久しぶりの取材企業業績と株価の関係FRBに逆らうな
しぶとさの美学4月のセミナーこのまま「ひとりビジネス」を続けるべきか
NIKKEI NETに代わる情報源夕凪さんのセミナー人や社会とのつながり

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ショートコラム(2010年3月)

■人や社会とのつながり(2010年3月30日)

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小遣い月7万円!年金+αのシニアパートの働き方」という記事で、次の一文が印象に残りました。

家にいたのでは、情報はテレビや新聞だけに限られますが、勤めていれば若い人といろいろな情報交換ができる。電車で通勤するのでファッションにも気を配り、買い物に行っても自分のおしゃれが気になります

実は、私のような「ひとりビジネス」も人や社会とのつながりが希薄になりがちです。もし、仕事をやめてしまえば(アーリー・リタイアしてしまえば)どうなるかと思えばゾッとします。

投資家は、アーリー・リタイアに憧れるものですが、その後の「人や社会とのつながり」についても考えておくべきでしょうね。


■夕凪さんのセミナー(2010年3月25日)

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またまた、4月10日(土)に夕凪さんのセミナーが開催されます。

5時間で極める! 夕凪式実践イベント投資術セミナー

講師にも、相当プレッシャーのかかる受講料設定ですね。内容的にも期待できそうです。

今回は、このようなセミナーを活用して、短期集中的にスキルアップを計る方法を紹介しましょう。

●「5時間で極める! 夕凪式実践イベント投資術セミナー」に申し込む
●受講料は安くないので「何とかして元を取ろう」という気持ちがモチベーションアップに結びつく
●セミナー前日をゴールとして勉強の計画を立てる
●講師の著書『ベント投資でゆったりはじめる ”夕凪式”株式システムトレード講座』や前回のセミナーDVD『どんな相場でも年率40%を目指す!イベント投資戦略セミナー 』 で予習を行う
●これでセミナー当日の理解もバッチリ

私自身、あるセミナーに6万円の大枚をはたいて参加したときは、同じような方法を使いました。要するに、セミナー参加を1つの行事として捉えるのです。

ちなみに、夕凪さんのイベント投資ですが、私も1つだけ試しているものがあります。今年に入って、少しだけ儲けることができました。


■NIKKEI NETに代わる情報源(2010年3月24日)

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NIKKEI NETが有料化されてしまいました。経済の動きを中心に、あらゆるニュースが一覧できて便利だったのに、残念です。

ぼやいても仕方ないので、代わりの情報源を探してみたところ、ロイターが見つかりました。しばらく使ってみようと思います。

ちなみに、今の私は次のような作業手順を用いています。

●15時半過ぎにニュースサイトをざっと見る
●ヤフーファイナンスで株価をチェック。場帖に転記
●株価の動きが大きい銘柄については、適時開示情報などで理由を確認
●その場で売買を行うか決断
●売買する場合、ネット証券に注文を入れる
●その後はニュースをいっさい見ない
●翌朝も海外市場の株価をチェックしない
●場中は株価を見ない

情報量が多すぎると平常心を乱しますし、いちいち気にしだすと角山オフィスの業務に集中できません。そのため、ニュースと株価のチェックは1日1回のみとしました。

時間的には、30分もあれば十分です。何もない日は10分程度で終わります。15時半を21時半あたりに変えれば、サラリーマンの方でも十分使えるのではないでしょうか。


■このまま「ひとりビジネス」を続けるべきか(2010年3月20日)

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今週、某派遣会社の本登録に出向いてきました。

というのは、角山オフィスも開業5年目となり、日々の仕事がルーチンワーク化しているからです。「このまま、同じことの繰り返しでは、自分自身の成長が望めないな」そう思うこともしばしばです。また、私のような「ひとりビジネス」は世間が狭くなってしまいがちです。

本登録後にカウンセリングがあり、SE時代のスキルをけっこう評価していただきました。「システム開発の上流工程を経験されているので、プロジェクトマネジャー的な仕事が向いていますね。単価も高いですし」とのことです(多少、社交辞令が入っているようにも受け取れましたが)。

このまま「ひとりビジネス」を続けるべきか、チームの仕事に戻るべきか、少し迷っています。


■4月のセミナー(2010年3月16日)

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4月のセミナーについては、内容を一から見直してみました。というのは、自分でも「顧客満足度を追及するあまり、セミナー内容がやや難しくなっているかな」と感じているからです。

そもそも、私たち個人投資家の目的は「少ない労力で、適度なリターンをあげること」のはずです。

第一、有価証券報告書を読みこなせるスキルを持っていたとしても、それだけで投資に勝てるわけではありません。逆に、あまり細部にこだわりすぎると「木を見て森を見ず」的な発想に陥りがちです。

例をあげれば、2008年のような「信用収縮の嵐」の中では、どんなに優れたバランスシートを備えた企業であっても、値下がりをまぬがれることは難しかったでしょう。

このマーケットで生き残るためには、多少アバウトでも総合的な投資判断が求められるのです。

●「買い時、売り時、休み時」の判断
● 「外れくじ」を引かないための銘柄選び
●アノマリーを活用した売買技術

セミナーのタイトルは【シンプルに考える 景気循環株セミナー】 としました。景気循環株は、相場サイクルの動向と業種(セクター)の特徴を押えておけば、会社四季報レベルの銘柄分析で充分です。

