楽しいところはお金を使う場所情報とノウハウ東京セミナーを終えて
ちょっとした鉄道旅行に出掛けてきます鉄道旅行から帰ってきました
プレジデント10/29号地方都市の顔「株」勉強法ひとりごと
大阪セミナーが終わりましたコピーで一苦労投資家には2通りしかない
決算書の暗号を解け!直販ルートの重要性特別損失に思う

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ショートコラム(2007年10月)

■特別損失に思う(2007年10月30日)

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最近、特別損失の発表が多いように思います。おかげ「公開情報の読み方セミナー」のケーススタディには困らなかったのですが、これだけ多いと嫌になりますね。

この前も、営業利益は増益に転じながら特別損失を計上して大幅減益となった銘柄がありました。米国会計基準では、日本の特別損失に該当する項目であっても事業に関するものは営業費用に計上されるそうです。

それと比較して、営業利益を上方修正、特別損失により当期純利益を大幅下方修正というやり方には少し疑問を感じました。また、毎期のように特別損失を計上する企業は、投資先としてどうなのでしょうか。


■直販ルートの重要性(2007年10月28日)

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cpainvesterさんがブランドと販路の重要性について書かれています。私も、個人事業主としてビジネスを行っていますで、主張されていることは痛いほどわかります。

私は、そんなに投資が上手いわけではないです。世の中には、優秀な個人投資家がたくさんいます。また、会計士やM&Aコンサルタントという仕事上でのバックホーンも持っていません。

ただ、ラッキーだったのは1冊目「超特価バリュー株「福袋銘柄」で儲ける週末投資術」が他のバリュー投資本に先駆けて出版されたことです。いわゆる「先行者メリット」を享受できました。

そして、本が出版され、講演依頼もあり、副業として「メドがたった」タイミングで、一つの転機が訪れました。情報システム部門から経営企画部門への異動です。この時点で「副業をストップして、経営企画部門の仕事を覚え、勤務先の中枢に入っていくのか」「せっかく訪れたビジネスチャンスに賭けてみるのか」という選択を迫られました。

決め手になったのは、勤務先の業績が悪く、回復の見込みもなかったことでした。私は、独立を決意します。一旦、声をかけていただいたセミナー会社に転職したのですが、独立への思いは強く、3か月で退職してしまいました。

開業してから手がけたのは、販売ルートの確立です。幸いにして2冊目「株価4倍「割安成長株」で儲ける収益バリュー投資術」のヒットで知名度はあがっていたので、そういう意味では恵まれていました。販路は、直販とOEMに分けました。ここでの定義は「直販」は私が販売できる(販売代金が直接入る)もの、OEMは出版社、セミナー会社を通じて販売するものです。OEMも「角山智」ブランドを使いますが、企画は先方から持ち込まれることが多いです。典型例として「黄金の3ステップでもうかる はじめてのバリュー株」や「「投資に役立つ決算書」セミナー 」があります。

直販については、会員制レポートからはじめ、今ではセミナーも直販中心になっています。このところ、市況の冷え込みもあってか、秋のセミナーが中止になったり、5冊目の書籍が遅れたり(来年2月の予定です)していますが、直販は比較的安定しています。逆に、直販ルートを開拓しておかなければ、今頃はアルバイトに出ていたかもしれません。

今後も、OEMはご依頼をいただければお受けしますが、直販ルートの深耕を重視しています。セミナーも東京・大阪以外で開催したいですね。

また「他のプロフェッショナルとのネットワーク力」の強化も課題です。個人事業主で志が高く「我こそは」という方はメールをいただければと思います。

なお、最後になりましたが、レポートの会員様、セミナーに参加していただいたお客様、セミナーCDをご購入したいただいたお客様には感謝の気持ちでいっぱいです。今後とも、価格以上の価値(バリュー)をご提供させていただく所存ですので、よろしくお願い申し上げます。


■決算書の暗号を解け!(2007年10月27日)

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タイトルに引かれ「決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール」を注文しました。本日の朝に届き、先ほど一気に読んでしまったのですが、期待を裏切らない素晴らしい内容でした。

