ハルツ秋空2012 IJK 旅行費用
10/10(水) ヴェッツラーへ
今朝は曇り空。ヒルデスハイムともお別れだ。快適なホテルで満足な3泊だった。
7:00過ぎに朝食へ。ヨーグルトだけでも5種類ある。らっきょうやオリーブなどの小物も揃っている。
ジュースがまた新鮮で美味しかった。
8:55チェックアウト。カートを引いてヒルデスハイム中央駅へ。
ヴェッツラーまでのチケットはDBサイトで購入済みだ。34ユーロですでに3507円の引き落とし。
9:25発のICEは表示で10分、実際は15分遅れてやってきた。
検札の時に、乗り換えは大丈夫かと聞いたが、10分の遅れだから問題ないと言われた。
ところが、カッセル到着10:14のところ10:32くらいだった。
走ったが、10:29発の電車はすでに出発していた。まったく!!
DBインフォで次の乗り換えをプリントアウトしてもらい、Onlineチケット用紙に証明のスタンプやらを記入してもらった。
で、11:03発のICに乗り、ギースンに12:21着。(この電車はホームの変更があった)
12:40発の電車は、30秒ほど早く発車したので?と思い、次の駅名で車内の路線図を見て疑問を持った。
ギースンのホームの電光掲示板にはヴェッツラーと確かに表示があった。またホーム変更があったのかも。
向かいに座っている女子に聞くと、ヴェッツラーに行く、というではないか。
だがこの子はイヤホンを付けていて、聞き逃した可能性がある。やっぱり逆方向だ!
次の次のFriedelhausenでその子も下車し、ギースンへもどる電車を待った。
13:06発でギースン13:18着。
13:29の電車に乗り、ヴェッツラーに13:40ころ着いた。やれやれ。最初の予定より1h30も遅くなった。
ヴェッツラーは晴れていて気温もハルツより高めだ。
駅のキオスクでピザパンとアイスティで昼食とする。
カートを引いてホテルに向かった。
駅前にはフォーラムという商業施設があり、便利そうだ。
徒歩5分、14:00すぎにホテルEuler Hausへ。60ユーロを現金払いする。シティマップももらう。
部屋は3Fのシャワー付シングル、昨日までのホテルがよすぎるので比較するのもなんだが、まあ普通のビジネスH。TVはアナログ。
ヴェッツラーで1泊したホテルEuler Haus
14:30さっそく観光に出発。ヴェッツラーは今年初めに「ゲーテの恋」を見て、ぜひ来たかったところだ。
橋を渡って川沿いにしばらく歩くと、左の上方に大聖堂が見えてきた。
川付近は紅葉が美しい。
14:45カテドラル内部を見学。宙吊りになっている聖母子、まわりに天使がいる。
次にロッテハウスをめざす。15:00に到着。住宅街。
事務所で3ユーロを払い、淡いグレーの館を見学。右隣の建物も蔦がきれい。
1Fにはヴェルテルの悩みの各国本や当時の発行本が展示されていた。さすがに世界的な流行作品だ。
ロッテの手紙もあった。流れるような書体。撮影禁止が残念。
2Fは居間や寝室があり、例の影絵も飾られていた。思ったよりゆとりのある暮らしではないか?
「ゲーテの恋」でのイメージではもっと田舎の草深い農家という印象だが、現在では町中にあった。
木々や自然がいっぱいの住宅街だが。
15分で見学終了。
ロッテハウス 右隣の館
その後、ヴェッツラーの町中を歩き回り、木組みの家などを眺めた。
ヴェッツラー旧市街
塔や城壁なども残っていて、黄葉がきれいだった。
Jerusalemhaus 道端の薔薇
大聖堂の遠景のベストを撮ろうと川べりや東の橋へ行ってみる。
天気がよいのでなかなかきれいかも。
大聖堂を中心としたヴェッツラー遠景
17:00フォーラムまで歩き、またしてもノルトゼへ入った。あとは中華系もあったけど。
サーモンのソテーと白ワインで早めの夕食だ。11.4ユーロ。
他の店でカプチーノ2.3ユーロ。スーパーにも寄って、水500mlが0.11ユーロと安い。が、0.25がプラスされて0.36ユーロだ。
18:00にはホテルにもどって休憩する。
今日はDBにふりまわされて疲れた。
だいたい帰国前日はフランクフルトに泊りたかったのだ。だが、10/10は空きがなく、3万円くらいの部屋しかないので却下。
リューデスハイムとヴェッツラーで迷って、方向的にヴェッツラーに決めた。
2度の乗り換えは気になっていて、不安が的中したというわけだ。
まあ今まで順調すぎたかも。地方のハルツ鉄道の方が幹線のICEより正確ダイヤ運行。たまたまだろうと思いたい。
10/11(木) 日本へ
いよいよの帰国日。朝から霧が濃い。パンの焼ける匂い。
7:00すぎに朝食へ。ガテン系のワーカー客が多い感じ。
朝食内容はなかなかよかった。生ハムも質がよく、ゆで卵、フルーツのシロップ漬も自家製みたいだ。
8:30チェックアウト。
カートを引いてヴェッツラー駅へ。フォーラムの手前は朝市が出ていた。花、肉、野菜など。
フォーラムの中も食物系や薬局はもう営業していた。
ヴェッツラー駅でフランクフルト空港駅までのチケット購入。13.5ユーロ。
この駅のロッカーは小が1ユーロ、中が2ユーロと、とても安い。
ホームで電車を待つ間の寒いこと。もうウールのコートや中綿ジャケットは必要だ。
9:02の電車は最初混雑していたが、ギースンで入れ替わり、またまた混み始めた。
自転車やベビーカーも乗っているからたいへん。フライブルクあたりから晴れてきた。
10:07にフランクフルト中央駅到着。
地下の103番ホームへ。
10:17のヴィースバーデン行に乗り、3つ目が空港駅だ。
フランクフルト空港。
機械でのチェックインはおじさんにやってもらい、少し並んで荷物を預けた。8.5kg。
ついでに席を変えてもらう。
予約時は内側の席しか空きがなくて、しかたなく指定した。
だが荷物預けのカウンターではエコノミー席では前の方の通路側を取ってくれた。よかった!
