その1,ヘッドをおろす その2,ヘッド分解と洗浄 その3,部品の洗浄,整備など その4,ヘッド組み立て その5,ヘッド搭載とその他作業 |
2006年2月15 (水) 分解前にポートの写真を撮ろうかな. インテークのインシュレータ(ゴム製)を外そうとしたが全然動かない. CRCを吹いてプラハンで叩いたけど動かない,むしろ端っこが割れていく.ゴムなのに. ということであきらめてカッターで切れ目を入れて割って外す. エンジン側は熱などで硬貨,内側にひび割れが入り始めている. 交換せざるを得ない状況ということで切断やむなし. |
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インテーク側のポートはオイル分などで湿った堆積物がポートやバルブに付着. | |
一方,エキゾースト側は乾いた感じのカーボンが付着. オイルが下がっている気配はそれほど感じない. | |
2006年2月17 (金) ヘッドについている部品を外して洗浄する. ヘッドの内側はそれなりにきれいになる.ボールジョイントになっているロッカーアームの支点, アジャストスクリューも異常なガタなど無いので続投. |
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カムホルダのジャーナルなどにオイルを送る通路.
ヘッドボルトの穴をオイル通路に使い,エキゾースト(写真右側)からの穴を斜めに通して
ボルト穴まで貫通させて通路を形成している. カムホルダの側はジャーナル部とカム部に穴が開いていてオイルを噴出させて潤滑している. というか,それほど気を配る必要があるだけ磨耗が厳しかったと推測される. |
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外した部品はこのように整理. バルブなど場所が入れ替わらないようにするため. 元はアマゾンの箱.16ヴァルヴなので4×4に仕切りを作ったのだ. |
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バルブスプリング. アウタは初期37.0mm,交換限度35.4mm インナは初期32.8mm,交換限度31.3mm 測ったところヘタリもなく続投決定.以外にやわらかいスプリングだった. |
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1バルブあたりの部品はこれだけ.以外に多い.
あとは1気筒でロッカアームホルダなど他にも部品がある. ステムシールはもちろん交換. スプリングのシート,リテーナはスプリングのあたり跡程度なので続投. |
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左はエキゾースト,右がインテークのバルブ.汚れ落とし前.これから洗浄する. | |
バルブの頭,ステム部とも磨耗もなさそう(触った感じで軸方向の変化が無く真っ直ぐ) なのでバルブも続投. | |
ロッカーアームのスリッパ面には磨耗,段付き.相手側のカム山も同様.
エキゾースト側がひどい. 回転方向に擦り傷の入ったロッカーアームもある. 今回,全部交換.16個なので結構な出費. |
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別のロッカーアーム.これもエキゾースト側. | |
洗浄後のバルブシートと奥に見えるポートとバルブガイド.
こちらはインテーク側. 走行距離を考えたら当たり面は驚くほどきれい.だと思う. ポート内部はもっと洗浄したいけどきりが無いし,また汚れるので,ほどほどに. |
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こちらはエキゾースト側.バルブシートへのカーボン噛み込みが目立つ. バルブを当ててみると引っ掛かりがあったりはしない. ゆるいコンパウンドで軽く当たりを出してやる予定. |