビルだったり。 シチュエーションはいろいろなのですが・・・。どの本を見ても、エレベーターの夢は、急展開を示しているらしいのですが、どうも今ひとつピンときません(笑)当事者には気付かないだけなのかも。
11月11日 くつしたの日,ペアーズディ,恋人達の日
 日本靴下協会が1993(平成5)年に制定。靴下を2足並べた時の形が11 11に見えることから。
 1年で1度同じ数字のペアが重なる日であることから、恋人同士で靴下を贈り合おうと呼びかけています。
 今日、ふたりで靴下を準備しておくと、来月のクリスマスに大活躍!かな?
11月12日 洋服記念日
 東京都洋服商工協同組合が1929(昭和4)年に制定。これとは別に、全日本洋服協同組合連合会が1972(昭和47)年に制定。
 1872(明治5)年、「礼服ニハ洋服ヲ採用ス」という太政官布告が出され、それまでの公家風・武家風の和服礼装が廃止されました。
 服装のTPOもかなりゆるくなりましたが、やはり、その場の雰囲気を重視し、周りの方を不愉快な気持ちにさせない気配りは必要なのかなと思います。 もちろん、形式にばかりとらわれて実用性に欠けるのも困りものではありますが・・・。
11月13日 うるしの日
 文徳(もんとく)天皇の第一皇子惟喬(これたか)親王が京都・嵐山の法輪寺に参篭し、虚空蔵菩薩からうるしの製法、漆器の製造法を伝授されたのがこの日であるとされていることから、 1985(昭和60)年に日本漆工協会が制定しました。日本の伝統文化であるうるしの美しさを今一度見直して日本の心を呼び戻すことを目的にしています。
 うるし製品は取扱いが難しいとも言われますが、独特の質感があって、素敵ですよね!
11月14日 いい石の日 
 山梨県石材加工業協同組合が1999(平成11)年に制定。「いい(11)石(14)」の語呂合せと、石工職人が尊ぶ聖徳太子の命日であるこの日を「太子講」としていたことから。
 山梨といえば、水晶の産地ですよね♪日本式双晶というのを、ご存知ですか?薄い、頭の平らな水晶が(タビーといいます)2つが約84度の角度でくっついている(本当は、軸から両側に育ったのですが・・・) ハート型の水晶なんです。もちろん、日本以外でも産出されるのですが、明治時代の日本で多く取れていたから・・・なのだそうです。
11月15日 七五三
 男の子は数えで3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年に、成長を祝って神社に参詣する。 3歳は髪を伸ばす「髪直」、5歳は初めて袴をつける「袴着」、7歳は本仕立ての着物と丸帯という大人の装いをする「帯解」をそれぞれ祝う意味がある。
 というのが、サイト「今日は何の日〜毎日が記念日」での記載です。住んでいる地方によってかなりその扱いの違う行事ですよね。うちのあたりは、男の子の3歳は省略?して、5歳のみ、晴れ着を着てお宮さんに(神社に限らず、お寺だったりもします)参詣するのが一般的なようです。
 Tちゃん、とりあえず写真撮影だけ済ませました。(予約してあったので・・・)お宮さんへのお参りは、人によっては外戚だから関係ないよという方もいますが、(私の)祖母の七七忌があけてからと思っています。
11月16日 幼稚園記念日
 1875(明治8)年、東京の御茶ノ水(湯島1丁目)に東京女子師範学校(お茶の水女子大学)が開校しました。そして1876(明治9)年のこの日、東京女子師範学校の構内に附属幼稚園が開園しました。これが日本初の幼稚園です。入園したのは当時の上流家庭の幼児50人ほどでした。
 年々子どもの数は減っているはずなのに、入園するのが難しくなっているのは何故なんでしょう・・・。願書の配布時に定員を埋めるタイプ、願書は欲しい人に配って受付時に定員で締め切るタイプ、受付の時に選考料を払い基礎学力?や面接で選ぶタイプ・・・。いろんな入園方法がありますが、 いずれにしても、園の雰囲気が子どもに合っているか、親の考え方と園の方針が合致しているかを見極めるのが先決かも。大丈夫、適した幼稚園に入れば、最初はひとりでも、親も子どもも、友達はすぐに出来ますよ♪多様化の時代ですもの、自分らしさの発揮できる環境作りが大切!
