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ヘッドメンテナンス,その5

その1,ヘッドをおろす
その2,ヘッド分解と洗浄
その3,部品の洗浄,整備など
その4,ヘッド組み立て
その5,ヘッド搭載とその他作業
その6,カムを取り付け,と思ったが

2006年3月04 (土)

しばらく家の中で大事に囲っていたヘッドを外に持って行く.
ふと思い立って重さを測ってみる.久しぶりにヘルスメータを出して,自分が乗って降りて0点合わせ. そして計測.カムシャフト無しの状態.
しばらく放置していたCBRの本体.
一応ボディカバーをして,その中のヘッドを外して丸見えな部分をちゃんと 覆っていたのだ.ヘッドやエアクリーナが無い部分に外した部品を置いてある.
今回はまず初めに古いオイルを抜いた.冷えているのでなかなか出ない.
前から気になっていたシフトの部分.最近シフトの感触が今ひとつなので内部の可動部分を交換することに. ちょうど水も抜いているし,オイルも抜くしで都合が良い.
そこそこオイルが出たところでメインスタンドにして作業する.
シフトのカバーの上側,スプロケットの汚れが押し寄せている部分は ブレーキパーツクリーナで吹き飛ばす.
ウォーターポンプもどかした状態.
サイドスタンドのブラケットも緩めてカバーを外す. ブラケットを全部外さなくてもチェンジのシャフトを軸にカバーを回し,ブラケットをエンジン取り付けのボルトを軸に回すと うまく擦れ違って外すことが出来る.
ガスケットがきれいに剥がれてラッキー. 再利用も考えたが,オイル漏れても面倒なのでカバー側からはがした.
チェンジドラムの先についている,カラー,カムなどを新品に交換した. もっと磨耗しているかと思ったけど意外なほどきれい.

スタートが遅かったのでここまで作業して午後1時,お昼に出かける. スヌーピーグッズのコンビニの弁当棚がほとんど空っぽ.普段手を出さないパスタに挑戦,トマトスープパスタと やっぱりご飯がほしいのでパリパリおにぎりひとつ.
そして本題のヘッド搭載.
搭載前にもう少しピストンの掃除,そしてウォータージャケットの掃除.
今回の作業で汚れをジャケットの中に落としたのできれいにしたい. シリンダの前側のウォーターパイプを外してパーツクリーナで汚れを前側に追い出す.そして水を流して汚れを出したつもり. 今回落とした以上の汚れがたまっていた様でもある.浮いた汚れがエンジン内を回って悪さしないか少し心配.
新しいギヤトレイン.旧品も特に問題ないようであるが異音の原因がここだといやなのでこれも交換.
ブロックにギヤトレインを取り付けた状態.
下側のギヤがセラシ機構になっているので,ボルトを締めながら噛み込ませる.
昼ごはんの際にCRCを買いにホームセンタに寄ったところナイスなブラシを発見したので購入,プラグ穴を掃除する. 前からプラグの緩め,締めが固かったのだ. ちょうどプラグの径ぐらいのブラシなのでねじ山に逆らわずに回しながら汚れを落とす. 各プラグ穴2回ずつ掃除.茶色い粉状の汚れが出てきた.先にやっておけばよかったのだが.
本日の本題のヘッド搭載後の写真は無し.
ここらあたりまで作業して,部品の仮置きの箱の中からワッシャをひとつ発見.大きさと今日の作業に考えをめぐらすと シフトリンケージのシャフトのだorz

気を取り直してもう一度カバーを外す.こういうのはすぐやらないとガスケットが固着して再利用できなくなる.
スナップリングとブロックの間のワッシャだった.これが入っていないとスナップリングがアルミのブロックを削って 大変なことになるかもしれない. 気が付いて良かった.というところで本日の作業はおしまい.
ヘッドはカム無しでカバー仮置き状態.

04 Mar. 2006

続き
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