Q4-002.「食品系サプリメント」の摂取について教えてください。

「食品系サプリメント」の摂取について教えてください。


現在はサプリメントブームで、さまざまな種類のサプリメントが出回っていますが、ホリスティック栄養学では、これらを「食品系サプリメント」と「栄養素系サプリメント」に大別しています。世間一般でサプリメントと言われているのは、ビタミンやミネラル・アミノ酸など“特定の栄養素”だけを抽出した栄養素系サプリメントのことです。

「食品系サプリメント」は食品と栄養素系サプリメントの中間に位置し、栄養素系のものに比べて“多種類の栄養素”を含んでいます。最近では、野菜を丸ごと凝縮して粒状にした製品も多く見られます。しかしそうした食品系サプリメントも、自家製の「野菜・果物ジュース」に比べると栄養価は格段に劣ります。

当研究所では、自家製の野菜・果物ジュースを「優れた食品系サプリメント」と位置づけしています。新鮮なジュースには“多種類の栄養素”が濃縮されていて、食事改善を効果的に進めることができるようになります。当研究所では、野菜・果物ジュース、特に「人参とリンゴ」でつくったジュースを毎日摂ることをお勧めします。

食品系サプリメントとしての野菜・果物ジュースには、さまざまな利用法があります。最もオーソドックスな使い方は、前述したような「食事の補強」を目的としたものです。体調が悪くて食欲がないときには、無理に食事をしないことが自然の摂理にあった正しい対処法となります。その際、食事を自家製ジュースだけで済ませることが、身体に負担をかけずよい結果をもたらします。

また野菜・果物ジュースを用いた“ミニ断食”は、「体調コントロール」のために効果的です。従来から病気治療として“少食療法”が知られていますが、半断食状態を続けることで、体内の免疫システムが賦活化し全身の機能がアップします。この少食療法(ミニ断食療法)に、自家製の野菜・果物ジュースを用います。一日に2食の方は、朝をジュースだけにして1食を普通の食事(伝統的な和食)にしたり、一日に3食摂る方は、朝昼2回をジュースにして、夜を通常の食事にしたりします。こうした定期的なミニ断食によって疲れた臓器に休息が与えられ、身体にエネルギーが蘇ってきます。体が引き締まって軽くなり、精神状態も落ち着いてすがすがしさを感じるようになります。

さらに「病気治療の手段」としても、野菜・果物ジュースは有効です。病気が進行して消化吸収機能が極端に低下し、固形物の摂取が困難なときなど、ジュースによる栄養補給がベストの方法となります。人参ジュースを大量に飲んでガンを治療する“ゲルソン療法”は、まさにこうした治療法と言えます。

以上のように当研究所では、食品系サプリメントとしての野菜・果物ジュースを食生活改善の強力な武器にすると同時に、治療法としても積極的に用いることを勧めています。



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