ハルツ秋空            2012・10・1(月)〜12(金)


クヴェトリンブルクの城山から  1012・10・6

       出発の1週間前に航空券購入し、ホテルの予約もした。台風の登場でセントレアに前泊。
       ここ10ヶ月というもの机上の旅行者で、多少はドイツハルツ地方の下調べもしていた。
       日程はカッセルの水の芸術WasserKunste最終(10月3日)にあわせ、ヴェルニゲローデとヒルデスハイムに3泊ずつ。
       最終日はブックフェアで高いフランクフルトをやめ、ヴェッツラーに宿泊とした。
       病後初のヨーロッパ旅行なので、10泊12日という短めの期間、ゆっくり観光しよう。

スケジュール                   旅行費用と感想

移動 観光 宿泊地・ホテル
9/30
(日)
名古屋前泊 中部国際空港
東横イン
10/1
(月)
名古屋→
フランクフルト
フランクフルト
Continental
10/2
(火)
フランクフルト→
カッセル
<フランクフルト>
Karmeliterkloster
<カッセル>
グリム博物館 ノイエ・ギャラリー
カッセル
Intercity
10/3
(水)
カッセル滞在 <カッセル>
ヴィルヘルムスヘーエ公園
   水の芸術 城
10/4
(木)
カッセル→
ゲッティンゲン→
ヴェルニゲローデ
ゲッティンゲン旧市街 ヴェルニゲローデ
Furstenhof
10/5
(金)
ヴェルニゲローデ滞在 ブロッケン山
ヴェルニゲローデ城 旧市街
10/6
(土)
クヴェトリンブルクへ日帰り <クヴェトリンブルク>
木組みの家博物館
聖セルヴァティウス教会 城博物館
<ターレ>
10/7
(日)
ヴェルニゲローデ→
ブラウンシュヴァイク→
ヒルデスハイム
<ブラウンシュヴァイク>
ダンクヴァルデローデ城
ヒルデスハイム
Van Der Valk
10/8
(月)
ゴスラーへ日帰り <ゴスラー>
ランメルスベルク鉱山博物館
ゴスラー市庁舎 皇帝居城
<ヒルデスハイム>
聖ミヒャエリス教会
10/9
(火)
ハーメルン、ツェレへ日帰り ハーメルン旧市街
<ツェレ>
ツェレ城 旧市街
10/10
(水)
ヒルデスハイム→
ヴェッツラー
<ヴェッツラー>
ロッテハウス 旧市街
ヴェッツラー
Euler Haus
10/11
(木)
ヴェッツラー→
フランクフルト→
機中泊
10/12
(金)
→名古屋

■ 出発まで
     9月半ばに術後6ヶ月の造影CT、その後の診察も終了して一息ついた。順調のようだ。
     そろそろ自己規制も解いていいかな、と旅行を決めたのは1週間前だった。
     航空券は、名古屋フランクフルト往復のルフトハンザが7万円台で、サーチャージ税金など込みで13万円ちょい。
     10泊で主にハルツ地方を巡ることにして、ホテルを検討する。
     旅程は、フランクフルト1泊→カッセル2泊→ヴェルニゲローデ3泊→ヒルデスハイム3泊→ヴェッツラー1泊とした。
     カッセルはルームチャージのみであとは朝食付シングルで6000円台だ。円高サマサマだ。
     DBのチケットをサイトから購入
           フランクフルト→カッセルが、19ユーロ+座席指定4ユーロ。
           ヒルデスハイム→ヴェッツラーが、34ユーロ。     もっと早いと安いのがあったかも。
     各都市をガイドブックやPCで情報収集。
           カッセル、ゲッティンゲン、ヴェルニゲローデ、クヴェトリンブルク、ターレ、ゴスラー、ブラウンシュヴァイク、ツェレ、
           ハノーファー、ハーメルン、ヒルデスハイム、ヴェッツラー

     出発4日前くらいになり、台風17号が急にこちらへやってくることが判明した。10/1(月)は東海直撃かもしれない!
     体調のこともあるので前泊はするつもりだったが、台風襲来で前泊必須となった。2日前に予約を入れる。

