ハルツ秋空2012 B
10/3(水) カッセルの水の芸術
空はどんよりの曇り状態。休日なのか駅前に人影が極端に少ない。ドイツ統一の日。
人参ジュース、パン、バナナで朝食。
今日は1日ヴィルヘルムスヘーエ公園方面で過ごす予定だ。
ヘラクレスからの水の流れを見物するのが今回の旅行目的の一つで、それに合わせて日程を組んだ。
9:30外出。トラムの本数が昨日より少ない気がする。1番線は1hに2本だ。
9:47?に乗り、終点のヴィルヘルムスヘーエで下車。
てきとうに歩いてヴィルヘルムスヘーエ城にたどりついた。6ユーロで入場。撮影禁止。
まずは4Fへ。
ルーベンスをざっと眺め、レンブラントをじっくり鑑賞。サスキアがよい。
レンブラントはほんとうに上手だ。品がある。抜きんでてるわ。
3Fの奥に動物が大きな場面いっぱいに描かれている絵があり注目。
Johann Melchior Roos 1665〜1731 ハイデルベルク生まれブランシュヴァイクで亡くなる
「Dei Merageric des Landgrafen Carl」 ダチョウにライオン、ハリネズミがデカく、鳥がカラフル、猿もいろいろの楽しい絵だ。
若冲の鳥獣ものを連想させる。時代もほぼ同じだ。なかなか面白い。
あとはデューラーの婦人像によいのがあった。
窓の外にはヘラクレス方向がきれいに見え、木々の黄葉も美しい。
レーヴェンブルク城の先っぽが見える。ここも見学したかったが、ヴィルヘルムスヘーエ城と両方は難しい。
ヴィルヘルムスヘーエ城からヘラクレス(正面)
ヴィルヘルムスヘーエ城 レーヴェンブルク城
12:00前に近くにあるシュロスカフェへ。外席に座る。風が強くて気温も低い。
ビール2.5ユーロとヴルスト6.5ユーロ。美味しかった。出る頃に混みあってきた。
トラム1番で駅へもどり、2番に乗って終点まで行く。
ここから22番のバスに乗ってヘラクレスへ。ヘラクレスは風が吹きすさんでいた。下部分はまだ工事中。
開始1時間前 ヘラクレスから市内の眺め
1h以上時間があり、あたりをうろついたり、レストランでカプチーノを飲んだりした。内席は満員。
どんどん人が増える。車で来る人が多いみたい。犬連れ幼児連れ、ベビーカーから車椅子からたいへんなにぎわいだ。
14:30ラッパの音とともに水が流れはじめた。ヘラクレス下の噴水でラッパを吹いている像があった。
水の流れはじめ ワンコも見物よ
カスカーデンの階段を下ると時おり水しぶきがかかる。
カスカーデン下からのヘラクレス方向の眺めがすばらしい。まさしく水の芸術!
その後、15:00過ぎにシュタインホーファー滝が流れ出した。
シュタインホーファー滝
また少し歩いて15:20ころに悪魔の橋に上がった。
下にはたくさんの人たちが水を待っている。壮観な眺めだ。
森の中の水道橋はもひとつだったかも。
最後に城の目前の大噴水池まで来たのは15:40過ぎだった。見物人に吹き上げる水が飛んできた。
暑いときはよいが、今日は寒いのよ。
大噴水はけっこう長い時間吹き上げていた。止まったのは16:00.
Wasserkunste 水の芸術は期待どおりのすばらしさだった。
大噴水池
もうレーヴェンブルク城には入れない。
トラム1番線で駅へもどり、買物をして17:00くらいにホテルにもどった。
18:00すぎに外出。駅内の中華レストランへ。ビュッフェ5.9ユーロとビール2ユーロ。
ビュッフェといっても種類が少なく、焼きそばなどまあ普通の味。