著者の勝間和代さんは、会計上の利益は調整できること、決算書はBS(貸借対照表)、PL(損益計算書)、CS(キャッシュ・フロー計算書)のバランスをチェックすることを強調されていますが、まったくその通りです。

個人投資家にとって本当に必要なのは、このような解説書なのですが、今までなかったのが不思議なぐらいです。惜しむらくはケーススタディが少ないことでしょうか。

決算書に関して、基本を理解されている方は
■「決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール」
■「マンガ 決算書でわかる株式投資入門(原文を読みたい方は「投資家から「自立する」投資家へ」)」
■「「粉飾決算にだまされるな!決算書深読み術」レポート&音声セミナー
【公開情報の読み方セミナーCD】
の4点セットで勉強されると実践的なレベルに到達できると思います(手前味噌ながら私のCDも入れました)。

この4点セットを読み終えた(聞き終えた)後で、大幅な業績下方修正や特別損失を発生させた企業の決算書を自分なりに分析してみてください。実力がぐんとアップするはずです。下げ相場のいい点は、このような例がふんだんに見つかることです。手始めに、経営破たんした「マキ製作所」を分析してみるのも一案です。

なお、ただいま執筆中の6冊目についても、決算書の解説は「決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール」に近い水準を目指しています。こちらはケーススタディをふんだんに取り入れたものを作成中です。出版は来年3月ですが、それまでに6冊目をスラスラ読める投資家が増えていてほしいと思います。


■投資家には2通りしかない(2007年10月26日)

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投資家には、2通りにしかないと思います。「下げ相場を乗り切れる人」と「そうでない人」です。何度か述べていますけど、投資で大事なのは「下げ相場を乗り切れるか否か」だけです。

上げ相場は、基本的に何を買っても儲かりますし、投資判断のミスも帳消しにされてしまうので、あまり勉強にもならないのです。逆に、ここで慢心して、破滅の原因を作ってしまうことがあります。

現に、2005年の新興市場で「飛ぶ鳥も落とす」勢いだった投資家は、その後どうなったでしょうか。

公開情報の読み方セミナー」を開催してみて感じたのは、参加された方が意外と明るかったことでした。悲壮感はなく、マーケットに対してのうらみつらみも皆無でした。皆さん、厳しい市場環境にどう対応するか、前向きに模索されているようです。講義をしていて、また終了後に喫茶店でお話を伺って「この中から成功者が出る確率は高い」と確信めいたものを感じました。

セミナーでは、下げ相場で「なるべく大損しない」ために、業績悪化企業のパターン化を試みました。株価は、中長期的に企業業績と連動します。とすれば、今、株価が下がっているのは、目先の業績悪化を見越しているからです。そんな中「PERが一桁だから」とか「下がって値頃感が出てきた」とか安易な理由で投資すると、大幅な業績下方修正を喰らい、痛い目にあいます。

つまり「事業環境の悪化→バランスシートの劣化→大きな損失の発生」という経過をたどるわけですが「バランスシートの劣化」で察知できれば大損を防ぐことも可能です。セミナーでは、いくつかケーススタディを取り上げましたが、ほとんどのケースで「近寄らない方が無難である」と事前に判断できることを、参加された方は納得されたと自負しています。しかも、誰もが入手できる公開情報の読み方次第で。

今後も新興市場を中心に、大幅な業績下方修正や特別損失の発生が繰り返されるでしょう。地雷をふんでしまい、金銭的損失だけでなく、モチベーションの低下やファイティングスピリットの喪失に見舞われないため【公開情報の読み方セミナーCD】を検討いただければと思います。

とにかく、今は致命傷を追わないことです。ここで退場させられてしまうと、今までの苦労が水泡と化します。逆に、下げ相場を乗り切ることができれば「その後の果実がどれだけ大きいか」体感することができるでしょう。そして、その果実が想像以上に大きいことは私が体験済みです。


■コピーで一苦労(2007年10月24日)