11月17日 将棋の日
 江戸幕府8代将軍徳川吉宗が、この日を「御城将棋の日」とし、年に1回の御前対局を制度化しました。これを記念日として日本将棋連盟が1975(昭和50)年に制定しました。
 私自身は、トランプ、将棋・囲碁その他おおよそ勝負事には向いていない性格みたいです。運が頼りのものはめぐりがいまひとつだし、考えて何とかなるものは熟慮が足りないし(笑)。 特に、将棋はわけもわからず突っ込んでいって討ち死に、碁はいわゆる「荒い」(粗い?)碁になってしまいます。終わってみるとなんじゃこりゃ?って。きっぱりと勝てると気持ちいいんですけどね。そこまでは強くないので・・・
11月18日 ボージョレヌーボー解禁(11月第3木曜)
 ボージョレヌーボー(Beaujolais nouveau)とは、フランス・ブルゴーニュー地方の南部の丘陵地帯、ボージョレ地方で作られるワインのうち、「ボージョレ」「ボージョレヴィラージュ」という2種類の銘柄の新酒のことで、その年にとれた葡萄で作られ、その年の内に瓶詰めされ、その年の11月の第3木曜日0時に解禁されます。 日本は時差の関係から、世界の先進国の中で最もはやく解禁の時を迎えるということで、めずらし物好きの日本人の間で一時流行になりました。
 コンビニでも予約が出来るようになったので、早速!と言う方も多いのでしょうか。まぁ、もともと、いかに早く今年のワインを手に入れてそれを飲むか、というお遊びというかお祭というか、そういうものですから、薀蓄はともかく楽しめればいいのかなぁと思います。私自身は、ワインよりも日本酒とかウィスキーとかのほうが、ちょっとだけ飲めたり、薄く出来たりして飲みやすくて好きなんですけどね(笑)
11月19日 緑のおばさんの日
 1959(昭和34)年、通学する児童を交通事故から守るため、学童擁護員(緑のおばさん)の制度がスタート。この日、東京都に初めての緑のおばさんが登場しました。当初は、東京都労働局が失業対策に採用していましたが、今は町内会などで分担されているようです。
 ここの小学校では、「旗振り当番」「見送り当番」の2つに分けて、それぞれ児童の親御さんが順番で立つことになっています。旗振り当番は、道を横断するところで交通安全の黄色い旗を持って安全に渡らせる役目、見送り当番は登校班が出発するまで、子ども達を見守る役目。我が家は学校までまっすぐに数分のところなので、旗振り当番はないんですが・・・。いろいろな事件をTV等で知るにつけ、子どもを取り巻く環境も 厳しいものがあるんだなと思います。たかがお当番なんて侮れません。
11月20日 世界のこどもの日(Universal Children's Day)
 1954(昭和29)年の国連総会で制定。国際デーの一つ。
 各政府が適当と考える日を「世界こどもの日」に選んで記念するよう提案されており、日本では、1959年に「児童権利宣言」が、1989年に「児童権利条約」が採択された11月20日を当てています。
 子どもの権利を保障すると一口に言っても、なかなか難しいですが、ご近所の92歳のおじいちゃんは「子どもにも、おとなと同じように話せばいいんですよ。きちんとした言葉遣いで、ちゃんと目を見て。」 と仰って、それを実行しておられます。小学生の様子を見ていると対応は様々ですが、うちのお兄ちゃんなどは、ときおり、「ちょっと世間話をしてきた♪」と。(笑)幸せな体験だと思います。
11月21日 波郷忌,惜命忌,忍冬忌
 俳人・石田波郷の1969(昭和44)年の忌日。
 波郷先生については、石田修大氏のHP「風鶴山房」(http://www.ne.jp/asahi/i/hakyo/)をご覧になられると良いかと思います。とても静謐な感じのサイトです。
 私の、俳句との最初の出会いは、波郷先生にゆかりの方を通じてでしたので、直接の師系は違っていますが先生と書かせていただきました。
当時、私の通っていた高校から最寄の駅までの途中のバス停に深大寺がありました。波郷先生のお墓と、「吹き起こる秋風鶴を歩ましむ」の句碑があります。 まだその頃は自分で句作はしていませんでしたが、折を見てお参りしていました。
11月22日 小雪 
