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耳で張る相場、目で張る相場マーケットに参加するための8つの心構え
マーケットの勝者は少数派ふりーパパ氏のオンラインセミナー
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ショートコラム(2010年4月)

■生涯現役の株式トレード技術 実践編(2010年4月28日)

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優利加さんのDVDが大人気のようです。そこで、もう一つ紹介しておきます。

DVD 生涯現役の株式トレード技術 実践編

このDVDは「相場の見方の型」と「スウィングトレードのやり方の型」の詳細がテーマです。売買技術の習得をメインに考えられている個人投資家には、こちらをおすすめします。

また、優利加さんの文章は「お固い」傾向にあるので、話を聞くほうが分かりやすいです。

この連休に。じっくりと本腰を入れて勉強したい方は、ぜひともチャレンジしてみてください。「投資先」としては、悪くない選択だと思います。


■指標依存症(2010年4月23日)

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ゲイリー・スミスは著書『ゲイリー・スミスの短期売買入門』で次のように述べています。

トレーディングは不確実性のゲームである。しかし、たいていのトレーダーはこの不確実性を確実なものにしなけば気がすまないようだ。その結果、変化の状況を見つけるのが目的のはずの指標に必要以上に頼りすぎることになる。

ときどき、オシレーター系指標より「ここが底。全力買い!」と叫んでいる投資家を見かけます。もし「底でなかったら」どうするつもりなのでしょうか。実際に、大損した話を聞いたことがあります。

最近、何かと話題の騰落レシオ(東証一部、25日)にしても、下のチャートは「市場がかなり過熱している」状況を表わしているに過ぎません。

仮に、3月下旬の120オーバーを勝手に天井と判断して「全力信用売り」を行えば、4月はじめに振り落とされている可能性が高いです。「まだ上がるかもしれないけど、そろそろ利益確定を図っておこう」「下げに対して、何らかのヘッジが必要かもしれない」という手掛かりに用いるべきでしょう。

優利加さんも、この件に関しては「テクニカルのサインはあくまで目安。絶対視するな」と強調していました。お国は違えど、実践家の言っていることは同じです。

騰落レシオ(東証一部、25日)


■株式投資の習得曲線(2010年4月20日)

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みなさんは、教習所にて、次のような経験をしなかったでしょうか?

クラッチをうまくつなぐことができず、エンストしたり、ギクシャク発進ばかりだった。しかし、コツをつかんでからは、割とスムーズに運転できるようになった。

実技には、習得するまでの失敗が多く、苦労するという特徴があります。これは、売買という実技を伴う株式投資も同様です。

加えて、株式投資の失敗には精神的苦痛と金銭的損失がつきものであり、初心者は仕切り直し(ロスカット)も困難なため、多くの個人投資家が道半ばで挫折してしまうのです。

優利加さんは「DVD 生涯現役の株式トレード技術 悟り編」にて「一人前の投資家になるためには、5年の歳月が必要。それまでは見習いなのだから、ポジションを控えた売買をすべき」と力説されていました。

相場サイクル(金融相場→業績相場→逆金融相場→逆業績相場)は4〜5年につき、やはりその程度の経験は必須だと思います。

 

株式投資の習得曲線

とにかく、投資に関しては、安易に考えている個人投資家が多すぎるように感じます。「バスに乗り遅れるな」とばかりに天井近くで参戦して、2〜3年程度(ほぼ底)でギブアップ。再び相場が活況になれば、我慢できずに再参戦。またもや高値をつかむという行為を繰り返しておれば、一生上達などできません。

30代、40代の方は「社会人として人並みに仕事ができるまで、どの程度かかったか」を思い返してみてください。投資もビジネス(金儲け)には違いないわけですから「本腰を入れてやるか、やらないか」のどちらかです。


■生涯現役の株式トレード技術 悟り編(2010年4月18日)

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優利加さんの「DVD 生涯現役の株式トレード技術 悟り編」を見ました。

スライド216枚、6時間の大作です。一つ一つの話のレベルが高く、正座して拝聴したくなるような講義でした。

ノートを取りながら聞きましたので、その一部を紹介しておきます。

●売買ルールは100%機械化できない。10〜30%は人間の判断が必要
●待たずに仕掛けるから損をする。待つことはとても大切
●ロスカットできないのは、自分の意思でやらないだけ
●修得曲線は最後に急上昇する。だが、多くの投資家はそれまでにあきらめる
●評論家は知識だけでOK。実践家には技能が必要
●相場は常に変化している。投資家も変わらなければ対応できない
●見習いのうちは欲張るな。桁を上げたとたんに失敗する
●気前よくロスカットしているうちに資金がなくなる。つなぎを使え
●マクロ経済の変化は株価を動かす最大要因
●精緻な景気予想は必要ない。どうせ外れる。簡単な方向付けだけでよい
●騰落レシオなど、テクニカルのサインはあくまで目安。絶対視するな
●我が国の現状を考慮すれば、買いだけでは生き残れない
●往来相場で取れる方が、上がる銘柄を探し回るより効率的