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【公開情報の読み方セミナーCD】に多くの注文をいただき、ありがとうございます。このCDは紙のテキスト・資料を同封する形にしており、大阪で余分にコピーを取っておいたのですが、早くも手持ちがなくなりました。

田舎暮らしの不便なところは、近くにキンコーズのような店がないことです。地元でコピーセンターを見つけ、出向いてみたものの「1枚20円」と言われ、断念します。

結局、ローソンでコピーしたのですが、連続コピーもソートもできないので、けっこう大変です。545枚分のコピーを取り、自宅に持ち帰って仕分けを行うともうぐったりでした(苦笑)。

なお、今回は、米国からの注文もいただき、EMS(国際スピード郵便)でお送りすることにしました。送料は実費になりますが、海外発送もご相談に応じます。

というわけで、テキスト・資料の補充もできまたので、ご注文をお待ちしております。


■大阪セミナーが終わりました(2007年10月22日)

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昨日、大阪での「公開情報の読み方セミナー」に参加していただいた皆様、ありがとうございました。

これにて、今年のセミナーは全日程が終了しました。セミナーについても直販ルートを築くことができ、市況が冷え込む中、少人数でも継続的に開催できたことは、一つの成果だと思っています。来年も1月に新春セミナーを予定しており、今からテーマの選定に取り掛かります。

今回も【公開情報の読み方セミナーCD】を販売しますので、よろしければご検討ください。ご参考までに、参加された方の声を掲載しておきます。

■開示情報だけで、これだけのことがわかるというのは「目から鱗」でした。
■棚卸資産の評価方法が変わるという良い情報をもらいました。
■負けにくい投資を行うためのノウハウをこれだけの金額で教えていただいて、今回のセミナーはバリューな投資だったと思います。

なお、このセミナーCDには、ボーナスとして本年分のセミナーテキスト(新春セミナー、アセット・アロケーション入門セミナー、夏期セミナー)を収録します。


■ひとりごと(2007年10月19日)

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投資においては「みんな簡単に儲かるのはおかしい」という結論になるよう、話を組み立てると、そう外すことはないと思っています。

柄にもなく、ここからのシナリオを考えてみました。「ひとりごと」ですので、そのつもりで読んでください。

■FX熱がさめないことから、また円高になる可能性がある
■BRICsの株式市場が崩れれば、投融資の失敗が表面化する
■それは、サブプライムのような「かわいい」ものでないかもしれない
■日本企業では、中間決算の悪い銘柄が多くなる
■理由は、カードローンの貸し渋り(パチンコだけに使っているわけでもあるまい)、原材料高、改正建築法の影響
■何とか粘ってきた個人投資家も、年末に税金対策売りを出し、撤退する

こう書くと、悲観的になっていると感じられるかもしれませんが、先行きについて慎重に見ているだけです。持株をすべて売り払ったりはしないですし、チャンスがあれば買い出動します。

ここからは、キャッシュを大事に、損失を少なくすることが肝要です。まず、生き残りましょう。厳しい冬が終われば、暖かい春が訪れるのは、マーケットも同じです。


■「株」勉強法(2007年10月17日)

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以前お世話になっていた日本ファイナンシャルアカデミーの小泉さんが「勝率10倍アップ! 今日から始める! 「株」勉強法」を出版されました。

著者の小泉さんは、短期的な売買から長期投資までこなす「オールラウンドプレーヤー」です。書籍の内容も、短期的な需給や材料から、バリュー株の選び方まで多岐に渡り、奥の深いことも書いてあります。

バリュー投資家は、短期的な株価の動きに無関心なところがありますが「なぜ、そうなるのか」知っておいた方がいいこともあります。そういう意味で、投資の幅を広げてくれる一冊です。

秋の夜長の、お供にいかがでしょうか。


■地方都市の顔(2007年10月15日)

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今回の旅行では、敦賀、小松、高岡で時間があったので、駅前を散策してみました。コマツのお膝元である小松はともかく、他は活気が感じられませんでした。シャッター街の中で目立ったのは次の看板です。