 小雪(しょうせつ)は二十四節気の1つ。11月22日ごろ。および、この日から大雪までの期間。
 太陽黄経が240度のときで、僅かながら雪が降り始めるころ。十月中(旧暦)。『暦便覧』では、「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と説明しています。
 さらに、それを三節に分けた七十二候の初候は「虹蔵不見(にじ かくれて みえず)」 虹を見かけなくなる、とされています。「冬の虹」なんて季語もありますけれど、日が弱く雲が厚くなって虹が見えにくい季節といわれると、なるほどと感じますね。
11月23日 勤労感謝の日
 以下、『ウィキペディア (Wikipedia)』より。
 勤労感謝の日(きんろうかんしゃのひ)は国民の祝日の一つ。11月23日。国民の祝日に関する法律(祝日法)では「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」ことを趣旨としている。1948年公布・施行の祝日法で制定された。
 戦前の新嘗祭(にいなめさい)の日付をそのまま「勤労感謝の日」に改めたものである。新嘗祭は1872年までは旧暦十一月の2回目の卯の日に行われていた。1873年に太陽暦(グレゴリオ暦)が導入されたが、そのままでは新嘗祭が翌年1月になることもあって都合が悪いということで、新暦11月の2回目の卯の日に行うこととした。 それが1873年では11月23日だった。しかし、翌1874年には前年と同じ11月23日に行われ、以降11月23日に固定して行われるようになった。よって、11月23日という日付自体には意味はない。

 飛び石連休となった今年は、紅葉狩りのピークということもあって、各地賑わいを見せることでしょう。我が家は、ここのところ週末は行事続きだったので、今日はのんびりと過ごそうかなぁと・・・。
11月24日 東京天文台設置記念日
 1921(大正10)年、東京都麻布区板倉(現在の港区麻布台)に東京天文台が設置されました。
 1878(明治11)年に東京帝国大学構内に作られた理学部観象台を母体とし、旧内務省・海軍省の天文関係業務を統合して設立されました。1924(大正13)年に、都会の明るさのために観測が困難になったことから、郊外の三鷹市に移転、1988(昭和63)年に、東京大学附属東京天文台から文部省(現在の文部科学省)附属の天文台に移管されました。
 三鷹の天文台の近くには、史跡や大きな散策型の公園があって、武蔵野の面影の残る不思議な空間になっています。そばに通称30m道路(地図には東八道路と出ているのかな)が通り、住宅地も拡がっているので、今となっては、かなり観測のしづらい状況になっているかもしれませんね。
11月25日 ハイビジョンの日
 郵政省(現在の総務省)とNHKが1987(昭和62)年に制定。ハイビジョンの走査線の数が1125本であることから。
 さて、我が家にハイビジョンテレビが来るのはいつになることやら・・・。プラズマテレビなんて、聞くからにハイテクなテレビも宣伝されていますが、 家が狭いから、大画面テレビだと、かえって目を悪くしそうだし。第一、そういうテレビでゲームされたら一度で傷んでしまいそうだし(笑)。やっぱり、当分は無理かも。
11月26日 ペンの日
 日本ペンクラブが制定。〜以下、「毎日が記念日」より〜
 1935(昭和10)年、日本ペンクラブが創立された。ペンクラブは、文学を通じて諸国民の相互理解を深め、表現の自由を擁護するための国際的な文学者の団体である。 ペン(PEN)は、文字を書く道具としてのペンをあらわすとともに、Pは詩人(Poets)と劇作家(Playwrights)を、Eは随筆・評論家(Essaists)と編集者(Editors)を、Nは小説家(Novelists)をそれぞれ表す。

 なるほど、編集者も入っているんですね。確かに、発表の場をいかに確保するかという意味で、重要なポジションですよね。話は少しずれるかもしれませんが、漫画家さんのサイト等を拝見していると、本当に 編集者の力量って、大切なんだなぁと思います。間で調整する仕事って、大変ですよね。でも、頑張って!
