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ヘッドメンテナンス,その8

その1,ヘッドをおろす
その2,ヘッド分解と洗浄
その3,部品の洗浄,整備など
その4,ヘッド組み立て
その5,ヘッド搭載とその他作業
その6,カムを取り付け,と思ったが
その7,エンジン復元〜足回りメンテへ
その8,とりあえず復活
その9,もう一度調整
その10,合間にやっていた外装関連

2006年3月18日 (土)

とりあえず復活して走行開始したものの,異音がひどい.
メンテナンス前はこんなものだっけ?というくらい. 今回いじった部分を失敗していないか確かめる意味で平日の走行後,もう一度タペットクリアランスの調整をすることに.
ヘッドの上はこんな感じで部品がいっぱいなのでどかしてやる.
具体的には点火コイル,スロットルケーブル,チョークケーブル,エンジン上のヒートプロテクタ(ゴムのカバー). サーモスタットケースとブラケットも動くようになる.
えいっとヘッドカバーを外す.一週間ぶりのご対面.
カムホルダのトルクを再チェック,タペットクリアランスを順に見て行く.
もしかしてオーバーラップ部分(吸入トップ)で調整してクリアランス過大になった部分があるのでは,と推測したのだが, それは大丈夫.一部のバルブを調整レベルで修正.向きになって何度もチェックする.
ところで,CBRのカムは中空カム.このアングルでヘッドカバーがないと向こうが見えるのだ.
ヘッドカバーを元通りにかぶせて,という部分で苦戦.
ホースがあるのでヘッドカバーを少し無理に通してからかぶせる.その際にパッキンがずれてしまうのだ. もう一度先週のように接着剤を使うが脱脂が不充分でやっぱり落ちる.
気を落ち着かせて残りのボンドの除去,パッキンを含めての脱脂をしたところでコンビニにご飯を買いに行く. 金曜日は一度も米のご飯や温かい食物を食べていなかったので,車中でコンビニ弁当でも十分うれしい.
食後に気を取り直してもう一度脱脂,接着剤を塗り乾かす(ボンドの説明どおり),貼り合せるの作業を じっくりやり,上の写真のように左側のホースを手でずらして場所を作りながらカバーを通してヘッドに乗せる. 載せた後ははみ出しが無いか良くチェックしてヘッドカバーのボルト8本を締める. 順に何度かに分けて締め込まないとボルトが切れる.
あと,キャブがエンジン側にきちんとはまっていない事を発見.こちらも対処する.これは全身運動だ.
全部組み立ててエンジン始動.
バルブ廻りは自信たっぷり.でも異音はする.ヘッドでは無い.確信.

プラスチックの柄のドライバをエンジンのいろいろな部分に当てて聴診. やっぱりACGシャフト廻りからゴチゴチ音が出ている. これはエンジン降ろし〜分割コース.さて,いつやるかな?場所も確保しないと. すぐにはやらない予定.
仮復活後,280km走行で今日のメンテ.
カウルなしの状態はまだ続く. 3000km後のオイルとフィルタ交換までかなあ.

18 Mar. 2006

続き
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