ハルツ秋空2012 D
10/5(金) ブロッケン山とヴェルニゲローデ城
6:30起床。雲が多そう。
7:20朝食へ。オードブルがいっぱい並んでなかなかの内容だ。スモークサーモンや生ハムにチーズの種類も多い。
控えめにしようと思いながらも目いっぱい食べてしまう。貧乏人は困ったものだ。
レセプションの女性にバスの乗り方について聞いてみる。ホテルの前から駅へ行くバスが出ているようだ。
チケットは結局Wernigerode Ticketという冊子をくれた。最初の複写ページに記入し、これで市内バスはフリーとのこと。
だがこれは、宿泊代とは別に支払う1人1泊1.8ユーロの市税でまかなわれるものらしい。
ホテル前のバス停に8:30過ぎに行く。
すぐに258番のバスがやってきた。冊子を見せてOK。
8:50前にヴェロニゲローデ駅へ着いた。
天候は思わしくないが予定どおりにブロッケンへ行くことにした。週末は混みそうだから。
ハルツ鉄道窓口でブロッケンまで往復32ユーロのチケット購入。
ホームには懐かしのSLが煙を吐いていた。
8:55発のブロッケン行きはぼつぼつの乗客でみんな観光客だ。
市街地を抜けるとすぐに林の中で、ゆっくりの進む。山の紅葉がきれい。だが霞んでいる。
途中Drei Annen HohneとSchierkeで停車。まだまだ小雨だ。
そして10:40にブロッケンに着くと、暴風雨でガスが濃い。
ほとんど台風状態で、とても歩けたものではない。それでも山頂方向へ歩く人たちもいた。
私は降参。すぐの列車でもどることにした。
この天候なのに、傘を差してトレッキングしたりバイクで登山してくる人たちがいる!!!
10:51のSLはDrei Anne Hohne止まり。11:43着。1h以上時間がある。
で、駅の食堂へ入った。Zur Harzquerbahn
ビール(小)1.8ユーロとスープ2.9ユーロを注文。具だくさんで美味しい。客が増えてきた。
ホームでコーヒーを飲む。
ようやく12:52に発車(これもSLだった)、市内に近づくにつれ日が射してきた。風は強そうだ。
13:30一駅前のWernigerode Westerntorで下車。ここからマルクト広場は近い。
黄色いビンメルバーンに乗ってヴェルニゲローデ城へ向かった。往復で5ユーロ。
運転手がずっと説明のアナウンスをしていた。ドイツ語でちんぷんかんぷん。
14:00過ぎに城に着いた。青空が広がった。強い風が吹いている。観光客がいっぱい。
6ユーロを支払って城内を見学する。
ヴェルニゲローデ城入口付近
礼拝堂やら城主・家族の部屋など、わりと新しいので重みはもひとつだ。
猫の陶器、麗人の絵(レンバッハ作らしい)が印象的だ。
見晴台からは市内の家並みが美しい。虹も出た。
城の中庭
15:25のビンメルバーンでもどってきた。
しばらくマルクト広場あたりをうろついた。屋台が出ている。
ヴェルニゲローデの市庁舎
インフォメーション
市庁舎をはじめ、ヴァイサ・ヒルシュやゴーティッシュ・ハウスなど魅力的な建物で囲まれている。
市庁舎はその尖塔といいなんとも個性的な佇まいだ。
行きずりの木組みの家々
クラインステ・ハウスは16:00までとなっていたが、過ぎても人気があり、観光客が次々入場していた。
1ユーロ払って私も入ってみた。
小さい家というが日本のワンルームよりはるかにゆとりだ。可愛いインテリアが目を引く。
クラインステ・ハウス
16:40まだ早いが食事もできそうな店をさがした。
ブライテ通りのRatsstubchenでビールとシュニッツェルを注文。美味しくて完食。
時間的に飲物だけの客が多かった。座れなくて出て行く人続出。