手法としては「2週間程度の売買で月5〜10%の利益を重ねるトレード」ですが、今回は理論株価の決まり方やマクロ経済の見方についても相当の時間を割かれていました。そういうこともあり、むしろ一般的な個人投資家に向いているといえます。

私自身、これから何度も見るようにして、じっくり勉強したいです。

関連コラム:発売の楽しみなDVD生涯現役の株式トレード技術


■ふりーパパ氏のオンラインセミナー(2010年4月13日)

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「面白そうだ」と直感したオンラインセミナーがありましたので紹介しておきます。

ふりーパパ流業績上方修正活用投資術

確か、ふりーパパ氏の売買手法はオニール流だったと記憶していますが、林氏の「DVD 公式化したシンプルな相場アプローチ」とも共通点がありそうです。

投資には、様々なやり方があります。皆さんは、その中から「自分に合いそうなもの」をベースにして、自らの手法を構築することになると思います。

ただ、大切なのは「実際に売買している同じ立場の投資家から学ぶこと」です。そういう意味で今回のセミナーは十分視聴に値します。オンラインセミナーにつき、自宅のPCから参加できるのもメリットですね。


■マーケットの勝者は少数派(2010年4月12日)

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投資に関しては「マーケットの勝者は少数であり、誰でも儲かるのはおかしい」という結論になるようロジックを組み立てていけば、そう大きく外すことはないと考えています。

「底→上げ相場→天井→下げ相場」という相場サイクルを考慮すれば、ここから2年程度は追い風が吹くと想定されます。しかしながら、マーケットの勝者は少数派につき「意外と当初からの参加者は少ないのではないか」という見方もできます。

実は【シンプルに考える 景気循環株セミナー】も集客に苦戦しております。開催するタイミングと内容には自信を持っているのですが、やはり株価が相当に上がってからでなければ(景気回復を実感できなれば)その気にならないということでしょうか。

ただ、明らかに景気回復を実感できるときは、相場は7合目あたりまで達しており、あまり甘みは残っていないのですが・・・。

ということで、今回は少しぼやいてみました。


■マーケットに参加するための8つの心構え(2010年4月10日)

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投資入門に「マーケットに参加するための8つの心構え」を掲載しました。

元は『バリュー株で勝つための<図解>「決算書&企業価値」分析ドリル』のAmazonキャンペーン用に作成した小冊子です。読み返してみて「このままお蔵入りさせるのはもったいない」と思い、引っ張り出すことにしました。

当時は独立・開業して1年あまりで、相当に気合の入っていた時期でした。再び、このような文章が書けるよう、気持ちを高めていきたいものです。


■耳で張る相場、目で張る相場(2010年4月5日)

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きっちりコツコツ株で稼ぐ 中期投資のすすめ』に書かれていた言い回しです。

●耳で張る相場・・・TVニュースや新聞報道による世間のムードに同調した売買
●目で張る相場・・・金利や製品市況など、経済情勢を自分の目で確かめた上での売買

どちらが損をする売買かは、わざわざ書かなくても分かると思います。琴線に触れたので、備忘録代わりに書いておきます。


■追うのはやさしい。誰でもできる(2010年4月3日)

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今の上げ相場に乗り遅れ、イライラされている方も少なからずいらっしゃるでしょう。私も、内心穏やかではありません。

そんなときに読み返している言葉を掲載しておきます。『自立のためにプロが教える株式投資』の210〜211ページ、著者がプロ投資家から説教されているシーンです。

いいかい。相場は逃げないんだよ。追っかけてはいけない。待つ売買がいいんだ。待たなければいけないんだよ。ゆっくり待つんだ。待つのはむずかしい。追うのはやさしい。誰でもできる。やってるよ。ミーチャンハーチャンの投資家が。


■株式投資入門を更新しました(2010年4月2日)

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投資入門の株式投資入門を更新しました。現時点における私(角山智)の考え方を述べています。

今回は、個別企業のファンダメンタル分析にはあえて触れず、それ以前に押えておきたいポイントを中心にまとめています。

なお、この内容は【シンプルに考える 景気循環株セミナー】のテキストを抜粋したものです。 詳しい話を聞きたい方は、セミナーへの参加をご検討くださいませ。



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