ハルツ秋空2012 A

10/2(火)  カッセルへ移動し、グリム博物館とノイエ・ギャラリーを見学

     1:00と3:00に目が覚める。時差のせいでいつものこと。
     6:00起床。6:40朝食へ。ホテル・コンチネンタルの朝食内容は、ホテル代からしても十分すぎるほど。
     ゆで卵ありスクランブルエッグあり、セルフカットのカマンベールにヨーグルトも数種、果物もある。
     満腹でごちそうさま!

     部屋はそのままにして8:15ころ外出。(チェックアウトは12:00というありがたさ)
     うー、寒い。日本より1ヶ月は暦が進んでいる感じ。
     歩いてKarmeliter Klosterへ。博物館は10:00からだが、修道院は8:30からと昨日インフォで聞いてきた。
     受付でフレスコ画を見に来たと言うと、入れてくれた。待望のイェルク・ラートゲーブ作だ。
     イェルク・ラートゲーブJorg Ratgeb1480〜1526は「ヘレンベルクの祭壇画」に先立つ数年前(1517年)にこれを描いている。
     農民戦争で亡くならなければ、もっとたくさんの絵を残しただろうに・・・。
     キオストロの壁三方にフレスコ画が残っていて、一面はちがう気がした。二面はなかなかのものだった。
     荒削りながら動きのある場面がドラマチックだ。なかでもキリストの鞭打ちは迫力があった。
     あとラファエロみたいな天使がよかった。随所にはっとさせられる部分があった。
     30分くらい眺めた。


フランクフルトのKarmeliterkloster


エジプトへの避難?      キリストの鞭打ち?


イタリアルネッサンスの影響があるかも

     レーマー広場付近はもう観光バスがたくさん停まっていて、団体が説明を聞いていた。
     西欧系やチャイニーズもいた。
     あまりに冷えるのでトラムでもどった。2.5ユーロ。
     部屋で少し休憩。フリースも着込んだ。

     10:30チェックアウト。コンチネンタルはなんどか泊っているが、バスタブ付き朝食付きで4500円は◎だ。
     駅構内でコーヒーを飲み、11番線から10:52のICに乗り込んだ。
     日本で座席指定もしたが、その必要はない乗客数だった。
     ドイツは農地が多く感じた。
     12:53カッセル・ヴィルヘルムスヘーエ駅に着いた。
     駅横のセルフEuro Donerで野菜のグラタンとコーラでランチ。

     構内のインフォメーションでシティマップをもらい、明日の水の芸術について確認。やはり今年最後の開催だと。
     
     13:50予約してあったインターシティにチェックインする。駅を出てすぐ右にある。
     ここは素泊まりのプランだ。2日間有効の交通チケットをもらった。
     部屋は3Fの駅前に面した明るいシャワー付きシングル。荷台にデスクにリビングセット、広くていい。ベッドもダブルサイズ。
     部屋の隅を利用してミニバーやデスクが設置されている。機能的で使いやすい。


カッセルで2泊したホテルインターシティ

     14:50ころ外出。
     トラム1番でラートハウス下車。カッセルのトラムは滑るように走る。
     少し迷って、グリム博物館へ。3ユーロで入場。撮影禁止。
     ゲッティンゲンから亡命したグリム兄弟は、ここに長く住んだようだ。いろんな資料が残されていた。
     末の子は絵が上手だったのね。イラスト的で今でも通用しそう。


ラートハウス                        グリム博物館

     向かいのノイエ・ギャラリーへ。
     ハンス・マカルトの「クレオパトラの死」はとても印象的。毒蛇にかませるシーンだが恍惚とした目つきだ。
     中庭のモニュメントなどをカメラにおさめ、あたりを散歩。
     葡萄などの紅葉が美しい。

     トラム1番でもどった。行きも帰りも車内は混雑していた。
     カッセルっていがいと人口が多いのか。主婦層や若者がたくさん乗降していた。
     ベーカリーとスーパーに寄ってホテルにもどった。

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