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私釈三国志 ８０ 曹操孟徳
０ 曹操孟徳
津島屋幸運堂は【真・恋姫†無双】を応援しています。
Ｆ「では、これより『私釈三国志』第８０回をお送りします」
Ｙ「改まったな」
Ｆ「入院中もずいぶん悩んでたンだ。節目の８０回に曹操評を持ってきたのはいいが、はたしてどう書き進めればいいのだろうか、と。袁紹について４０回で『何進を謀殺したのは袁紹ではあるまいか？』とか『本当は曹操に匹敵する姦雄ではなかったのか？』と書いたが、それくらいインパクトのあるモノを書かないと、読んでくれるヒトや何より曹操本人に申し訳が立たないように思えて」
Ａ「ネタが集まったのか？」
Ｆ「居直ることにした。そもそも『私釈』は、三国志に対する僕の解釈をつづったものだ。だったら、曹操はともかく周りからどう思われるかを考慮するのは『私釈』の趣旨に反するンじゃなかろうか。受け入れられる論をダラダラ続けるではなく、地傑星の導くままにオハナシをつづってこそ『私釈』ではないか、と」
Ａ「……お前が周囲の評判気にせんと思うまま書いたらどうなるのか、本気で怖いンだが」
Ｆ「読み返してもらえばはっきり判るが、このところらしくないモノを書いていたのは歴然たる事実だ。どうにも劉備メインにすると、筆が鈍るというか何と云うか。中だるみにも似た閉塞感がぬぐえなくてな」
Ｙ「演義寄りだったのは確かだな」
Ａ「そうか？ 至極まっとうだったと思うが」
Ｙ「それが、つまり『らしくない』ってことだろ」
Ａ「……むぅ」
Ｆ「珍しく意見の一致が見られたところで、気を取り直して『私釈』に臨む。今回、ずいぶん長くなる予定だから、事前に覚悟しておいてくれ」
２人『へーい』
Ｆ「まずは聞こう。曹操は好きか？ と」
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１ 織田信長
２ 勝母盗泉
３ 孔融処刑
４ 禰衡処刑
５ 董昭公仁
６ 魏王就任
７ 唯才求賢
８ 抜山蓋世
