ハルツ秋空2012 H
10/9(火) ハーメルンとツェレと
今朝は少しゆっくり、といっても7:30に朝食へ。
団体やビジネスや個人客でにぎわっている。
豆のトマト煮はオムレツに添えるモノらしいが、美味しくてスープ的に食べた。
スイカや生パインやヨーグルトなどなど。満腹。
レセプションでヒルデスハイムのマップをもらい、ドームのオープン時間を聞いた。ドイツ語のパンフレットももらう。
9:20ホテルを出て駅へ向かう。気温が下がり気味。
今朝もニーダーザクセンチケットをカードで買う。21ユーロ。
9:37の電車に乗り、10:27ハーメルン着。
徒歩13分ほどで旧市街に入った。すぐにネズミ捕り男の家と角の道をカメラにおさめる。
笛を吹く男の像の前の建物も立派だ。
ネズミ捕り男というより笛吹き男という方がきれい
ネズミ踏みバーサンもいた
そして、ハーメルン博物館はシュティフツヘレンハウスとつながっていて、装飾の見事なこと!
博物館の出窓部分は華麗だ。
シュティフルヘレンハウスとハーメルン博物館 博物館のウトルフト(出窓)の装飾
またシュティフツヘレンハウスの角柱の飾りもカラフルで目を引く。入口には古い石の椅子があった。
ミュージアムカフェとなっているシュティフツヘレンハウス
マルクト教会をぐるりと回り、デンプターハウスをカメラにおさめる。物乞いもいる。
結婚式の家の大きさにちょっと驚く。
デンプターハウス 結婚式の家
Backer通りは工事中で落ち着かないが、活気のある町だ。
パウライナ・イム・ラッテンクルークを見つけた。時間が許せばここで食事したいものだ。
その向こうに見事な黄葉を見た。だが、造花の桜と薄紫の傘というカフェは色彩的にどうなの?
少しもどってLuckingsches Hausに行ったところ工事中でテントに覆われていた。
その近くに木組みの彩色の美しい建物がいろいろあった。
小道には木組みの家がたくさんあった
ハーメルンは建物見物だけでも楽しく過ごせる町だった。
いそいで駅にもどる。
11:50の電車で12:33にハノーファー着。
ホーム地下でカプチーノとマフィン(計3.85ユーロ)を買って、12:41発の電車内でランチ。
13:16にツェレ着。
歩くのも疲れる。女子高生に聞いてバスを待つ。
駅からスーツケースを転がしてくる母娘は日本人だった。同じくバス待ち。
ハノーファーのホテルが取れずにツェレにした、とのこと。見本市らしい。
どうりでヒルデスハイムのホテルも、1日2日のずれで極端に高くなっていたのだ。
やがてバスが来て、13:40にシュロス前に到着。1.5ユーロ。
ツェレ城
ツェレ城の受付に行くと、ツアーは15:00からというので、個人で見てまわることにする。5ユーロ。
ここの展示はなかなか面白かった。
まずは上階へ。靴の上からフェルトのスリッパを履いて、寄木フロアの部屋を見学。
その下の階は絵の説明が引き出しに入っていたり、王様の冠やケープを着たりできて、趣向がこっている。
この2人について興味を起こさせる説明が展示されていた。どちらもツェレ城あるいは近辺に幽閉されたとか。
Sophie Dorothea1666〜1726 この方はアールデン城に32年間も。人物相関図も展示されていた。
Caroline Matilda1751〜1775は1772年にクロンボー城に監禁後、ツェレへ移されたらしい。文章で説明パネルがあった。
ソフィー・ドロテア20歳! カロリーネは短命
陶器のシャンデリア
15:00ころに見学終了。あとはツェレの町歩きだ。
市教会、市庁舎からホコテンを歩く。観光客がたくさん。
ホッペナーハウスはなるほど目を引く美しさだ。だが、1Fはスマホなどの広告が並んでいた!目の前の噴水も古そう。
ホッペナーハウス 旧市街で最も古い家
入口が歪んでいて大丈夫かしら、という家があった。
旧市街で最も古い家にも行き当たった。
ツェレの木組みはグリーンなど色がきれいだ。模様もカラフルに入っている。
帰りもバスでツェレ駅へもどり、16:08の電車、途中乗換えで、17:13にヒルデスハイムにもどってきた。
駆け足でドームへ向かい、17:40には着いただろうか。
なのに閉まっている。ドアも左の事務所も閉まっていて、よくみると、垂れ幕に17:00までと書いてあった。
昨日の事務の人は18:00までと言ったが、ドーム自体が工事中だし、変更されているのかも。
1000年の薔薇はできれば拝見したかったけど、その時間は他の観光地を優先していたので、しかたがない。
明日はヒルデスハイムを離れるし、DBチケットは購入済みなのだ。まあどうしても見たければまた来ればよい。
聖アンドレア教会西のイタリアンレストランAlte Munnzeへ。昨夕の彷徨時に目にしていた店。
まだ客がいない。
ミネストローネ3.5ユーロと黒トリュフのフィトチーネ14.5ユーロに赤ワイン4ユーロ、水2ユーロを注文。
ミネストローネはズッキーニやセロリが入り、作りたて。
席の近くにテーブルを運んできたと思ったら、大きなチーズでできた臼の内側を掻きとってパスタを合える作業!
で、黒トリュフをカカカカ・・・と削って完成。とても濃厚で美味しいフィトチーネだった。
エスプレッソも飲んで、計26ユーロ。満足。チップを2ユーロ置いてきた。
まだ時間が早いのか席で新聞を読んでいるのがシェフだった。
19:00前に出る頃にはチラと客が入りつつあった。 Andreasplatz 16