11月27日 ノーベル賞制定記念日
 1901(明治35)年、ノーベル賞の第1回授賞式が行われた日。  ノーベル賞は、スウェーデンの化学者ノーベルが遺言で、自らの発明したダイナマイトで得た富を人類に貢献した人に与えたいと書いたことから創設された。ノーベルの遺産を元にした基金168万ポンドで、毎年その利子が、物理学・化学・生理学医学・文学・平和事業の5分野に貢献した人に贈られており、1969(昭和44)年に経済学賞が追加されました。 毎年ノーベルの命日の12月10日に、平和賞はオスロで、その他の賞はストックホルムで授賞式が行われています。
 実はものすごく人類に貢献しているのに受賞されるまではその活動をまったく知らなかったということが私などはよくあって、「この賞のおかげでこんなことについても興味がわいた」という後継者を育む意味でも素晴らしい価値のある賞なのではと思います。
11月28日 太平洋記念日
 1520年、ポルトガルの航海者マゼランが、後に「マゼラン海峡」と命名される南米大陸南端の海峡を通過して太平洋に出ました。 天候が良く平和な日が続いたため、この海を"Pacific Ocean"(平和な・穏やかな大洋=「太平洋」)と名附けたのです。マゼラン自身はフィリピンで原住民に殺されたが、彼の船は初めて世界を一周して帰国し、地球が丸いことを証明しました。
 太平洋という邦訳を付けた人もすごいなぁ。マゼランの名付けた心情を見事に伝えていると思いませんか?
11月29日 いい服の日
 「いい(11)ふく(29)」の語呂合せ。この日とは別に、2月9日が全国服飾学校協会・日本ファッション教育振興協会などが制定した「服の日」と11月12日が全日本洋服協同組合連合会が制定した「洋服記念日」となっています。
 そろそろ、コートやジャケットなど、一番上に着るものを準備しなくては・・・。毎年新調しないと間に合わない子ども達はともかく、自分はどうしようかな。広告や街のウインドウを見るだけでもウキウキします♪
11月30日 カメラの日
 1977(昭和52)年、小西六写真工業(現在のコニカ・ミノルタ)が世界初の自動焦点(オートフォーカス)カメラ「コニカC35AF」を発売。 「ジャスピンコニカ」という愛称で呼ばれ、誰でもピンぼけせずに撮れるということで、それまでカメラに縁のなかった女性や中高年層の市場を開拓しました。
 今となっては、オートフォーカスは当たり前だったりするのですが、当時は今のカメラ付き携帯電話のカメラくらいの精度でも「おぉ〜っ!」という感じでした。通称○カ○ョ○カメラなんて・・・この名称も使えないですね(苦笑)。
 父は、カメラマニアでした。「写真の微妙な味わいが〜」云々と、モノクロとカラーフィルムを入れたカメラを2台持ち歩くような人でしたから、オートフォーカスなんて楽しみを半減してしまうと言っていました。娘の私は稀代のメカ音痴なので、自動焦点でも 微妙にピントをずらしてしまうという才能を持ち合わせています。(爆)
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