Q6-001.子供が“米アレルギー”で困っていますが、どうしたらよいのでしょうか?

幼稚園に通う子供が“米アレルギー”で、主食が思うように摂れず困っています。最近は大豆にも反応が出るようになり、栄養不足にならないか心配です。食事は野菜を中心にし、肉・悪い油や脂肪・砂糖等を摂らないよう心がけていますが、なかなか治らず落ち込んでいます。どうしたらよいのでしょうか?


最も質の高い主食であるお米にアレルギー症状が出てしまうのは、とても厄介な ことです。米アレルギーの子供を持つお母さんは、それだけで悲観的な気持になってしまいます。しかし、全く対処法がないわけではありません。当研究所のこれまでの指導の中で、成功した例を紹介します。

まずは“主食”を穀類で確保しなければなりませんが、それには低アレルギー米を使うという方法があります。ただし白米ですので、雑穀を混ぜて栄養を強化します。大麦やアワ・キビなどの雑穀だけで主食にするという方法もあります。もし小麦に アレルギー反応が出ないということであれば、パンを主食にすることもできますが、その際にも、できるだけ栄養価の高いパン(雑穀入りなど)を摂るようにします。

また“大豆”ですが、大豆はもともと消化しにくい食品ですので、一般的にアレルギー体質の方には、大量に摂ることは勧められません。大豆に反応が出る方の場合は煮豆などは無理ですが、発酵食品(納豆・テンペなど)として摂れば問題が生じないことがあります。軽症の場合には、豆腐・ユバなどの加工食品なら摂れることもあります(ただし黄粉や豆乳は勧められません)。大豆ではなく小豆や金時豆なら大丈夫ということもありますので、試してみてください。タンパク質の補給には、豆類だけでなく小魚を中心とした魚介類を加えるようにします。

アレルギー体質の子供たち全員に言えることですが、どのような食品であっても 初めて口にするものについては「必ず少量から始める」そして「同じ食品をひんぱんに摂らない」――これが原則です。

アレルギーを克服するための食生活改善には、自家製の人参ジュース(繊維を取り除いたもの)が強力な味方となります。人参ジュースは、きわめて栄養価の高い飲み物です。無農薬の人参が理想的ですが、それが手に入らない場合には、減農薬の人参でもかまいません。人参ジュースにリンゴを加えることで、味も栄養価も高まります。質のよいリンゴが手に入らない季節には、オーガニックのリンゴジュースを使うようにします。リンゴの量は、人参に対して3分の1程度が適しています。

当研究所では、こうした食事対策と同時に、積極的な栄養素補給・栄養療法の一つとして、子供用の良質のマルチビタミンとビタミンCと亜麻仁油の摂取を勧めています。このサプリメント療法は、かなり効果的であるように感じます。

症状の程度にもよりますが、アレルギーの治療は、どうしても数年単位で見ていかなければなりません。特に米アレルギーは、食事療法の核となる主食(米)が確保 できないという非常事態ですので、その対処はいっそう困難なものとなります。

食事療法・栄養療法は、1人1人に合わせてすべてオーダーメードで進めるのが基本です。一律の対処法というものはありません。“試行錯誤しながら一歩一歩手探りで 進めていく”− これが食事療法・栄養療法に取り組むうえでの大原則です。根気 よくその努力を続けていく中で、必ず何らかの好転の兆しが見られるようになるはずです。たいへんな道のりですが、決意を固めて、一喜一憂せずに気長に継続していくことが肝心です。

米アレルギーといった厄介な症状を持つ子供のお母さんは、アレコレと手を尽くす中で疲労困憊し、決め手となる対処法が分からないために絶望的な気持になりがち です。しかしどのような病気でもそうですが、特に米アレルギーのような重症のケースでは、「お母さんが広く明るい心を持って子供に接する」ということが何よりも大切です。お母さんがパニック状態になってしまうと、子供にストレスを与え症状を悪化させてしまいます。子供のアレルギーを、親子の絆を深めるために神さまが与えてくださった“ありがたい魂の訓練”ととらえ、親子で乗り越える“共通の人生の課題”として前向きに受け止めるようになさってください。

子供の病気の治療には、“お母さんの明るい笑顔”が一番の治療薬となります。笑顔と愛情を持ってお子さんのお腹に手を当てたり、お腹や背中をさすってあげてください。そうすればお母さんの手から霊的なエネルギーが出て、それが子供の体内に取り入れられて免疫の異常が正され、アレルギー症状が早く改善されるようになります。これが、お母さんによるスピリチュアル・ヒーリング(心霊治療・手当て療法)なのです。



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