夏のセミナーCD半額キャンペーン、BP株急落、2004年のブラックメイ、
投資に何を求めているのか?、自分自身という投資指標、日本風力開発の簡易分析、
投資戦術セミナー、投資戦術セミナーとバリュー投資実践セミナーとの違い、
真剣さが足らないと思う、一つだけ言えること
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ショートコラム(2010年6月)
■一つだけ言えること(2010年6月28日) |
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それは「現時点でギブアップしてしまった投資家に未来はない」ということです。数年後、景気の回復が明らかになった時点で再参戦して、高値をつかむのがせいぜいでしょう。 投資で、一番差をつけられるのは、多くの個人投資家がモチベーションを喪失している局面です。現時点にて、ファイティングスピリットを維持できているのであれば、20人に1人と言われている「勝ち組」個人投資家になれる可能性は相当高いといえます。 実際、2003年春先のような悲惨な状況であっても、投資に前向きだった個人投資家の中からは、かなりの成功者が出ました。 さらに、今のような時期も投資を続けておれば、マーケットがお祭り騒ぎになったとき「何かおかしい」という違和感を肌で感じることができます。つまり「売り時」も分かるのです。 「せっかく、ここまでたどり着いたのに、引き返すのはあまりにもったいない」そう思います。ただ、マーケットは「はじめるのも自由、やめるのも自由、儲けるのも自由、損するのも自由」です。要は、みなさん次第といえます。 |
■真剣さが足らないと思う(2010年6月25日) |
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以前、ボクシングのチャンピオンがトーク番組に出ていました。 減量の話題となったところで、司会者が「痩せたいけど痩せられない、なんて言っているOLとか、どう思いますか?」と切り出します。 ボクサーは、怖い顔になり「(痩せたければ)飯、食うな!」と吐き捨てます。いかにも「本気で痩せたいと思っていないから痩せないだけだ」と言いたげでした。 実は、投資でも、似たようなことがあります。 「決算書を理解したい。でも、貸借対照表が苦手で・・・」「角山さんのすすめている本は、ほとんど買っている。しかし、読む時間がなくて・・・」 こういう話を聞くと「本当に投資で儲けたいと思っているのか」と勘ぐりたくなります。 マーケットには、他に収入を得る手立てを持たず、死に物狂いで売買している投資家だっているのです。プロのディーラーには、フルコミッション(完全歩合制)も少なくありません。 そんな中、安易な気持ちで参加すれば、身ぐるみはがされるのが関の山です。「真剣さの足らない個人投資家が多過ぎる」常々、そう思っています。 |
■投資戦術セミナーとバリュー投資実践セミナーとの違い(2010年6月22日) |
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景気回復期における【投資戦術セミナー】 について質問をいただきました。「昨年のバリュー投資実践セミナーでもスクリーニングによる銘柄選択を行っていますが、どう違うのですか」という内容です。 バリュー投資実践セミナーは、バリュー投資について全般的な内容を含んでいます。セミナーでは、銘柄選びの入口部分として会社四季報CD-ROMによるスクリーニングリストを使用しました。よって、スクリーニング条件はいつでも使えるような内容です。 それに対して、今回の景気回復期における【投資戦術セミナー】 は 現時点での銘柄選択プロセスに特化しており、 主な内容は次の2つです。旬なスクリーニング条件だけに、相場局面が変わってしまえば、やや使いづらいかもしれません。 ●目下の相場局面では、どのようなスクリーニングが適しているか 要するに、汎用的か、ある局面に特化しているかの違いです。 セミナーは、リピーターの方が大半を占めています。一般論を理解した上で、現時点での相場局面への応用に取り組むのがより効果的と考え、今回のセミナーを企画した次第です。 |
■投資戦術セミナー(2010年6月21日) |
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ここ一週間ほど、会社四季報 CD-ROM 2010年夏号のスクリーニングを繰り返していました。スクリーニング条件を少しずつ変えてみて、どのような銘柄がリストアップされるのか、確認していたのです。 目的は、もちろん、有望株の発掘です。リストアップされた企業の四季報記事にざっと目を通し、チャートを確認しながら「この銘柄をウォッチしてみようかな」と考えるのは楽しい作業です。 7月19日(祝)の景気回復期における【投資戦術セミナー】 では、現状認識を行い、投資戦術(戦い方)を決め、銘柄選択を行うという一連の「銘柄選択プロセス」をお話します。 今回は、会場が空いていたこともあり、祝日の午後に開催します。なお、9月の東京セミナーにも、この内容を盛り込むつもりです。 ご参加を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。 ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。