手荷物検査は20分くらい並んだ。金属探知機になぜかひっかかり、初めてハンディでの検査を受けた。
厳しくなっているのかも。
ベリータルト、プレッツェル、水とコーヒーで早めの昼食。
イミグレを通過して店を冷やかした。
LH736は早く搭乗開始したが、バス移動し、機材を目前にして待機。給油が終わってないとか。
14:10発のところ30分以上遅く離陸した。
席のまわりにはツアコンたちがチラホラ。書類の整理をしたりでたいへんですね。
もっともずうっと睡眠を取っているツアコンもいたけど。
ゲームが無いのはつまらない。
スパークリングワインもあるし、食事はまあまあいける。おにぎりやチョコの間食もある。
あまり揺れることもなく順調なフライトだった。
10/12(金) 名古屋到着
予定8:35に少し遅れる程度で名古屋着。
荷物は待たされたが、9:37くらいのミュースカイで市内へ向かう。
やっぱり名古屋はけっこう暑い。
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航空券 ルフトハンザ名古屋フランクフルト往復 75400円 サーチャージ47600円その他で 計133570円
名古屋で 11205円 (前泊5480円を含む)
宿泊費 | 交通費 | 食費 | 観光費 | 市税 | 土産 | ロッカー | トイレ | チップ | 計 |
61618円 | 25130円 | 20764円 | 7176円 | 562円 | 4158円 | 624円 | 447円 | 707円 | 121186円 |
1ユーロ=104円で計算。
好レートに助けられて、おトクに旅行できたと思う。
■ 航空機 台風の影響も運良く回避でき、ほとんど定刻の運航だった。
食事と飲物はエコノミーでも満足。おやつもある。サービスもまあまあ。
ゲームがないのはもひとつつまらなかった。
■ ホテル
宿泊地 | ホテル名 | ランク | 宿泊数 | 形態 | 1泊の料金 | 予約サイト | 感想 |
中部国際空港 | 東横イン | 1泊 | バスタブS | 5480円 | 楽天 | 簡単朝食 | |
Frankfurt | Continental | 3★ | 1泊 | バスタブS | 4500円 | 楽天 | |
Kassel | Intercity | 3★ | 2泊 | シャワーS | 6345円 | オクトパス | 素泊まり。交通券◎ |
Wernigerode | Furstenhof | 4★ | 3泊 | シャワーS | 6136円 | Booking | 屋根裏部屋 |
Hildesheim | VAN DER VALK | 4★ | 3泊 | シャワーW | 6593円 | オクトパス | ミニバー無料 |
Wetzlar | Euler Haus | 2★ | 1泊 | シャワーS | 6240円 | Booking |
ドイツでの10泊は平均6162円というおトクなプライスだった。
ほとんどのホテルが内容のよい朝食をサービスしていて、特にFurstenhofとVAN DER VALKは充実していた。
IntercityとVAN DER VALKはスペースも広く、ゆっくり滞在できた。
ロケーションもWernigerode以外は駅に近く、便利だった。
■ 交通
2回の長距離移動はDBのサイトから購入。あとは現地で区間切符もしくはニーダーザクセンチケットを購入。
トラムやバスも数回利用した。切符は運転手からも買うことができてよかった。
カッセルのホテルIntercityでは、2日間のトラムバスチケットをくれたので、とても役立った。
最後にICEの遅延のため、ちょと苦労。
■ 食事
1日平均2076円とこれまた安く上がった。
鹿ステーキや黒トリュフも食べたので、まず満足できた。
ビールはどこで飲んでも美味しかった。
■ 観光
木組みの家々を巡る旅としてはじゅうぶんすぎるほど満足。
特にクヴェトリンブルクは圧巻だった。ヴェルニゲローデやゴスラーもよかった。
ツェレやハーメルンは観光地化しているとはいえ、建物見物だけでも楽しめる。
残念だったのは、ブロッケン山とヒルデスハイムの薔薇だ。気が向けばリベンジしよう。
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