旅日記

9/30(日)  嵐のセントレアで前泊
     前泊ホテルは16:00チェックインなのだが、どうも台風の速度が増す傾向なので早めに家を出た。
     市内の金券ショップに立ち寄り、ユーロ(1ユーロ=103.66円)を500ほど調達し、ミューチケットも買って名鉄電車へ。
     11:00前には中部国際空港へ着いた。空は曇り風も出始めている。
     中国やフィリピンへの便はもう欠航との表示。
     徒歩7分の東横イン中部国際空港へ行き、カートを預かってもらった。
     海上からの風が凄まじい。

     空港へもどり、まるはでセントレア定食。刺身とエビフライで1280円。
     ホテルへのシャトルバスは15:40開始なので、それまで時間つぶしがたいへんだわ。


キルト展

     14:00ころには展望デッキも閉鎖になり暴風雨だ。
     上の階で北海道の物産やイベントをやっていて、それも終わるころには店じまいするところが出はじめた。
     夕食用に鶏飯おにぎりなどを調達しておく。
     15:00前にアクセスフロアへ来ると、名鉄電車もストップしていた。常滑〜セントレア間。
     コンビニで飲物も購入し、15:20に1Fへ下りると東横インのシャトルバスが来ていた。
     バスは小さいし大型スーツケースを持ち込む人が多く、満員状態。

     15:30にはホテルに着いたが、ロビーは人が溢れかえっていてチェックインにも時間がかかる。
     台風だから仕方ないのだろうが、やっとのことで鍵を受け取り、部屋へ入ったのは16:30だった。
     普通のビジネスホテル仕様なので狭いが(11uくらい)、寝るだけだ。
     台風17号は19:00ころ県内に上陸したらしく、空港島も凄い暴風雨だった。11Fの部屋はゴーゴーという音も凄すぎる。
     23:00早めに就寝。

10/1(月)  名古屋→フランクフルト
     台風はそうとう北に進んだようで、5:30窓の外は静かな朝だ。晴れてくる気配。
     朝食は6:00〜と聞いていたので、定時に行くと、すでに団体などで込み合っている。
     オレンジサイドが洋、グリーンサイドが和と分けられていた。ご飯味噌汁に納豆、おかず、漬物を食べる。
     洋へ移動して、コーヒーと小さなパンをいただいた。
     5480円に含まれる朝食内容はこんなものだろう。従業員は明るく気配りも利いて感じがよかった。

     7:45チェックアウト。シャトルバスは満杯だったので、カートを引いて徒歩で空港へ。
     そう待たずにルフトハンザにチェックインした。
     1週間前のチケット購入時は通路側に空席がなく、やむなく窓側を予約していた。
     これをカウンターで変更してもらう。
     手荷物検査もイミグレーションも難なく通過、スタバでしばらく休憩する。

     LH737は定刻10:10のところ10:30くらいに離陸した。台風のわりには混んでいるかも。
     2人席が空いているのを見つけ、水平飛行なり即移動した。

     食前のビール、牛の煮込みに赤ワイン。到着前の食事はソーセージとスパークリングワイン。
     禁酒をしようかとも思ったが、案の定無理だわ。

     あまり揺れることも無く、15:30にフランクフルトに到着した。
     入国はすぐすみ、荷物も早く出てきた。

     地下に下りて、フランクフルト中央駅まで券売機でチケット購入。4.1ユーロ。
     16:17のハーナウ行きに乗り、16:30には中央駅に着いた。
     構内の店SSPで1.59ユーロのエビアン500mlを買うと、やっぱりpfandが0.25ユーロ加算された。

     17:00前にはホテル・コンチネンタルにチェックインした。
     6Fの駅に面した部屋。シングルでバスタブ付!!だった。バスルームは白く輝いているのに、タオルが非常にくたびれていた。


フランクフルトで1泊したホテルコンチネンタル

     洗濯などし、19:00おにぎりを食べ、20:30シャワー。
     21:30には就寝。トラムの音がとても響くが、あまり苦にならない。
     還暦前の病後のおばさんにはベストの旅のスタートかしらん・・・。


ホテルの部屋からフランクフルト中央駅の眺め 10/2 5:00くらい

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