敦賀・・・武富士
小松・・・武富士、アコム、東進衛星予備校
高岡・・・武富士、アコム、プロミス、アイフル、AFLAC、東進衛星予備校

地方都市は、人口統計を調べなくても、消費者金融の出店状況で規模がわかります。

全般的に、県庁所在地で現状維持、他はさびれる一方が地方の現状です。東京のオフィスビルが活況を示し、東京駅前が出張の度に様変わりしているのとは大きな違いです。

考えてみれば、今まで地方の工場で作っていた部品などはアジアに移行しているわけで、地方都市が栄えるとは思えません。市町村についても、合併によるリストラを余儀なくされるはずです。

極論をいえば、日本に投資していることは、東京への投資とほぼイコールになります。東京は、周辺地域を含めば、世界一の都市ですが、東京より「元気な」都市はたくさんあります。そうであれば、世界の中で、東京の比率はどの程度が適正なのでしょうか。

旅行中、地方都市の顔を見ながら、そんなことを思っていました。地方の衰退は、グローバリゼーションと無関係ではないのです。


■プレジデント10/29号(2007年10月14日)

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昨日のショートコラムにて「敦賀でプレジデント10/29号を購入した」と書いたのは、理由があります。ある方から「著書が掲載されています」とメールをいただいたからです。

この号の特集は「年収2000万円の勉強方」で、その中の「頭のよい大人になる課題図書135冊」の財務・会計部門(15冊)に「バリュー株で勝つための<図解>「決算書&企業価値」分析ドリル」がエントリーされていました。選ばれたのは内藤忍さんで、いい評価をいただき、素直に嬉しいです。

他に紹介されていた14冊は
新版 あなたを変える「稼ぎ力」養成講座
ざっくり分かるファイナンス
決算書 読解力の基本が身につく88の極意
経営がわかる会計入門
コーポレート・ファイナンス入門

なぜ、あの会社は儲かるのか?
会社の値段
企業価値評価 【実践編】
藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義

なぜか日本人が知らなかった新しい株の本
イェール大学CFOに学ぶ投資哲学
株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド
「リスク―神々への反逆(上) (下)
投資の科学
で、このサイトで紹介している書籍も多く含まれています。

これらの本は、財務・会計の勉強にもなりますし、株式投資の理解を深めるのに役立ち、一石二鳥です。私からもおすすめしておきます。


■鉄道旅行から帰ってきました(2007年10月13日)

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昨日、鉄道旅行から帰ってきました。ようさん風に旅行記を書いてみます。

【1日目】

10/11 郡山7:03→8:02京都8:22→9:50敦賀10:42→11:41福井11:47→12.47小松13:11→14:22高岡14:59→15:27氷見15:34→16:05高岡16:33→17:28城端17:36→18:26高岡18:36→18:55富山(泊)

敦賀までは、快速と新快速の乗り継ぎで快適でした。湖西線(京都〜敦賀)からは琵琶湖がきれいに見えました。敦賀では3分で金沢行きに接続するのですが、駅弁購入とトイレ休憩のため、1本遅らせました。

乗り換えは同一ホームで売店もあり、3分接続でも問題はありませんでした。敦賀駅のトイレは最悪で、男女共用の上、大小一つずつのみです。これなら車内ですませた方がよかったです。

売店では、日経ビジネスとプレジデントも購入してしまい、旅行中といえども、仕事のことが頭から離れません(笑)。普段は忙しい方が海外に出掛ける理由が何となくわかりました。

敦賀の駅弁「鯛ずし(900円)」は、昼過ぎに車中で食べましたが、評判通りの美味しさでした。福井、小松、高岡で乗り換え、本日のメインである氷見線(高岡〜氷見)に乗車します。車両はキハ40型というディーゼルカーで、学生時代はこいつが来ると嫌な顔をしたものですが、今や貴重な存在になりました。

高岡を出発してからの能町や伏木は臨港線の雰囲気で、引込線には貨車の姿も見られます。そして氷見近くの雨晴(あまはらし)海岸の眺めが素晴らしかったです。こういう風景に出会うと「来て良かった」と思います。