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■日本風力開発の簡易分析(2010年6月16日) |
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昨日、日本風力開発の株価がストップ安をつけました。2010年3月期の有価証券報告書を期限までに提出できなくなり、東証より監理銘柄(確認中)に指定されたからです。 下表は、2009年3月期の有価証券報告書より【主要な経営指標の推移】の連結経営指標等を抜き出したものです。売上と利益の伸びは比較的堅調とはいえ、いくつか気になる点があります。
●総資産額が5年間で4倍近くまでに増えている キャッシュフローを見る限り、同社は儲かっているとはいえません。むしろ、一世を風靡しながら、既に数社が経営破たんしてしまった不動産流動化銘柄と「同じ穴のムジナ」に思えました。 このような企業は、ビジネスの好調なうちは「すさまじい帳簿上の利益」を生み出しますが、追い風が止んでしまうと弱さを露呈します。「風力発電への補助金見直し」というカタリストが出た段階で、日本風力開発の未来は見えていたのかもしれないですね。 |
■自分自身という投資指標(2010年6月14日) |
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今は昔、執筆依頼が相次ぎ、講演も満席の頃は、株の売り時でした。 裏返せば、執筆の話を持ちかけても色よい返事をもらえず、自主開催セミナーに来られる方も少ない足元の状況は、絶好の投資チャンスでもあるはずです。 「一番の投資指標は自分自身か・・・」そう嘆かずにはいられません。 |
■投資に何を求めているのか?(2010年6月11日) |
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少し考えてもらいたいことがあります。それは「投資に何を求めているのか?」です。 ●スリル こういった考え方には、正直なところ違和感を持っています。私自身、投資に求めるのは「リスクに応じた適正なリターン」のみといっても過言ではありません。 「それじゃ、あまりにもつまらない」と言いたい方もいらっしゃるでしょう。でも、投資は商取引(ビジネス)として行うものです。 何らかの「楽しみ」を求めているのであれば、それは間違っている可能性が高いです。「趣味道楽の類はお金がかかる」ということを忘れないでください。 |
■2004年のブラックメイ(2010年6月7日) |
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この5月は、株価が急落しました。実は、今から6年前の2004年にも同じような下げがあったことをご存知でしょうか? 当時は「ブラックメイ(暗黒の5月)」と呼ばれ、ちょっとした騒ぎになったものです。ほぼ1年前に株価が底打ちしたこと、春先に「お祭り騒ぎ」のような急騰のあったことも共通しています。 後から振り返れば、このときは絶好の投資チャンスでした。さて、今回の下げをどう解釈するか・・・、それは皆さん次第です。 注)KSISU100:TOPIX |
■BP株急落(2010年6月2日) |
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メキシコ湾での原油流出事故により、BP株が売られています。 昨日のNY市場では、ADR(米預託証券) が15%も急落して、36.52ドルをつけました。配当利回りも7.8%まで上昇しています。 こういった事故は、中長期スタンスの投資家にとってチャンスとも受け取れます。さて、今回はどうなるでしょうか? |
■夏のセミナーCD半額キャンペーン(2010年6月1日) |
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5月の急落により、マーケットでは、再び割安な銘柄が増えてきました。個人的には、昨年11月に次ぐ投資チャンスだと思っています。
そんな中、夏のセミナーCD半額キャンペーンを行います。ぜひとも、この機会をご活用くださいませ! 期間は本日より6月末まで、対象となるのは下記CDです。 購入を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。
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