その名のとおり、シンプルな投資のやり方をお話したいと思います。

ご参加を希望される方はメールにて、氏名(漢字とカナ)、郵便番号、住所、電話番号、カナ振込人名(ご本人と異なる場合)を記入して申込みください。折り返し、振込口座などのご案内をいたします。

ご注意:ケーススタディを盛り込んでいますが、銘柄推奨を行うセミナーではありません。

【シンプルに考える 景気循環株セミナー】
日時・場所

東京・大井町 きゅりあん 2010年4月25日(日)10:00〜16:30

大阪・天満橋 エル・おおさか 2010年4月29日(祝)10:00〜16:30

人数等 各15名様程度
参加料

銀行振込 21,000円

当日現金 24,000円

3日前までのキャンセルは返金いたします。それ以後のキャンセルは音声CDの発送に替えさせていただきます

概要

第1部:投資スタイル
・3つの投資スタイル
・成長株
・バリュー株
・景気循環株
・ディフェンシブ株

第2部:景気循環
・世界経済の流れに注目
・景気回復への道程
・流動性
・景況感
・消費者心理
・シリコンサイクル
・投資家心理
・相場サイクル

第3部:景気循環株
・景気循環株とは
・金融セクター
・素材セクター
・資本財セクター
・消費財セクター
・半導体セクター

第4部:売買テクニック
・個人投資家の失敗する理由
・アノマリー
・順張り
・逆張り
・休みの重要性

第5部:実習


■しぶとさの美学(2010年3月13日)

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楽天、山崎選手の初出演する缶コーヒー「ボス」の新CMが話題となっています。大関の魁皇関、プロボクサーの内藤大助選手との競演です。

テーマは“しぶとさの美学”。逆境をはねのけ、前進を続ける男たちの代表として、この3人が選ばれたとか。

私たち個人投資家にも“しぶとさ”は大切です。桜のように、華やかに咲いても、ぱっと散ってしまっては意味がありません。

CMでは、山崎選手のアドリブ「まだ散れないよね」がそのまま使われたそうです。一人の投資家として、この言葉が印象に残りました。


■FRBに逆らうな(2010年3月10日)

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最近、残念に思うのは「これぞ」という株本の新刊が出ていないことです。そこで、本棚にある穴場的な書籍を紹介しておきます。

タイトルは『ツバイク ウォール街を行く』です。勉強熱心な方にも、この本はあまり読まれていないはずです。

取り上げられているのは一昔前の米国市場ですし、通読するには少々骨の折れる内容です。でも、とてもためになる良書です。

実際に、2007〜2008年の株式市場はツバイクのいったとおりになったのです。読み終えたときは「もう少し早く入手しておけば・・・」と思いました

この本の一番貴重なアドバイスは「FRBに逆らうな」でしょう。以前、FFレートとTOPIXの関係というコラムを書きましたが、理由を知りたい方は『ツバイク ウォール街を行く』の一読をおすすめします。


■企業業績と株価の関係(2010年3月3日)

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DVD 公式化したシンプルな相場アプローチ」を見て、自分でも色々と調べてみました。せっかく「やさしい魚の取り方」のレクチャーを受けたわけですから、活用しない手はありません。

成果については、今月分の銘柄分析レポートにまとめましたが、このサイトの常連さんにもおすそわけをしておきましょう。

今回のパターンが当てはまった銘柄として王将フードサービスがあげられます。下記、2009年のチャート(出典はmsnマネー)と既存店売上高を見れば一目瞭然です。

王将フードサービスは、新高値を抜いた6月に買い、8月の高値を抜けなかった9月に売れば効率よく儲かったことになります。

既存店売上高は年間を通じて好調だったわけですから、本来はジリ高であってもおかしくないのですが、そうならないところが株式投資の難しさです。

企業業績と株価は、短期的に連動しないこともあります。「好業績企業を選んで買っているのに、全然儲からない」と嘆いている方は、この手法を参考にするといいかもしれないですね。

 

【王将フードサービス 株価推移(2009年)】

王将フードサービスの株価推移(2009年)

 

【王将フードサービス 既存店売上高(2009年)】

王将フードサービスの既存店売上高(2009年)


■久しぶりの取材(2010年3月2日)

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昨日、久しぶりに雑誌の取材を受けました。テーマは「中長期派のための見るべき売買シグナル」です。

記者さんによると、デスクの方が『資産運用の強化書』の第12章「炭鉱のカナリア(注意すべき指標)」を大変気に入ってくださったとのこと。

実は、この第12章が『資産運用の強化書』最大のハイライトなのですが、あまり注目されず残念に思っていました。でも、読んでいただける方がいらっしゃったとは嬉しい限りです。

取材では、書籍出版後に追加で見ている指標なども合わせて話をさせていただきました。どんな原稿が上がってくるのか楽しみです。

なお、この話は「DVD 相場環境に適応する ためのバリュー投資戦略 にも収録されています(リーマンショック直前の2008年9月に行ったセミナーですが、基本的な見解は変わっていません)。よろしければご覧ください。



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