高岡から出ているもう一つのローカル線、城端線(高岡〜城端)は通学ラッシュを喰らい、キハ47型の車内は満員です。沿線風景もごく平凡でした。

本日の宿泊先は富山駅前の東横イン、夕食は駅前の8番ラーメンでした。旅行といえば、旅館に泊まって豪華な夕食を味わうのが決まりでしょうが、そこは価値観の違いです。私にとっては、風景明媚なローカル線で昔ながらのディーゼルカーに乗り、当地自慢の駅弁を味わうのが最高の贅沢なのです。だから、それ以外は安くすませました。

野菜ラーメンと餃子の定食(798円)は、麺がフニャフニャ、ご飯もネチャネチャでした。道理で、夕食時なのに店内が空いていたはずです。ホテルに戻り、ローソンで買った缶ビールと缶チューハイをホテルで飲んだら、お腹が苦しくなりました。ラーメン定食の後だったからで、順序を逆にすべきでした(苦笑)。

【2日目】

10/12 富山8:17→9:04猪谷9:12→10:14高山10:31→13:13美濃太田13:31→14:09岐阜14:23→14:34大垣14:39→15:14米原15:21→16:12京都16:20→17:03奈良17:08→17:13郡山

2日目は高山本線(富山〜岐阜)がメインです。猪谷まではキハ120型ディーゼルカーでした。新型なのですが、私はこの車両が好きではありません。理由は、レールバスのようで、鉄道車両らしい重厚さに欠けるからです。いかにも「低コストで作りました」という車両です。猪谷からはキハ48型だったので、ほっとしました。

笹津から猪谷までは「よく線路を通したものだ」と感心するようなところを走ります。この区間が高山本線のハイライトでしょう。猪谷駅は、10月というのにかなり寒かったです。猪谷から美濃太田までは未乗区間でしたが、期待しすぎたのか、沿線風景は「まあ、こんなものか」という程度でした。雰囲気が中央西線(塩尻〜名古屋)に似ています。

お昼に食べた高山駅の「飛騨牛しぐれ寿司(1,050円)」は絶品でした。ひょっとすれば、今まで食べた駅弁で一番かもしれません。美濃太田からはひたすら帰るのみです。米原からは、新快速と快速の乗り継ぎで、早かったです。

【全体的な感想】

まず、年を感じました(笑)。学生時代は何ともなかった長時間乗車が今となってはきついです。最初は2泊3日で新潟まで足を伸ばすプランも考えたのですが、見送って正解でした。

今回は鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷを利用した関係で、すべて普通列車を利用しましたが「メリハリをつける方法もあったかな」と思います。たとえば、途中までは特急列車のグリーン車を使い、景色のよいところだけ普通列車に乗るのも一案です。それと宿はともかく、夕食は気のきいたものを食べてもよかったです。

実は、旅行にいったのは久しぶりでした。前回は2000年5月の撮影旅行(場所は同じく富山)ですから、7年ぶりです。それ以降は、株式投資を復活したものの、株価の低迷で旅行に出る気分にもなりませんでした。株価が戻れば、執筆活動などで行けなくなったわけです。

やはり、年に一度はこのような気分転換が必要ですね。早くも「次はどこに行こうかな」と思い始めています。


■ちょっとした鉄道旅行に出掛けてきます(2007年10月10日)

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鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷを利用して、明日からちょっとした鉄道旅行に出掛けてきます。 角山オフィスも10月末で開業2周年になりますが、原則的に休みは日曜だけで、働きづめの毎日でした。そこで、区切りの意味もあり、小旅行を思い立ったわけです。

コースは、あれこれ考え、富山方面に決めました。美味しい駅弁があり、海山の車窓が楽しめ、昔ながらのディーゼルカーに乗れるところです。カメラは持っていかないので、写真は撮りませんが、美しい沿線風景を目に焼き付けてこようと思います。詳しいルートは帰ってからでも書きます。

旅行中は、角山オフィスの方向性についても、考えてみたいです。「次の2年間に何をしたいのか」自問自答してみたいですね。ある意味で「自分を見つめなおす旅」ともいえます。


■東京セミナーを終えて(2007年10月8日)

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東京での「公開情報の読み方セミナー」が終わりました。参加していただいた皆様、ありがとうございました。

このセミナーは資料が多く、キンコーズからセミナー会場までの移動で筋肉痛になる有様でした(笑)。その甲斐あってか、アンケートやお礼のメールでは、いい評価をいただけたようです。セミナーの価値について「500万円」「10万円」と書いてくださった方もおられます。

それはさておき、今回のセミナーで強調しておきたかったのは
■投資に一番有益な公開情報はすべてネット上で入手できる
■決算短信や有価証券報告書には定性情報も記載されている

ということです。

情報はほとんどタダ(通信費のみ)で入手できるわけですから、後は情報を分析するノウハウを身に着ければ、投資家として相応のレベルに達することができます。問題は、そういった肝心なことがほとんど語られていないことでしょう。「公開情報の読み方セミナー」では、私が10年以上の歳月を費やして身につけた話を評価していただけたと自負しています。

なお「「粉飾決算にだまされるな!決算書深読み術」レポート&音声セミナー 」と同等内容を私の方で開催してほしいとのご要望もいだだきましたが、やはり「餅は餅屋」です。cpainvestorさんとは何からの形でのコラボレーションを考えています。

音声CDにつきましては、準備が出来次第、ご案内をいたします。まだ10/20大阪セミナーも残っていますので、講義内容には、さらに磨きをかけたいです。


■情報とノウハウ(2007年10月3日)

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投資において、情報とノウハウはまったくの別物であると思っています。

■情報・・・賞味期限のある、その場限りのもの
■ノウハウ・・・一生使えるもの

「魚を与えるか、魚の取り方を教えるか」という有名なたとえがありますが、情報が「魚」でノウハウが「魚の取り方」に当たります。

私がセミナーや会員制レポートでお伝えしているのは「魚の取り方」です。もし「耳寄り情報」を期待されてうるのであれば、がっかりされると思います。第一「耳寄り情報」なんて持ち合わせていませんし、私が用いるのは専ら企業の開示資料だからです(それについて取り上げるのが今回の「公開情報の読み方セミナー」です)。

帝国ホテルについても、最近はJ-REITの開示資料が充実してきたので「こんな分析ができますよ」というところをお見せしたかったのです。

さて、10月6日(土)の東京セミナー資料が完成しました。セミナーでは
■限られた時間の中で
■私の投資手法のうち、ノウハウとしてお伝えできるものをパッケージ化して
■参加料以上の(少なくとも2倍の)価値をお届けする
ことを目標にしています。

今回は、投資家マインドが冷え込んでいる時期でもあり、参加される方も少ないと見込んでいたのですが、おかげさまで東京セミナーは満席となりました。当日は、精一杯お話したいです。


■楽しいところはお金を使う場所(2007年10月1日)

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「楽しいところはお金を使う場所」であることを再認識しておいた方がいいと思います。たとえば、一流レストランでの食事は楽しいものですが、お金はたくさん必要です。

逆に「楽しくないところはお金を稼ぐ場所」です。月曜日は憂鬱な方も多いかもしれませんが、職場が典型例でしょう。やりがいはあっても、仕事には苦労がつきものです。好きなことを仕事にしている私だって、半日机に向かっていても、ほとんど筆がすすまない日には「どうしよう」と考え込んでしまいますから。

話を株式市場に向けますと、2005年は「楽しいところ」でした。だから「お金を使う場所」だったのです。大損してしまった方も、一瞬は「楽しい思い」をしたはずです。

一転して、今のマーケットはどうでしょうか。まだ頑張っている方も苦労の連続です。「もう、いい加減にしてくれ」そう叫びたい方も少なくないでしょう。でも「楽しくないところはお金を稼ぐ場所」でした。

株式市場の面白いところは「お金を使う場所」と「お金を稼ぐ場所」を周期的に繰り返すことです。そして、行動を見る限り、ほとんどの投資は株式市場でお金を使うことを好みます。頭では「稼ぎたい」と思っていても、実際に「お金を使う」行動を取ってしまうのはパラドックスともいえますね。



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